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blanket

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朝から冷え込みました。

桜並木の下、つい足が止まりました。
葉っぱたちが降り積もり、
色とりどりに重なり合っていました。
ふくふくと暖かなブランケットを想いました。

今夜は職場を出る前、
机の上のカレンダーを12月に替えてきました。

(旧 神在月二十七日己亥)
by raisinsand | 2013-11-29 20:47 | Comments(0)

with an accent

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最近のことですが、
ある晩、ふとひとり言を秋田弁でぽつり、としゃべってみました。

ひとりでいるからって、
ひとり言ばかりしゃべるようになってしまっては、、、
という気持がこれまで働いていたのか、
あまりひとり言はしない人だと自分のことを決めていました。

それがその晩以来、
ぽつり と秋田弁のひとり言をしゃべるのが、
なんて言うのかしら、
楽しみみたいになっています。

今の私が思い出せるのは、
祖父や親戚のおばさんたちが私に話しかけてくれた秋田弁。

子供の頃の記憶だから、
曖昧だし、いい加減だし、限られているのですが、
その記憶を頼りに、ひっそりとその言葉を発してみるのです。

発した言葉は、
田舎のひとたちの、素朴でやさしくて、のんびりした空気に包まれます。
すると、わたしの心まで和やかさに包まれます。

ありがたいなぁ、とか、そういう気持にばかりなる魔法の言葉みたいです。

なんだか可笑しなひとり遊び。
うっかり仕事中に出てしまったりしないように。
はずかしいもの。

(旧 神在月二十五日丁酉)
by raisinsand | 2013-11-27 21:03 | Comments(2)

colors on the paper

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和紙に水彩絵の具を塗ります。
色を思うがままに重ね、滲ませながら。
グリーン系とレッド系をそれぞれ一枚。
絵具を乾かしたら、和紙の裏面に両面テープを張ります。

あとは好きな形のシールになるようハサミで切り、
カードの台紙に貼ります。

糸や英字の印刷された紙なども組み合わせて、
クリスマスカード作り。

なにも決めずにハサミを入れ始めたら、
ミトンの形が浮かんできました。

先週の水彩ドローイングレッスンでのことです。

今日はその続きを少し。
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(旧 神在月二十二日甲午)
by raisinsand | 2013-11-24 17:46 | Comments(0)

rice porridge

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小春日和がつづきましたが、また寒さ、戻ってきたようです。

朝のときもあれば、晩の日もあるのですが、
このところよくお粥を拵えています。

今年はたくさんお米をいただいたりして、
それから、急に冷え込むようになったことも重なりました。

食事の時間が遅くなった時、
あるいはあまり食欲はないけど、食べて元気をつけたいなぁという朝、
作ることが負担にならない、頼りになる食べものです。

圧力鍋を使って炊いてしまう時もあるし、
冷凍しておいたご飯を煮てしまう時もあります。

気分や体調に合わせてどんなお粥にしようと考えるのも、楽しかったりします。

写真は、とりとニラ入り。生姜の薄切りも一緒に炊いています。
塩糀で味を調えて、なんとなく中華風。

大根とふのりと梅干をお粥と一緒に炊いて、
食べる時に紫蘇の実の醤油糀漬をのせるのもお気に入り。
こちらは香り高いリラックス・ヴァージョン。

夏の間、朝採りのとうもろこしを芯からはずして冷凍していたものが、
まだ残っていたりして、とうもろこし入りのお粥にするのも好きです。

子供の頃は、「お粥なんて病気になった時に食べなくてはいけないもの、
でもできるだけ食べたくないもの」 なんて思っていました。

なんだかあれからずいぶんと年、重なったみたいです・笑。

(旧 神在月十七日己丑)
by raisinsand | 2013-11-19 21:49 | Comments(0)

sweet azuki bean

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「あんこ好き。」という言葉はどうにも魅惑で、
先日ついブルータス(雑誌)を買ってしまいました。

こんなの読んでいると、あんこ好きに拍車がかかってしまうなぁ。

以前小豆をまとめて炊き小分けにして冷凍していたものがひとつ、残っていました。
煮物にしようか照り焼きにしようかと決めかねていた生麩(よもぎ)も冷凍庫に待機していました。
そういえば栗の渋皮煮も、、、。

ということで、朝からお汁粉などを。

甘さは抑えて、塩を効かせて。

(旧 神在月十四日丙酉)
by raisinsand | 2013-11-16 09:59 | Comments(0)

sense of winter

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季節の進んだ一週間でした。

冷たい空気や水に身体が少しずつ馴染んでいくのと平行して、
感覚が、光や色に対して澄まされてくるような気がします。

空気が澄んで、光や色が感覚に届きやすくなるのかな。

夜道の途上、星灯りにまっすぐ心を向けられるのも冬のような気がするし、
月明かりのまばゆさが心地よい、と感じるのも冬のような気がします。

朝や日中でも、街路樹の紅葉や、
庭の植え込みの間から此方をのぞいているような赤い実、黄色い実に、
自然と目が行きます。

そうやって光や色を感じている時、
寒さのことを少しだけ、忘れることができます。
その分のぬくもり、というのがあるような気がします。

(旧 神在月十三日乙酉)
by raisinsand | 2013-11-15 22:19 | Comments(0)

a farm in Saga

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しばらく音信の途絶えていたオーストラリアに住む友人から、
先日ひさしぶりにメールがありました。

