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new moon, soon...

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「旅の本質は、

徒然と、出合い」

ラジオから聴こえてきたその言葉に、

人生...と、即座に思いました笑。

先日、norioはんこ店さんにお願いして、

私の心にある風景を

はんこにしていただきました。

イメージを伝えて、

参考にして頂けるかと思い持参した本を渡して、

あとはお話ししながら40分あまり。

norioさんが彫りたて(!)のはんこにインクを付け、

紙に押してくれた瞬間の驚きと感動。。。

norioさんに出合えたのも、

パンを愛する(漢字の・笑)恵さんに、

エムサイズ(パン屋)さんに連れて行っていただいたことから

繋がりました。

これも徒然と出合い、でしょうか?

ありがとうございます。

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今年の秋はちょっぴり特別です。

新月(旧暦の朔日)が、

カレンダーの9月1日と一致し、

10月1日とも一致...

十三夜のお月見は10月13日。

先月のお月見の夜もそうでしたが、

これなら忘れずにすみそうですね笑。

十三夜。栗名月とも言われる...

栗...

今年の栗はほんとうに美味しいです...

ゆで栗が、私の定番の頂き方ですが、

包丁研ぎ名人の友人が研いでくれたペティーナイフで、

ひとつぶひとつぶ剥いて頂きます。

ひとつぶひとつぶにご馳走様、です。


明後日の新月は、

9月と10月の、ちょっぴり特別なふた月の真ん中でもありますね☆


(旧 葉月二十九日甲寅)
by raisinsand | 2016-09-29 15:38 | Comments(0)

28. Sep. '16

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夕方近く、ひと休みに立ち寄ったお店で、

アイス ショコラ・オ・レを注文することにしました。

冷たい飲み物を注文するのはめずらしいことですが、

"期間限定メニュー、今日まで " に、つい。

テーブルに運ばれてきた、その淹れたての飲み物は、

冷た過ぎず、とても美味しかったので、

コク コク...と飲み干してしまいました。


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その夜、しばらく溜めていた手紙や書類やパンフレットなど、

いろいろ整理していたら、

友人が何年も前に送ってくれた、一通の封筒に行き当たりました。

封筒の中には、

ある本の、ラフなコピーが数枚。

いそいそと整理のために働いていた手が止りました。



零下十八度。半端ではない寒さで、

しかも雪が降っていた。

それは、いまはもう私のものではなくなった言葉で、

"カニック"と呼ばれる雪だった。

ほとんど重さのない大きな結晶が密集して落ちてきて、

たちまち細かい霜の白い層となって地面を覆ってしまう。




一瞬にして、その言葉の側の世界に連れ出されました。




十二月の薄闇は墓石から立ち昇り、

頭上の空のように限りなく広がっていく。

その薄闇のなかでは、

人の顔はただ青白く輝く球面にしか見えなかったが、

それでも牧師と聖堂番が私の黒い網ストッキングと、

ユリアーネの鼻を鳴らす音に眉をひそめているのは感じとれた。

ユリアーネが今朝、嫌酒薬ジスルフィラムを飲み、

しらふでこの悲しみに立ち向かったことで

事をますます悪化させていた。

牧師たちは、私たち二人が今日の天候と悲劇的な出来事の両方に

敬意を払っていない証拠とみなしている。

ところが実は、ストッキングも嫌酒薬もそれなりのやり方で、

寒気とイザイアの双方に敬意を払う手立てだったのだ。


牧師と聖堂番、それにユリアーネを取り巻く女たちは

全員グリーンランド人で、声をそろえて、

<御身、わが主よ>を歌っているうちに、

ユリアーネはがっくりと膝をつき、すすり泣きを始めた。

泣き声がしだいに高まるなか、

牧師はグリーンランド語で、モラヴィア教会お気に入りの

聖パウロの"汝自身を知れ"のくだりから始め、

つづいて、あなたがたがほんのわずか想像の翼を広げれば、

すぐにもグリーンランドのウパーナヴィクか

ホルスタインスボーかカーナークにいる気分になれると語った。


だが、薄闇のなか、目の前に船首を思わせる

ヴェスター刑務所の壁がそびえたつここは、

まぎれもなくコペンハーゲンだった。

・・・・・・



もはや記憶もさだかではありませんが、

この封筒を受取った当時は、

唐突な...という受け取り方しかできなくて、

読もうとしても、うまく馴染めなかったのだろうな、

と思います。

年月の経過のなかで、

その封筒の中身は、書類の間に挟まれながら、

熟成に熟成を重ねていったのでしょう。

いよいよ飲み頃を迎えた古酒が、

心と体に沁みわたっていく...

