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31. Oct. '16

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やがては土に還るものたちが、

静かに、

美しく、

響き合っていました。


とあるおさんぽの途中。


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(旧 神無月朔日丙戌)
by raisinsand | 2016-10-31 08:17 | Comments(0)

30. Oct. '16

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あ。

今年は長い雨に晒されて...

でも、散り敷かれた一枚一枚、

それぞれの表情。

どこか愁いを帯びたような...

綺麗、と思いました。

青々と茂り、

キラキラの陽射しを浴びながら、

風にゆられていた葉っぱたちは、

みな、おなじ顔に

見えていた筈なのですが。

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(旧 長月三十日乙酉)
by raisinsand | 2016-10-30 20:27 | Comments(0)

28. Oct. '16

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自分のぬくもりや、

自分の考えをまとめて、

心の奥深くにほりさげた あな に、

たくわえるのです。

その安心な あな に、

たいせつなものや、

とうといものや、

自分自身までを、

そっとしまっておくのです。

(ムーミン谷の十一月 ヤンソン)



もう何年も前、

たまたま"獅子座の君へ"という

星占いの本をちらりと読むことがあり、

その中に引用されていたフレーズ。

しんみり沁みいるような言葉で、

持ち歩いているノートに、

書き取りました。

以来、そんなフレーズを含む

文章全体も読みたいな、

と思いつつ、

ずいぶん後回しにしてきました。

読むなら今がベストシーズンよ、

とアドバイスしてくれる方もいて、

ようやく。

読書で北欧を旅するときは、

手元にあたたかな珈琲があると、

うれしいです。



やがて、きびしい寒さや、

たけりくるう嵐や、長い暗闇が、

思いっきりおそってくるでしょう。

嵐は、あちこちの壁を手さぐりして、

はいりこむ入り口を見つけようと、

必死になるでしょう。

でも、どこもみんなふさがっていて、

中では、とっくに、

こんなときを見越していた人が、

ぽかぽかあたたかにして、

ひとり、ゆったりと、

くすくすわらっているのです。


(旧 長月二十八日癸未)
by raisinsand | 2016-10-28 10:15 | Comments(0)

25. Oct. '16

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サラミのように見えるのは、

スライスしたフィグログです。

無花果、プルーン、レーズン、胡桃に、

シナモンとアニスで香りづけ...

というのを、

ルッコラと林檎と木の実のサラダに

添えました。

11月を飛び越して、

サラダはクリスマス味にひとっ飛び。

おどろいてしまいました。

心地よく香るシナモンとアニス...

フィグログ、美味しいものですね。

ワインのお友に素晴らしいそうですが、

紅茶のお友としても、すてきでした。


秋、だいぶ深まりを感じるようになりました。

(旧 長月二十五日庚辰)
by raisinsand | 2016-10-25 21:32 | Comments(0)

21. Oct. '16

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それぞれ、思い思いの秋、

というものがあると思います。

私にとって、

それは、林檎かもしれません。

昔から果物を特に好まなかった母も、

林檎だけは特別で、

幼い頃から最も親しんできた...

という影響もあるかもしれません。

そんな身近な林檎は、

たぶんフジという品種だったと思いますが、

自分で林檎を選ぶ(笑)ようになって、

特別に好きな品種があります。

紅玉です。

小粒で、しっかりと酸味があり、

皮の赤い色も、深くて懐かしいような、

いい色...

アップルパイや焼き林檎は、

紅玉でつくるに限ると思います。

サラダにしても、

そのまま囓っても、

何にしても、これが林檎、

と思うのが、紅玉です。

それが、聞いた話ですが、

最近は、紅玉離れが進んでいるそうです。

育てるのに手がかかり、

収量も少なめ。

生産者の高齢化にも拍車がかかっており、

紅玉の木を切ってしまうしかない、

という事態にもなっているとのこと。

そんな!!

と思ってしまいました。

紅玉を愛するからと言って、

では私が生産現場の後継ぎに名乗りを上げる、

というのは難しすぎることなので、

せめて、紅玉が出回っている間は、

一途に紅玉をいただいていきたいな、

と思っているところ...です笑。

どうぞどうぞ、紅玉、

これからもよろしくお願いします。

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(旧 長月二十一日丙子)
by raisinsand | 2016-10-21 07:59 | Comments(0)

20. Oct. '16

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スパイスの魔法にかかりやすい体質、

ってあるのでしょうか。

複雑で刺激的な香りや味わいに出合うと、

ある部分が目覚めたり、

活気づけられたりするような気がします。

そんな刺激を求めるかのようにして、

ふと行きたくなってしまう

カレーのお店があります。

そのお店、この10月に8周年を迎え、

一週間の「まかないカリーフェア」を開催するというので、

これはぜひとも、と行ってまいりました。

いただいた「まかないカリー」は、

おまかせ4種のカレー盛り合わせ...

チキンカリー、

スリランカ風マトンカリー、

和風キーマカリー、

そして冬瓜とトマトのチキンカリーでした。

同じお皿にアチャールも添えられて。

チキンカリーのひと口に、

ふ、ふかい...

