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29.July,'16

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夏本番を待ち、

ほんとうに暑い間だけ大切に使うことにしているものがあります。

秋田は阿仁に住む、親戚のおばさんが手作りして送ってくれた、

布草履です。

鼻緒の、桃色や藤色、檸檬色などの優しい配色も、

草履全体の配色も、

履き心地の包んでくれるような柔らかさも、

たまらなく好きになりました。

この布草履、季節が終わると大切に洗って仕舞う、

ということを繰り返し、もう何年かになるので、

時と共に生地の一部がかなり薄くなったり、

色も変化しています。

それも致し方ないのですが、

癒やしすら感じてしまう履き物となってしまった今、

ハードな使い方は避よう...

履くのはお風呂上がりに涼むひとときくらいに...

と、一日のほんのわずかな時間にふれ合えるだけでもよし、

と思うところまで来ました。

(旧 水無月二十六日壬子)
by raisinsand | 2016-07-29 22:00 | Comments(2)

28.July,'16

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梅雨、関東も明けたそうですね。

暑さが思いやられる...なんて言いそうですが、

最近涼を感じた食べもののこと、少し書いてみます。


いつも、農薬や化学肥料を使わない、

おいしいお野菜を分けてくださる農家の方の西瓜。

皮のキワまで、爽やかな味わいです。

実の赤い部分はキューブに切っていただいて、

白い部分を白梅酢に半日ほど漬けてみました。

これがまた、爽やかな浅漬けに。

きりっと冷えた白ワインやお酒に、

このような淡味を添えて涼を味わうのもいいかな、と思いました。


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とある喫茶店にて。

蒸し暑い思いをした後だったので、

友人とひと通りメニューを眺めて選んだのは、

ベアレン醸造所の山葡萄ラードラー。

こんな素敵なフルーツビールがあったのですか!

と、目を見張る美味しさでした。

めずらしく、帰ってすぐ、同じものが取り寄せられないかと調べてしまいましたが、

季節限定の山葡萄ラードラー、さすが、完売でした...

ラードラーに限らず、ベアレンのビール、

この辺りでも、また何処かで出会えるといいなぁ。


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橙灯のあんずパフェ。

あんずの甘露煮、あんずジャム、チョコグラノーラ、ビターキャラメルに、

ヴァニラアイス&ヨーグルト。

生クリームは使わないから、意外とさっぱりですよ、

とのお言葉通り。

最後のひと匙まで美味しくいただきました。

坂崎さんの煮るあんずの甘露煮・ジャムいずれも、

お砂糖の重さやまとわりつく感じはないし、

チョコグラノーラもビターキャラメルも、

しっかりしているけど、やはり重さは残らない...

パフェを食べた後、

ネルで淹れていただいた珈琲をしんみりと飲み干したら、

パフェ、おかわりお願いします!

なんて言ってしまえそう、と思いました。


・・・とはいえ、

涼が行き過ぎて冷やしてしまわぬよう、

今年も気をつけます。

(旧 水無月二十五日辛亥)
by raisinsand | 2016-07-28 20:13 | Comments(0)

27.July,'16

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今朝はアボカド小どんぶりです。

大根おろしと梅肉でさっぱりと仕上げ、

刻んだ青紫蘇をぐるりと飾って夏らしく。

えごまのキムチも添えて、時折の味の変化を。

今朝も、ラジオから流れるニュースに息が止りそうになりました。

次の番組、クラシック・カフェまで待たずにラジオを消し、

深呼吸してからテーブルに着きました。

いただきますをして、箸を動かしていると、

涼しい風に乗って、

蝉のミンミン・・・という声や、

うぐいすの、ホーホケキョ・・・ケキョケキョケキョ・・・

という澄んだ愛らしい声が、

織り重なるように聞こえてきました。

心が和み、蝉やうぐいすなどの身近な野生の生きものに、

とても感謝したくなりました。

この地球上がニンゲンだけになってしまったら、

どんなに大変なことか!と想像してしまいました笑。

生物の多様性、すごく大切なことですよね・・・


(旧 水無月二十四日庚戌)
by raisinsand | 2016-07-27 08:07 | Comments(0)

26.July, '16

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これからベーグル屋さんでハラゴシラエして、

目的地を目指しましょうと約束をしているので、

朝はお茶だけにしておこうかな、と思っていましたが、

やっぱり何かお腹に入れないと、

目が回ってしまいそう・・・。

ということで、

玄米ポンせんと焙じ茶、という懐かしのコンビで、

プレ・ハラゴシラエ。

白胡麻ペーストと玄米水飴を塗って、

慎重に半分に割り、サンドイッチみたいにしていただきました。

この組み合わせ、しみじみしてしまいます・・・好きだなぁと。

玄米ポンせんと焙じ茶は、

ついこの前の日曜日に買い求めたものです。

月に一度、富士宮方面で開かれるレストランがあるのですが、

そこの売店で。

横浜から富士宮、遠いと言えば遠いのだけれど、

月に一度だし、

とても独創的で美味しいごはんへの好奇心の方が

まさっているのかな。

今月は、夏野菜の握り寿司をいただいてまいりました。

農薬や化学肥料に頼らない、

自然のままの味がする夏野菜たちは、

それぞれ楽しい工夫が凝らされ、大変身していました。

愛を込めて遊びゴコロを発揮することが、

どんなに素敵なことか!


