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do a common thing in an uncommon way

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まだ知り合って間もない方から、
きっと気に入るから・・・と教えていただいた大倉山のカフェまで、
先日、家から歩いて行ってみました。

お店は、坂道でできている住宅街の上ったところにありました。
ご自宅で素敵な夫婦が営まれており、とても居心地のよいカフェ。
丁寧に淹れてくださる珈琲も美味しく、
天然酵母のワッフルもこれまでいただいたことのない美味しさ、
帰りたくなくなってしまい、
追加でお願いしたティーポットのミルクティーも好かったです。

テラスから家の中に入るのですが、入ったところに本棚が有り、
主にwebで古書店を営まれている、と言う方プロデュースの古書が
販売用に並んでいました。
背表紙の顔ぶれに惹かれて、何冊も手にとっては頁をめくり、、、
繰り返しながら、ふと「これは」という一冊に行き着きました。

後で家に帰って読んでみて、これは出会いだったな、と思いました。
三十代以降、あまり触れることがなくなっていた種類の文章(文体)です。
それが、すっと中に入ってくる。
少し前より、少しだけ柔らかくなっている頭の中で、
さっそく、面白い連鎖が生まれているように感じます。

ゆっくりさせていただいたカフェでは、
折り紙まで教えていただいてきました。
こどもの日にちなんだ"かぶと"です。

(旧 弥生二十三日辛巳)
by raisinsand | 2016-04-29 07:12 | Comments(0)

travel broadens the mind

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木の実のカンパーニュのフレンチトースト、
人参とスナップエンドウのモスタルダ・サラダ添え。

モスタルダは北イタリアの伝統的な食べものとのこと。
果実とマスタードを煮詰めたもので、
彼の地ではチーズやお肉に合せるのが一般的とか。

「橙ゆずとブルーベリーのモスタルダ」を、
福岡に住まっている方からいただきました。
それは熊本・天草で作られたものでした。

果実の色彩華やか香りがマスタードぴりっとした刺激と相まって、
見知らぬ異国にやってきたかのように感じさせる・・・旅する食材です。

千切り人参を白梅酢でしんなりさせ、
純胡椒少々を刻んだものと白バルサミコ少々を合せ、
モスタルダを加えて和えました。
サラダに特徴を持たせたので、
フレンチトーストは卵と豆乳のみの液に浸して焼きました。

モスタルダに彩られた食卓を前にして。
今なお地震の影響を受けながら暮らす方々が、
ご無事で、お元気でいられますように。


そして。
筍の保存食、思いついたものを試してみました。

筍は水煮までしていただいていたので、
適当に切って笊にひろげ、表面を乾かす程度に干してから、
それぞれの瓶へ。

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オイル漬。

ドライハーブ数種に塩、赤唐辛子粉、にんにくチップをブレンドしたものをまぶし、
オリーブオイルを注ぎました。


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味噌漬け。

筍の白い肌に合わせ、白味噌に漬け込みました。


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塩糀と細切り昆布漬け。

これは母直伝の即席漬です。


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赤梅酢漬け。

長く保存できるのはこちらかな。
刻んで、炊いたご飯に混ぜ込めば、筍すし飯になりそうです。

(旧 弥生二十一日己卯)
by raisinsand | 2016-04-27 08:05 | Comments(2)

simplicity is the ultimate sophistication

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韮山に住む友人から、
今年もいちごジャムと焼き菓子が届きました。

さっそく珈琲を淹れて(マイルドなgrain coffeeの気分で)、
ときめく春を味わいました。

自分には何が合っているのか。何が本物か。
時間をかけてじっくりと選んだ、そのエッセンスのことを、
シンプル、というのだなぁと、
もう何年も、彼女が作ってくれるものをいただきながら、
分かってきたような気がします。

彼女のシンプルには、
私はどんなに努力しても辿り着きそうにないけれど、
美味しいジャムとお菓子をいただけるのだから、
感謝して、
ここにある 「時」 に 思い を注ぐことを、
大切にしよう、と思いました。

(旧 弥生二十日戊寅)
by raisinsand | 2016-04-26 08:14 | Comments(0)

the best things in life are free

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昨日掘ったばかりの筍、よかったら分けますよ、と連絡くださったので、
先ほど、霞ヶ関までいただきにあがりました。

今だけ="旬"のお裾分けに感謝しながら、このささやかなしあわせ、
素直にいただきたいと思います。

筍と言えば日本人なら、まずはごはんに炊き込むことから始めたくなりますね。
お味噌汁に穂先をたっぷり使ういただき方も、この季節、逃すわけにはいきません。

でもやはり、オリーブオイルか太白胡麻油でさっと焼き、シンプルに塩でいただくのも、
旬の味、と言う意味ではイチバンかな、との思いもあります。

海のものや山のものと煮てもよし、何にしても旬を味わえる筍ですが、
さらに、自分の重ねてきた年齢も加わって、年々美味しさが沁みいるように感じられます。

この度たくさん分けていただきましたので、
これから保存食をいくつか試してみたいと思います。
オイル漬とか、味噌漬とか、塩糀漬とか梅酢漬とか・・・笑。

(旧 弥生十九日丁丑)
by raisinsand | 2016-04-25 19:17 | Comments(0)

habit is second nature

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どこか夢の中の風景のようだと思いながら車窓から眺めていると、

