stay forever ...






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家から駅へ向かう途中に
ちょっとしたいちょう並木があります

驚くべきは
まだ7月というのに
ぎんなんがみっしり枝に実り
その一部がすでに落下して
車などにひかれてつぶれているのを
見つけたこと

今年は桜の季節から
なにか大きくずれてしまっていることを
感じざるを得ませんでした

数年前からその兆しを感じてはいましたが
ここに至って(豪雨や酷暑など)、
ある一線を越えてしまったことを
まるで覚悟のように
想うようになりました



産業革命以降、
人間の営みは経済システムの構築と
そこから得られる富の享受
という枠組みの中で発展してきました

そのしくみが
気候変動を招くことになったというのは
これまでも
多くの人が指摘していることですね

文化人類学者・辻信一さんが
DVDブックという形で著してくださった
「スラックとプラチャーの
    音もなく慈愛は世界にみちて」

この中で、
タイの環境・平和活動家のスラック・シワラック氏と
プラチャー・フタヌワット氏はこう指摘しています。
現在の経済は
人々の欲望をあおり貪欲にさせるしくみと化し
地球温暖化の要因をいくつも作りながら、
スピリチュアリティ(自然を敬い慈しむ心)を
喪失した社会には
それを認識する力すら欠如してしまうと

その指摘は
私にとってあまりに明快でした

また
北スコットランドでフィンドホーンを設立した
ドロシー・マクレーンさんは
「大地の天使たち」のなかにこう記しています


大森林が栄え育たなければならない

もし、地球上に住み続けたいと願うのならば

人類はこの言葉を肝に銘じなければなりません

人間は木を必要としているということが

水を必要としていることと同じように

あなた方の常識の一部とならなくてはなりません

私たちは地球を覆う皮膚の一部なのです

皮膚は外側を覆って保護するだけでなく

生命力を透過させます

この地球の生命にとって

樹木ほど大切なものはありません

   ― レイランド糸杉のディーバ


桜もしかり
いちょうもしかり

気候のサイクルがこれまでと変わってしまえば
その変化に合せてふさわしく
花をつけ、実をみのらせます
そこに不安の色も不満の色もありません

まったく自然から学ぶことばかりです

個人の無力さ?
それもまた、私の観念に過ぎないのです

わたしはまったく個人的に
取り組むべきことがあるはずと
そう思うようになりました



by raisinsand | 2018-07-25 08:35 | Comments(0)