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(旧 水無月二十三日己酉)
by raisinsand | 2016-07-26 08:04 | Comments(0)

25.July,'16

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もう先月になると思うのですが、

両親が、東京ジャーミイやニコライ堂を巡る一日ツアーに参加したとかで、

先日実家に帰ると、父が東京ジャーミイで撮ってきたという写真を数枚、印刷していました。

その中の一枚をもらってきて、

わが部屋の、ささやかな聖なる(?)片隅に飾り、

日々眺めています。

憧れながらも、まだモスクは訪ねたことがないのですが、

寺院や大聖堂などの建築はとても好きで、

壮麗な装飾に彩られた建築の中に入って感じた空気や光など、

忘れがたい記憶がいくつかあり、

それを今も大切にしています。


敵vs味方、正義vs悪、、、

相対の束縛とは無縁の地に燦然と輝く

愛の光。

神聖な空間を満たしてきたのは、

そのような光ではなかったのか。


私たちひとりひとりの肉体が、神殿である。

ある人は語り、

それは寺院であると、別の人は著していました。


今の私には少々壮大すぎるけれど、

この身の実態を見つめ、

今を生きる地球人であることを何より大切に。

そんな想いが湧いてきました。

父の写真を眺めていたら。


(旧 水無月二十二日戊申)
by raisinsand | 2016-07-25 12:51 | Comments(0)

21.July,'16, rainy morning

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雨降りの朝はつい、眠りすぎてしまいます。

ベッドでうつらうつらしていたら、

下からカタコト・・・と、物音が聞こえてきました。

いつもだったら私が動き出してもしばらく、

下の階の方たちはまだ寝静まっているようで、

だいぶしてから物音が聞こえ始めるのですが。

今朝は涼しいので、熱い紅茶が美味しいです。

カレンズパンを極薄切りにしてバターを塗り、

簡単に朝食を済ませました。


先日、sens et sensにて、

ワークショップ「最高においしいパンの食べ方」に参加しました。

「最高に・・・」は、sensの菅井さんが出された本で、

ワークショップでは、その本のケーク・サレに始まり、

パンに塗って楽しむジャガイモのペースト、

ガナッシュ・クリーム数種を、デモンストレーションしていただきました。

デモンストレーションを始める前、

まず菅井さんから念を押されたのは、

レシピを"覚える"のではなく、

"理解"してくださいね、ということでした。

このレシピは教えられたから作れるけど、

あのレシピは教わらなかったから作れない、ではない、ということです。

つまりは、素材の性質と、素材間の関係性(相性)を理解すれば、

ケーク・サレのデモンストレーションで"理解"したことを、

キッシュにも応用できるし、

パスタソースにだって応用できる、ということ。

実際、菅井さんのデモンストレーションを拝見して、

これまでの思い込みと無知に、たくさん気づきました。

第一、それぞれのレシピは、何も難しいものではないのですね。

シンプルです。

最初に大切なことは、

この素材とこの素材をしっかり仲良くさせておくこと。

(たとえば、卵(水分)とグレープシードオイル(油分)を、

理にかなった無駄のない方法で乳化させる)

ひとたび仲良くなった素材は、

さらなる素材を自然に取り込むことが出来るので、

そうやって高品質な生地が出来上がる、ということです。

菅井さんの動作(所作、のほうが正確かしら)は、

どこまでも力が抜けていて丁寧で、

素材を喜ばせよう、という慈愛に満ちたものでした。

一線を越えた美味しさは、

一連の地道な素材との対話に軸を置いた、

丁寧な手仕事。

すっと腑に落ちていくものがありました。

デモンストレーション後の試食で、

さらに腑に落ちていったのは言うまでもありません。

あら熱がすっかりとれて、ほんのり温かい状態でのケーク・サレ。

ジャガイモのペースト、

ビターチョコ/ミルクチョコレート・ガナッシュクリーム、

ミルク/キャラメルミルク・クリームなど、

ペースト・クリーム類は、

菅井さんがあらかじめ焼いてくださっていたカンパーニュやバゲットに、

参加者各自、好きなように塗っていただきました。

ガナッシュクリーム、どれも大変に濃厚でコクがあるのに、

さっと舌の上で溶けゆく軽やかさ。

身体への重さの要素がない仕上がりです。

チョコレートLoverの母の誕生日が来月なので、

チョコレート・ガナッシュクリームはプレゼントのひとつにできるかな。

ワークショップは、とてもよい刺激に満ちていました。

パンをスライスする、という基本の動作ひとつとっても、

そこで意識が欠如しては、おいしくはならない。。。

日々、より目覚めていかなければなりませんね・笑。

(旧 水無月十八日甲辰)
by raisinsand | 2016-07-21 09:07 | Comments(0)

breathe through pain. as it moves through and out of me, it gives me a greater capacity to love