隣でも、「前世に迷いこんだようね。」と囁く声がした。



     『語りかける花』 志村ふくみ

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家から最寄りの駅まで向かう途中、ずっと下っていく坂があります。

いつもその坂を下りながら、

向こうの丘に見える古い一軒家のことが気になっていました。

遠くから見てもその家は、昭和、それも戦前ではと思われるような、

周囲からはすっかり浮いた不思議な存在でした。

先日のこと、いつも通る交番近くにある"コウバン坂"という札が掛けられた、

細い坂を上ってみました。

回り込むように登りきったところに、突然その古い家が現れたのでした。

しん、と静まりかえったような家の敷地に沿った道を、

おそるおそる通り過ぎました。

あんまりじろじろと眺めてはいけないような気がして、

周りに人影もありませんでしたが、ただの通行人になりすましました。

そんなことを数日繰り返しましたが、

とうとう今日はこっそり写真を撮らせていただきました。

コウバン坂を上ってあの一軒家を通り過ぎ、少々歩くと今度はイチバン坂です。

その坂を下れば菊名池公園。

家から駅までの最も遠回りなコースですが、今、最優先したいコースになっています。
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by raisinsand | 2016-04-21 19:35 | Comments(0)

better late than never

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そのお店は酒屋さんなのですが、
暮らしの道具や金沢のおいしいものなど、楽しいものがいつも並んでいます。
近所まで来た時には、つい立ち寄ってしまいます。

先日、そうやってお店をのぞいてみたら、
あまり見ないイギリスの骨董が並んでいました。
その中のジャムポット、オイルポットと目が合い、
"そういえば、こういうのだったね"と心の中で呟きました。

今、買い物などしている場合では、とあれこれ迷いましたが、
これは後になって何度も思い出してしまうだろう・・・と結論づけ、
必要と思われる3つを買い求めました。

これまで適当な大きさの空き瓶を見繕って入れていたのを、入れ替えしました。
そしたら急に、いつかは、、、と思っていたことが叶った喜びを感じました。

まだしばらく、咄嗟に菜箸やスプーンを取るときに、いちいち気持ちが反応してしまいそうです。

(旧 弥生十五日癸酉)
by raisinsand | 2016-04-21 19:32 | Comments(0)

still waters run deep

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ご飯の上に明日葉の天ぷら、
そして胡麻塩をぱらり。
梅干も忘れずに。
そして副菜は、筍と椎茸と昆布の煮〆。
お弁当、このくらい地味なのが好きです。

今日も、この先何処へ通じるのだろう?という急な坂を上りながら、
想いが巡っていきました。

地球時間・・・ましてや宇宙の時の流れからすれば、
ひとりの人間の人生なんて、一瞬にも満たない儚さ。
その瞬間の欠片のことだよ。
どう生きるか?と問うているのは。
自分で生きているのではない、
今ここに生かされているだけ・・・


(旧 弥生十四日壬申)
by raisinsand | 2016-04-20 17:11 | Comments(0)

you must sow before you can reap

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「はじめてよもぎ甘酒を作ってみました。

よもぎを摘んで湯がいて、
それを甘酒に混ぜながら、
すごく楽しくなってきてしまって。

よもぎ、たくさん入れすぎたな?
なんだか薬みたいな味かも・・・」

よもぎ甘酒を分けてくださった方は、そんなふうに仰っていましたが、
私は大のよもぎ好き。
これでもか!くらいのよもぎの香りがたまらないのです。

今朝はよもぎ甘酒を少々のお湯で割って。
からっぽの身体が草の香りに包まれていく、、、
なんとも有り難い一杯でした。

(旧 弥生十三日辛未)
by raisinsand | 2016-04-19 07:56 | Comments(4)

live and let live

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昨夜の春巻をおべんとうに。
筍にカレー粉などで味をつけたものと、
カットしたマッシュルーム、シュレッドチーズを巻いて、揚げました。

春巻。さほど作ろうと思ったことがなかったのが、昨年から、たまに作りたくなるようになりました。

というのは、あるお店のお昼ごはんでいただいた春巻がとてもおいしくて、
春巻ってこんなに楽しかったのだ、と開眼させられたのです笑。

その時の春巻は、麻婆春雨と青菜、お豆腐が巻かれていました。

それを再現したくて春巻を作り始めたのですが、なかなか再現に辿り着くことはなく(笑)、
春巻のために材料を揃えるより、今ここにあるものを巻く、という方向性でここまできてしまいました。

あるものを生かすことを、台所からも少しずつ。

(旧 弥生十二日庚午)
by raisinsand | 2016-04-18 12:56 | Comments(0)

when one door shuts another opens

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三つ葉と白胡麻のおいなりさん、
菜花の卵炒め、
にんじんサラダ。
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作り、

 食べ、

  歩きました。




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今日も。

(旧 弥生八日丙寅 上弦)
by raisinsand | 2016-04-14 19:55 | Comments(0)