31. Jan. '17

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心静かに、ひと針ひと針。
指先に感じる、ふくふくと柔らかな布が、
ぬくもりと癒やしの源でした。

昨年末から、合間に少しずつちくちくと。
ようやく昨日、
パッチワークのキッチンミトンが仕上がりました。

1月生まれの、カフェを営む友人に。

気に入っていただけるかしら...
友人の手元で、働き者でいてくれるといいな。

立春も間近です。
その友人は、以前、
誕生日に雛人形をプレゼントしてくれました。
張り子のうさぎのお雛様とお内裏様。
とても気に入っています。
もうそろそろ、飾ってもよい季節でしたね。

(旧 睦月四日戊午)
# by raisinsand | 2017-01-31 07:56 | Comments(0)

27. Jan. '17

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昨年の春、
勤め先を退職したときいただいた
てんこ盛りの花束。その中に、
このグリーンが混じっていました。

花瓶が足りず、そのグリーンを
琉球硝子のコップに差していたら、
そのまま根が生えて、
以来、わが家の一員になりました。

当初、ひとつのコップに差していたのが、
成長して手狭になり、
2つのコップに分けたのは、
花束をいただき半年が過ぎた頃。
さらに時は経過し、
一巡りの春がやってくることを、
最近意識し始めています。

春。
まだ気が早いかも知れませんが
やはり桜を連想します。
独特な精気を放ちながら咲き始め、
数日咲き誇り、
その後、美事に潔く散りゆく花。

ここ数年、
あと何回、桜と出逢えるのだろう、
と考えるようになりました。
桜の季節と自分の命を、
自然と対比するようになった、
とでも言いましょうか笑。

終わりを意識して初めて、
生かされる。
そういうことがある...

これまでの自分の浅はかさを
振り返りながら、
それもこれも、肥やしにして、
命ある限り、その歳にふさわしい
花を咲かせられるようでありたい。

そんな想いを、桜の季節に向け
あらたにしています。

日々の、
ほんの些細なことの積み重ね、
ですよね。

明日の新月を前に。

どうぞよろしくお願いします。

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(旧 師走三十日甲寅)
# by raisinsand | 2017-01-27 08:29 | Comments(3)

26. Jan. '17

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夜明けの静けさ。
刻々と空の色が変化していくさま。
そして新月へ、欠けてゆく月の影。

悠久の美しさも、
見る者あってこそ
完成されるものだよね...
尊大なひとりごとを
胸の内に吐きだしながら、
今朝も、
地上に顔を出したばかりの太陽に、
手を合せました。


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今朝も、愛用の酒粕でドレッシングを。
酒粕の美味しさに、つい酒粕の割合が
エスカレートしていきます。

ペースト状の酒粕を
柑橘の果汁で、さらにゆるく溶きます。
最近はシークヮーサーの果汁を
使っていますが、
柚子でもかぼすでも美味。

そこに塩糀、オリーブオイル、
挽いた胡椒を合せて、
酒粕ドレッシングとしています。

今朝は、金柑と林檎、ルッコラのサラダです。

添えたのは、
近所のパン屋さんの胡麻のチャバッタ。
こちらも、とても美味しいことに
最近気が付きました。
軽くトーストし、発酵バターをのせて。

今日も、
おだやかな、よき一日になりますように。

(旧 師走二十九日癸丑)
# by raisinsand | 2017-01-26 07:49 | Comments(0)

24. Jan. '17

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パンをトーストする代わりに、
餅を焼く冬の朝。

冷めてしまうと悲しいので、
他のことはともかく、
熱いうちに。

蓬餅が好きで、
焼いたら何もつけず、
そのままいただいてしまいます。
その後ゆっくり、
お茶とおかず...笑

白菜・林檎・金柑の酒粕ドレッシング、
明日葉の胡麻和え、
牛蒡のナッツ和え、
焙じ茶。


明け方の空には、
三日月が綺麗に浮かんでいました。
裸眼だと、
3つどころか、
6つにも9つにも月影が重なって、
キラキラ、キラキラ。

今朝は、乱視のトリックを
しばし楽しむ余裕がありました。

空を茜に染めながら、
やがて太陽は顔を出し、
部屋に、さっ と陽が差し込んでくる...

その瞬間の、気配めいたものを
今朝も感じ、
なんとも、いとおしいような気持ちに
包まれました。

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(旧 師走二十七日辛亥)
# by raisinsand | 2017-01-24 09:19 | Comments(0)

23. Jan. '17

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前夜の夢や考え事が尾をひく朝も、
日が昇り、
澄んで乾いた空が輝き始めると、
徐々に落ち着きを取り戻します。

手早く熱いお茶を淹れ、
読みかけの本を手にすると、
その効用は決定的で、
すっ と鎮まるのを感じました。

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『そういえば私の巡礼は、
大方道草で成り立っていることに気がつくが、
人生も、
とつけ加えていいかもしれない。

何と長い間廻り道ばかりして来たことか。

同じことをくり返したか。

輪廻とは死後に起ることではなく、
目前の世界が、
既にそういう風に私の目には映る。

そして、
もしそれが生まれつきの性分なら、
ひたすら耐えるより仕方がないと
あきらめるより他はない。』

  ―白洲正子"十一面観音巡礼"


(旧 師走二十六日庚戌)
# by raisinsand | 2017-01-23 21:07 | Comments(0)

21. Jan. '17

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早朝のラジオを聴いていたら、
「ウィ・アー・ザ・ワールド」が
流れてきました。

深い思い入れがあった曲、
というわけではありませんでしたが、
久しぶりに聴いて、
なぜか訳もなく、泣けてきました。

マイケル・ジャクソンとライオネル・リッチーが
作詞作曲し、
クインシー・ジョーンズがプロデュース。
アフリカの飢餓と貧困層解消のための
チャリティーとして、
USの名だたるミュージシャンが集った
この楽曲の録音シーンはとても有名で...