何度かやり取りして、
それからその友人が素敵なサプライズを。

友人(大学時代の水泳部の先輩)と親しくしている友人夫婦(二人とも同じく先輩)が、
震災を機に佐賀に移り住み、農園を開いているというのです。

オーストラリアを通じて佐賀の農園から今日、
ゆめしずくというお米が届きました。

お米が主役のお昼ごはん!
と喜び勇んで、あとは具だくさんのお出汁が効いたお味噌汁があれば、、、
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そうそうご飯のお友になるものもあったっけ。
冷蔵庫にあるものを小皿にならべました。

浜納豆(大徳寺納豆と同じ感じのもの)、
実家の庭で採れた紫蘇の実の醤油糀漬、
刻みがごめ昆布の醤油糀漬、
飯能の友人の白梅干、
紅鮭のほぐし身。

まずはほかほかのご飯だけ、ほおばりました。

この上ない贅沢、と思いました。
by raisinsand | 2013-11-10 14:11 | Comments(2)

fruits and salt

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今朝の揺れ、どきっとしてしまいました。そのせいかもしれませんが、
あまりお腹も空いていなくとも、何か朝ごはんを口にしたくなりました。
なんだか落ち着かなくて。

林檎と柿とそれぞれ食べやすい大きさに切り、
オリーブオイル少々で和え、
さらにビネガーと塩糀。

ルコラも千切って、お皿にのせたら最後に黒胡椒をがりがり。

熱い紅茶とともに、ほっとひと息です。

(旧 神在月八日庚辰)
by raisinsand | 2013-11-10 10:08 | Comments(0)

Orion

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帰りも遅くなってしまった、という時、
あるいはこのまま家に帰るのは、という時、
電車を途中下車して立ち寄るお店があります。

手作りの発酵食が充実してたり、
お燗しておいしいお酒もいろいろあったりして、
遅い時間の軽い食事・軽い晩酌気分にやさしく寄り添ってくれるお店です。

先日、そのお店にあたらしい 88 が置かれていたので、一冊もらってきました。
88 は、たぶん創刊当初から毎号ではないけれど読み繋いでいるフリーペーパーです。

88 を手にとり真っ先に読みたくなるのが、真砂秀明さんの「畦道じかん」です。

私は「真南風」というCDの真砂さんのインディアンフルートがとても好きです。
フルートの音色には、聴くものの心を遙かなるところへ解き放ってくれるような力があるかのように、、、
そして真砂さんの文章も素敵だな、と思います。

今回もらってきた 88 の畦道じかん、
冒頭こんな文章から始まっていました。

「遠く離れた家族や友人に宛てた伝言をオリオンの四つ星の四角の中に置いておくと、
相手はどこかで、その四角から伝言を受け取る・・・そんなインディアンの風習を思い出した。
秋分の真夜中、久々のチャコキャニオンで仰向けになって、宇宙と向き合う。
昼間と打って変わって、、、」

新月が明けてまだ間もない昨夜の空、
ごくごくうっすらと靄がかかっていましたが、
とても澄んでいて、星々がひっそりと瞬いていました。

駅から家へ向かう途中の長い坂道を登りきって振り向くと、
月明りのない静かな空にオリオンが天高く昇ろうとしていました。

考える間もなく、突然口から言葉がこぼれそうになりました。
私は慌ててそれを四つ星の四角の中に置きました。

(旧 神在月六日戊寅)
by raisinsand | 2013-11-08 22:34 | Comments(0)

the railway

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島根・鳥取間の移動は、長距離なので特急を使いました。

行きも帰りもたまたまスーパーおき、という特急列車でした。
乗ってしばらくして気がついたのですが、
山陰本線の特急はディーゼルなのですね。
ディーゼルエンジンの音や振動がなんとも心地よくて。
その心地よさにすっかり浸ってしまいました。

そのうちひどく懐かしい気持に襲われ、
なんとも言えない思いをかみしめながら、
車窓を流れていく海辺の街を眺めたりしていました。

幼かった頃、母の田舎へ夏遊びに行く時よく乗った内陸線(秋田・鷹巣から阿仁まで)が、ディーゼル列車でした。
その頃の記憶がなにか作用していたのかもしれません。
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山陰もまた、海あり山ありで食材の宝庫ですね。

日本海の幸、、、のどぐろやもさエビなど、私にはめずらしいものも味わってきました。

お店の方も、そのお店で居合わせた常連さんとおぼしきお客さんも、あたたかな人たちでした。

またスーパーおきにも乗りたいし・笑、
おいしいものを食べに山陰の街を訪ねてゆきたいものです。
そうそう、今回行けなかった植田正治写真美術館にも次回はぜひ。。。
by raisinsand | 2013-11-02 00:40 | Comments(0)