という喩え方がいいのか分かりませんが、

友人が送ってくれたコピーの活字は、

何の抵抗もなく私の中に入ってきました。

友人は、

そんなことをすべて、分かっていたのだろうと思います。

その活字に、その秘めた力を託して、

私に送ってくれたのでしょう。


「旬」、「熟成」、というのは、

何も、たべものに限ったことではなく、

この世界のすべてに、

そのようなタイミングがあるのですよね?

あの数枚のコピーと一緒に、

私も熟成されたのかな?


友人へ。

ほんとうのお礼が遅くなりました。

ありがとうございました。


(旧 葉月二十八日癸丑)
by raisinsand | 2016-09-28 18:30 | Comments(0)

27. Sep. '16

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青パパイヤを、はじめてお料理してみました。

静岡育ちのパパイヤです。

温暖化が、このようなところにも...

青パパイヤは、皮をむき、種を除いて千切りにし、

水にさらしてアクを抜いてから調理すると教わりました。

そのようにしてから白梅酢でマリネし、

蓮の実(生)を加え、

白胡麻・菜種油・醤油少々で和え物にしてみました。

この青パパイヤと蓮の実の和え物に、

栗ご飯、オクラともずくのお味噌汁、

生芋こんにゃくと根菜の煮物、

という取り合わせで、

晩夏と初秋が入り交じった献立に。

季節は移ろい、気候変動が起きていても、

自然は与え続けてくれます...

実りに感謝、ごちそうさまでした。

(旧 葉月二十七日壬子)
by raisinsand | 2016-09-27 09:05 | Comments(0)

26. Sep. '16

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昨日でお彼岸も明けました。

月日の早いこと...

今月初め、長野・鹿教湯に一泊、

父母と出かけてきました。

みなで好きな温泉宿がある場所です。

今回、行きは諏訪の神長官守矢資料館に立ち寄り、

帰りは小淵沢をまわって、身曾岐神社へ。

とても日本的で、

なおかつ独特な空気を、

それぞれの建築から感じた2日間でした。

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みそぎを身曾岐と書くのだなぁと、

その神社を訪ねて知りましたが、

禊ぎは、未だ自分の内側に山積した、

さまざまな囚われを手放していく...

という意味において、

今もっとも意識しているもののひとつです。

粗削りなことはせず、

ひとつひとつ心を精査しながらそぎ落とし、

ほんとうに大切なものに行きついていきたいと、

日々ささやかに出合いながら、

想いを深めています。

そんなわけで、今日も宜しくお願いします。

(旧 葉月二十六日辛亥)
by raisinsand | 2016-09-26 06:45 | Comments(0)

17. Sep. '16

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よくよく考えてみたら、

こんなに王道のバースデーケーキを

手づくりして頂いたのは、

生まれて初めて...。

素直に、

すごく、嬉しかったです。



約束、ということの大切さを、

教わりました。

およそ1ヶ月も前から、

スケジュールを調整して、この日と決め、

笑顔と素敵なケーキを携えて、

はるばる千葉から来てくださりました。

連休前のウィークデー明け、

身体もいちばんハードだったのでは、と思うのです。



流れに委ねることが大切、

と言いながら、

約束はできるだけしないほうが楽、

という方向に流されてはいない?

と、自身を点検したくなりました。

大いに要点検です!笑



黄金桃と洋梨で、

大人ケーキに仕立ててくださりましたね。

おいしいしあわせ。

ごちそうさまでした。

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(旧 葉月十七日壬寅)
by raisinsand | 2016-09-17 19:04 | Comments(2)

old moon fades into the new...

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ふと、先日の上弦の月影に、

うさぎさんの姿を見たことを

思い出しました。


いつの頃からか、

大地が雨を呼ぶ...

