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it's so soothing to me

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いつもより早くに目覚めました。
そしていつもよりお腹が空いていて、
冷蔵庫の中にかろうじて居残ってくれていたものを集め、朝食に。

それから、もうすっかりここの住人に戻ったとでも言うように、土曜のルーティーン。
洗濯や掃除をしながらウィークエンド・サンシャインを聴き、いつもより丹念にストレッチ。

なにも、どこからも指示がないまま、身体は自然と動きます。

仕事についてもそうしていくしかないと思い、
無理矢理自分を差し向けることは考えず、
ひとつひとつ芽が出てきたものを摘みとっていくつもりで一週間やってきました。
月曜日、私の頭の中はまっさらな更地(さらち)のようだったけれど、
それから毎朝更地にも太陽は昇り、大丈夫だよ~というあたたかな陽が降り注がれました。
太陽というのは比喩で、心細くしている私をあたたかく見守ってくれる人がいたということです。
お陰様というのは太陽のこと、と何処かで聞いたことがあるような無いような。

太陽にあたためられて、更地の下で眠っていた種たちがぽつりぽつりと芽を出しはじめました。

思えば、私にとって太陽はひとつではありません。
あの太陽、この太陽。そしてほんものの太陽。数えだすとたくさんあります。
太陽とは生命の源。ならば人生の源とも言えるかもしれません。
何かにつけてやってみないとわからない質で、失敗も多いのだけれど、
かならずどこかで太陽が昇り、あたたかな陽を届けてくれる、、、から人生も続くのですね。

さぁ、か弱き芽たち、これからも陽を浴び風に吹かれ雨に打たれることでしょう。
私は、必要なときに水を遣るか、不要なことをして枯らさないようにするだけです。
そうやって自然に添わせることが、弱い人間にとっていかに難しいことか。
学びながらの試行錯誤は続きます。
収穫の喜びを分かち合えるときはやってくるでしょうか。



ここにふたたび越してきてから、いつも糀水というものを常備しています。
生糀にミネラルウォーターを合せて数時間置くだけ、というものですが、
それを毎朝サーモスの水筒に詰めて、一日を通して少しずつ飲むようにしています。
飲むようになったからといって目立つ変化はありませんが、
糀水で喉を潤したときに感じるおだやかな清涼感がとても気に入りました。
糀の微生物がいい働きをしてくれているのでしょう。
糀水を教えてくれたのは母です。
明日は母の日。日頃の感謝の気持ちを、葉書で伝えることにしました。
上村松園の美人画のポストカードはきっと母好み。昨夜ポストに投函しました。



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by raisinsand | 2018-05-12 13:27