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とうもろこしごはんのおむすび、

コリンキーときのこの塩炒め、

トマトスクランブルエッグ、

胡瓜と若布の酢の物、

オクラ、青紫蘇。

夏の太陽の味をワンプレートに盛り合わせ。

夏には夏の、冬には冬の、太陽の風味、というものがありますね。

一年を通じて、ほぼ露地物の野菜しか買わないことにしているのも、

そんな理由から来ています。

『太陽はとても力強く、

そして慈悲深い。』

最近出会った言葉です。

そんな言葉を感じるワンプレート、

元気をいただきました。

(旧 水無月十七日癸卯 満月)
by raisinsand | 2016-07-20 08:39 | Comments(0)

faith is taking the first step, even when you don't see the whole staircase

春に初めて四国を旅し、

その帰りに、松山駅のキオスクで何気なく買った四国の水。

その時よほど喉が渇いていたのか、

その美味しさに開眼(?)してしまい、それから、

わがやの非常時用の水として常備しているのも、

こちらの水です。
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四国カルストの鍾乳石の湧き水で、非加熱の天然水。

2Lと500mLのペットボトルを、それぞれケースで常備していますが、

暑くなってきて俄に、

つい美味しいからと、そのお水をよく飲んでいます。

補充も忘れないようにしなければ。

水道水の方は、この家に越してくる時、

そのまま料理には使えないな・・・ということで、

性能・スペース・予算を考え、

Z社のレンタル浄水器を、生活クラブを通じて契約しました。

以来2年ごとに、Z社の方が来てくださり、

カートリッジ交換をしていただいています。

この夏は、その交換のタイミング。

夏というのは、何かにつけて、

水のありがたみを感じる季節でもあります。

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近所で耳にする蝉の声も、
いよいよ元気になってきました。
今宵のほぼ満ちたお月さま、
とても綺麗です。

(旧 水無月十六日壬寅)
by raisinsand | 2016-07-19 21:47 | Comments(0)

Are you sparkling specific, or a wondering generality?

お粉の方も、そろそろ封を開けているのは使い切りたいもの。

全粒粉ときなこも合せて、

ぎりぎりゆるくパンケーキ種を拵えました。

なたね油を薄くフライパンに馴染ませ、

薄く儚く焼き上げたパンケーキ。

ひとくち頬張り、これは朝のお腹にすごくやさしいパンケーキ・・・

と思わず頷いてしまいました。
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喩えるなら、

カンパーニュが玄米お結び、パン・ド・ミが白米だったら、

このパンケーキはお粥さん・・・笑。

やわらかく煮た小豆などを添えたいところでしたが、

急にそうもいきませんので、

昨年の桑の実ジャムを、たっぷりと添えました。

今朝のテーブルには、

ずっと大切にしているリネンのランチョンマットを。

一枚きりの、とてもしっかりしているリネンの布です。

これだけは、あの時からずっと、変わっていません。

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(旧 水無月十四日庚子)
by raisinsand | 2016-07-17 09:20 | Comments(0)

limits fall away as soon as I learn to thrive within them

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しばらく続けてきた"使い切ろう"キャンペーンも、

そろそろ終局です。

冷蔵&冷凍庫の中も、だいぶスッキリいたしました。

買い物する前に、

既に封を切り、次の出番を待っている食材のことを思い出すことにし、

それらを古くしてしまう前に、いただいてしまおう。

そんな日々でした。

今日はブランチに、

古代小麦のパスタと、夏野菜と、ひじきを合わせ、

軽やかなパスタのひと皿にしました。

出番を待たせていた食材も、ようやく日の目を見た思いでしょう笑。

瓶を幾つも買い込んでしまった、

刻みドライトマトやオリーブ入りの

タスマニアの粒マスタードも、ここはたっぷりと。

このところ、いつも欠かしたくない、という食材を買うことすら控えて、

とにかくあるものを食べよう!とやってきましたが、

意外な組み合わせの妙を発見したりして、

なかなか楽しくやってきました。

ブランチのデザートは、昨日知人から頂いたアップルパイ。

こちらは手作りの素敵なお裾分けです。

使い切りも、お裾分けも、

すべて、美味しくいただきました。
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(旧 水無月十三日己亥)
by raisinsand | 2016-07-16 10:46 | Comments(0)