と想うようになりました。

雨は、天と地とのコミュニケーション。

太陽と地球と月と、

地上の生きとし生けるものとの間の、

約束事...


九月というと、

どうしても気になってしまう和菓子があります。

一年に一度きり。

そんな贅沢を、この栗粉餅で味わうのです。

お茶を点てるところを、

珈琲と共にいただいてみました。初の試み...

ごちそうさまでした。


お月さま、

次はいつ、姿を見せてくれますか?

(旧 葉月十五日庚子)
by raisinsand | 2016-09-15 09:03 | Comments(0)

almond butter

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先日知人に連れて行っていただいたお店で、

消費期限間近のためセール(30%off!)になっていた

瓶詰めアーモンドバターと目が合いました。

原材料は有機アーモンドと塩のみ、というアーモンドバター。

日本にいるとなかなか見つけられない貴重品です。

しかもお安くなってる...すかさずひと瓶、手に取りました。

期限も間近だからと、

日々惜しみなく使えるしあわせ...

今朝はイングリッシュマフィンのトーストです。

2枚それぞれアーモンドバターをしっかり塗って。

パンと胡瓜のシンプルな組み合わせは、

胡瓜のおいしさにかかっています。

そのために、

余分な負荷がかけられていない

健やかな土に育まれた胡瓜、

ということになるのです。

ジャムは、友人の"いちじくとブラムリーズシードリング"。

舌を噛んでしまいそうなお名前は、りんごの名前です。

果実の魅力がぎゅっと詰まったジャム。

お砂糖を使わず、こんなに濃厚に仕上がるのだなぁと、

その素敵さに感じ入ってしまうことしきり、です。

今朝も、ごちそうさまでした。

(旧 葉月十四日己亥)
by raisinsand | 2016-09-14 08:36 | Comments(2)

kombu broth

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昆布をたくさん分けていただきました。

漢字の恵さん、ありがとうございます!笑

今朝は、料亭並み(?)の

昆布の贅沢な使いよう。

そんな昆布出汁でご飯を炊き、

お吸い物にもしました。

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お吸い物のわかめはんぺんは、

高橋徳治商店のもの。

震災前から、

高橋徳治商店のおとうふ揚げのファンでした。

石巻で被災されながら、

迅速に復興されたことに今も感謝しながら、

このわかめはんぺんの美味しさも、

しみじみと味わいました。

お味噌汁好きの、

めずらしいお吸い物の献立。

でもやっぱり、お味噌が少々恋しくて、

胡瓜に豆味噌をちょこんとのせて。


静かな静かなブランチでした。

ごちそうさまでした。

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(旧 葉月十一日丙申)
by raisinsand | 2016-09-11 10:27 | Comments(0)

10. Sep. '16

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昨日は重陽の節句でしたね。

菊の花を浮かべたお酒...

と思いながら、「さ」の字もなく

過ぎゆきました笑。

今朝は、ブルーベリーと玄米甘「酒」のスムージーを。

無農薬育ちの完熟ブルーベリーを

先月末、分けていただくことがあり、

冷凍していました。

マルクラの玄米甘酒と、

凍ったままのブルーベリーを、

バーミックス。

身体じゅうに沁みわたります。

まさに、あめつちの恵みだな、と思います。

ブルーベリーと玄米甘酒のスムージーを

教えてくださった方は、

玄米甘酒も手作りされていました。

その美味しさに目覚めてしまったのですが、

今朝も、じゅうぶん目覚めました。

ごちそうさまでした。

(旧 葉月十日乙未)
by raisinsand | 2016-09-10 08:51 | Comments(3)

good morning

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ライ麦入りのオリーブ酵母パンをスライス。

一枚には有機アーモンドバターを塗り、

友人の素敵な新作ジャムと共に。

もう一枚は、八ヶ岳山麓育ちの健やかな

お野菜の味噌炒めをのせながら。

南瓜の豆乳ポタージュと、

月ヶ瀬健康茶園の夏摘み紅茶。

多治見の梨は最後のひとつ。

すべてが元気の源。

じっくり味わい頂きました。

ごちそうさまでした。

(旧 葉月八日癸巳)
by raisinsand | 2016-09-08 09:27 | Comments(0)