と(心の中で)唸ってしまいました。

和風キーマカリー以外は、

私にとって初めてのカリー。

ひと皿で、夢見心地な旅気分でした。

おなじみのお漬け物や、

食後のくるみのお菓子、

オリジナルの器...etc.

好きになってしまう理由が、

たくさん見つかってしまうお店です。

8周年、ありがとうございます!

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(旧 長月二十日乙亥)
by raisinsand | 2016-10-20 17:43 | Comments(0)

19. Oct. '16

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かぞえてみると8年ほど前、

だったと思います。

ある方の畑におじゃまして、

野菜を育てること、について、

いろいろお話しを伺いました。

その方がおっしゃたひと言、

「野菜、というのは、

土のお化けなのですよ...」

に、はっとさせられたことを

今でも鮮明に覚えています。


種子が芽を出し、陽の光と雨と風を浴び、

根から土の養分を吸収し、

野菜が形作られていきます。

土の中に暮らす微生物の働きも、

大きく影響します。

時間をかけて、

土は、野菜の姿へと変身した...

野菜が土のお化けなら、

私たちもまた、土のお化け。

食物連鎖がそれを物語っています。



約8年前に巡り合った「お化け論」は、

今になって思えば、

私の人生観を変えるほどのものでした。

生きとし生けるものの健やかさは、

土壌の健やかさにかかっている...


農薬と化学肥料による土壌汚染、

抗生物質による水質汚染、

あらゆるごみの廃棄、

放射性廃棄物、

戦争...

あらゆる困難は、

この時代、"be normal"、

すなわち、正常であることの

難しさの現れのように思えます。

私自身、思い込みや

考え方のボタンの掛け違いもあって、

たくさん失敗し、痛みを感じながら、

be normal の大切さを

学んでいるひとり、です。

わたしひとり分、be normalであること。

まずはそこからだなぁと、思っています。


さて。

朝じかん好きな食いしんぼうの、

元気の源は、朝ごはんです。

小豆と雑穀入り玄米(黒擂り胡麻たっぷり)、

板麩と若布の味噌汁(昆布出汁・白味噌)、

目玉焼き、

大根葉炒め、

牛蒡と人参と蓮根のきんぴら、

出し殻昆布と椎茸の佃煮、

山北みかん。

ごちそうさまでした。

今日もここから出発です。

(旧 長月十九日甲戌)
by raisinsand | 2016-10-19 07:54 | Comments(0)

14. Oct. '16

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最近、ある方の言葉を聞いて、

とてもいいな、と思うことがありました。

その方がおっしゃるには、

噛みます、は、

神増す、なのですよ...と。

それを聞き、

よく噛んでいただくことに、

功徳がある、というふうに受取りました。

よく噛み、じっくり味わうことにより、

より深い喜びが湧いて、

感謝も深まります。

それは、心身を健やかにしてくれるものだと思うし、

私たち、というのは、

それぞれが、

地球、という大きな生命体の一部なのだから、

"神増す"喜びが、

あまりに微細な欠片であっても、

その集積が、

健やかな地球に繋がっていく。

そう思ったのでした。


今朝のごはんは、

洋梨と、皮ごと南瓜の豆乳ポタージュ、

栗のデニッシュ。
(天然酵母の全粒クロワッサン生地に
大粒の栗の渋皮煮がくるまれている!)

お裾分けを大切にいただいている

ジュンチャバリ茶園のお茶も、

熱く、濃いめにして。


ごちそうさまでした♪


(旧 長月十四日己巳)
by raisinsand | 2016-10-14 07:50 | Comments(0)

12. Oct. '16

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お裾分けのむかごで、

むかごご飯を炊きました。

久しぶりに手にしたむかご。

不揃いな小石かと思われるような、

さまざまな形、

すべすべした皮、

小粒ながらも重みを感じつつ...

むかごご飯。

黄色みがあると綺麗かな、と思い、

新米にもちきびを混ぜました。

炊きあがりをおしゃもじですくって

いただいてみると...

語彙が少ないせいか、

他に言葉が思い浮かばないのですが、

こんなにも高貴な野性味だったのか、

と、驚いてしまう美味しさでした。

むかごひと粒に秘められた

生命エネルギーと、

その香り。

お結びのワンプレートにして、

おろ抜き大根の塩糀炒め、

根菜の煮物、

塩茹で落花生とともに。

ごちそうさまでした。

(旧 長月十二日丁卯)
by raisinsand | 2016-10-12 08:21 | Comments(0)

10. Oct. '16

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このところ、

雨が多かったせいか、

散歩をしながら、

たくさんの沢蟹を見かけました。
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昨夜、

栗の渋皮煮に、

米粉の衣を纏わせて、

てんぷらにしてみました。

あつあつほっくりに、

ふわりとブランデーの香り。

天にも昇る心地、、、


実験のつもりで、

大幅にお砂糖を減らして、

栗の渋皮煮をつくりました。

お砂糖が少なかったせいか、

煮ても渋皮の存在感が、

どうしても気になってしまいます。

なにかにアレンジしないとなぁ、

どうしましょう...

と、長らく思案が続きましたが、

栗の渋皮煮のてんぷら。

なかなかそれは、絶妙でした。


(旧 長月十日乙丑)
by raisinsand | 2016-10-10 10:40 | Comments(0)