ラジオのパーソナリティーは、
この曲のことを紹介しながら、
一度聴くと、もう一度聴きたくなる、と、
ふたたび同じ曲を選曲し、
今朝の番組のエンディングとして、
「ウィ・アー・ザ・ワールド」を。

今朝の「ウィ・アー・ザ・ワールド」は、
格別でした。

大きく揺れ動く時代にありながら、
ふと目を向ければ、
心を向ければ、
どこにでも愛はあふれている...

そんなメッセージが、
どこからともなく、きこえてきました。

(旧 師走二十四日戊申)
# by raisinsand | 2017-01-21 08:38 | Comments(0)

20. Jan. '17

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光のいちばん少ない冬至から、
約一か月遅れで大寒が来る...

ひとつの現象が、ある現象を導き出すのに、
かならず、相応のタイムラグというものが
あるのですね。

大寒の次には
立春...

そして花の季節も訪れる...

移ろいを常に感じ、
その流れに寄り添おうとする心のことを、
「情緒」と言ってもいいのかな。
ふと思いました。

望んでいるのは、
自分が描いた夢を叶える、
ということではなく、
今生で持てる力をいかして、
人や地球に喜んでもらうこと。

本当にそう願うなら、
ここから一歩、踏み出さないことには
何も始まらない...

なかなか決心がつかないことを、
母に話したら、
「これまでのことは、
よい思い出になるまでのこと。
そうじゃない?」
と言われました。

そうだな、と思いました。

まるで、新たな一歩が、
過去のすべてとの決別を意味するかのように、
思いこんでいた自分...
に気が付き、
すこし気が楽になりました。

未来と仲良くするには、
まず過去と仲良くすることですね...笑

(旧 師走二十三日丁未 大寒)
# by raisinsand | 2017-01-20 11:12 | Comments(0)

12. Jan. '17

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乾物になっているものに、
「旬」など、ないのかもしれませんが、
冬のお豆さんは
ひときわ滋味深いものですね。

国産黒大豆をテンペにし、
ビターチョコで
ひと粒ひと粒包んだ、
というチョコレートが家にあります。
実家からの宅急便の荷物に
入っていたもので、
最初おそるおそる口にしたものの、
これが意外に
気に入ってしまいました。

おいしかったと母に伝えると、
また宅急便の荷物に入っていました笑

とはいえ、70g入りのひと箱を、
数ヶ月かけて楽しんでいます。
甘いものって、じっくり味わえば、
ほんの少しで充分...
ひと箱がなかなか空きません笑。

じっくり味わえば、
素材そのものに甘みがあることに
気づきます。
お砂糖がなくとも、
ほんのひとつまみの塩が、
甘みを引き出してくれるということも
あります。

冬の愉しみ、ほっこり小豆煮も、
お塩少々だけで仕上げます。
アレンジで、
黒砂糖やメープルシロップの
甘いあんこにしたり、
デーツを加えて甘くしたりも
ありますが、
塩煮の素朴さに惹かれています。

思いつきで、
塩煮に自家製ラズベリージャムを添え、
玄米よもぎ餅とともに、
おいしくいただいてしまいました。
いちご大福もあるのだから、
こういうのもありですよね?笑

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(旧 師走十五日己亥 満月)
# by raisinsand | 2017-01-12 22:25 | Comments(0)

10. Jan. '17

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白洲正子ときもの。
松屋銀座で開催されている
展覧会に行きました。

わたしにとって、
白洲正子さんと言えば『かくれ里』。

何度読んでも、
読めば読むほど深く、
白洲正子さんの
射貫くような審美眼と、
いにしえよりこの地に
連綿と受け継がれてきた
尊きものへの深い愛情を
随所に感じ、
ただ心打たれてしまいます。

松屋銀座での展覧会は、
白洲正子さんときものが、
どのように深く結びついていたのか、
また、
どれほど高度な美意識で、
白洲正子さんは装っていらしたのか、
教えてくれるものでした。
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展覧会併設のショップの書籍コーナーで、
一冊、思わず手にとってしまった本が
ありました。

タイトルは『十一面観音巡礼』。
頁を開いてみると、
やはりその表紙の写真は、
聖林寺の十一面観音像ということが
わかりました。

この観音様を拝観し、
美しさ、力強さ、神々しさに
心打たれたのは、
昨秋の奈良の旅でのこと。
まだ記憶に新しく、
これは読んでみるしかない、
と思ったのでした。

そして、
写真が美しいハードカバーの
"愛蔵版"は、
もしまたご縁があればと思い直し、
廉価な文庫本を買い求め、
会場を後にしたのでした。
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(旧 師走十三日丁酉)
# by raisinsand | 2017-01-10 09:28 | Comments(0)

8. Jan. '17

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はやいかおそいかなんて、

おかまいなし。

果てしない道をどこまでも。

明るい方へ

明るい方へ

......亀さんの言



亀さん。愛媛は宇和の藁細工です。

古代米の稲藁を丁寧に綯って、、、
と雑誌に紹介されているのを見て、
すてき...と感激。

それから時経たず、
ふと立ち寄った雑貨店で出合いました。

年新た、あらたな心の相棒とともに
まいります...笑


(旧 師走十一日乙未)
# by raisinsand | 2017-01-08 10:52 | Comments(0)