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秋田杉の曲わっぱや、井川メンパもいいなぁと思いながら、おべんとうを作るようになってもう何年も経った気がしますが、
未だに、おべんとう専用、という器をもっていません・笑。

ふつうに保存容器として使っている野田琺瑯のホワイトシリーズやタッパーなど、
その時の気分や、中に詰めるもので決めて、使っています。

おべんとうも夏らしくなってきました。
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チクピーライス、
レッドオニオンとチキンのビネガー煮、
ズッキーニとインゲンのクミン炒め、
トマト

とか、
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チクピーライスサラダ(青紫蘇じゃこ)、
枝豆とインゲンのスクランブルエッグ、
きんぴら、
トマト、

あるいは、
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ブラウンライスサラダ(サーモンパセリ)、
胡瓜と人参の塩麹漬、白ごま、
きんぴら、
おとうふあげ、

など。

今週はずっと、ホワイトシリーズ・レクタングルなおべんとうを持っていっています。

(旧 皐月十日辛酉)
by raisinsand | 2012-06-29 07:28 | Comments(0)

Izu     

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夏女の寒さ嫌いだと思っていたのが、数年前に気づいたら、冬 という季節に、何かかけがえのないものを感じるようになっていました。

今年は、梅雨という季節にそれと同様のものを感じるようになったな、と思っています。
この季節と呼応し合って生じる、なにかうまく説明はできないけれど、哀しいような、心地好いような、不思議な落ち着きの感覚。

とにかく、深く色濃い緑に惹かれます。
緑を吹き抜けてくる風を浴びたがっているのかな、と思っています。

朝夕の通勤道も、できるだけ緑の感じられる道を選ぶようにしています。
週末には、覆いかぶさってくるほどの緑の下を目指して、少しばかり遠出をすることもあります。

今日は伊豆にいました。

午前中は、韮山にあるギャラリーnoirで、クロヌマタカトシさんの木工の作品に触れてきました。
流木を彫った作品「ユニコーン」や、高い天井窓から降り注ぐやわらかい自然光の中にぽっかりと浮かぶ「三日月」、「白い鳥」に「青い鳥」。
うさぎや羊や山羊もいたっけ。それから、そよ風の中に凛とたたずむ少女や飛行艇乗り、哲学者、、、
それぞれがそれぞれの空間をもっている素敵な作品たちを、クロヌマさん自ら、どうぞご自由に触れてくださいとおっしゃってくださりました。

そのあと修善寺のtutty cafeに行きました。
竹林を吹き抜けてくる風に吹かれながら、心のこもったお昼ごはんをいただきました。

巡る季節から切り離されていた自分が、季節に繋がることを心で求め、繋がり始めている自分に少しずつシフトしていることを想いました。

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(旧 皐月五日丙辰)
by raisinsand | 2012-06-24 22:22 | Comments(0)

rose

月に一度、祖師ケ谷大蔵までお茶のお稽古に通っています。
1年と3ヶ月になります。
震災直後、ラジオを聴くようになって、その聴き始めにたまたま師匠が出演している番組を聴いて、
うん、これだ・・・と思ったのがきっかけです。

全くわたしのペースで、少しずつ学ばせていただいています。
完全に弟子のペースに任せながら指導してくれるって、、、スゴイです。近藤さん。

最近、お稽古をご一緒させていただいている祖師谷地元民(笑)の方と、
お稽古の後、祖師ケ谷大蔵とっておきのパン屋さんに行く、という楽しみが増えました。

先日もお稽古が終わると、そわそわいそいそしながら、そのパン屋さんを目指しました。

ご夫婦(?)で営まれているパン屋さん。男性がパンを焼き、女性がカウンターで量り売りをしてくださっています。
こじんまりとした店内を長いカウンターで区切り、向こう側をパン焼きスペース、こちら側がお買い物スペース、という風になっています。
客は、カウンターに添って一列に並び、「今日はどのパンにしよう・・・」と迷いながら、自分が買う番を待ちます。

まだそのお店を訪れるのは2度目なので、随分と迷いました。
2種類ほど、ハード系のパンを選びました。

そのひとつが、薔薇の花びらで酵母を起こし、パン生地にも薔薇の花びらを練り込んだパンです。

雨の日、梅雨、というのは、気持ちもしっとり落ち着いて静かになれるものですが、静かになり過ぎるきらいがあります。
何もない日はそれでよいのかもしれないけれど、さあこれから仕事、出発!という気分さえ鈍りがちです。

そんな朝用にしよう、と思ってその薔薇パンを選びました。
パンは、すぐに食べない分は冷凍すれば一ヶ月はおいしく食べられます、とお店の方が教えてくれたので、そのように保存して、今朝もその薔薇パンをひと切れ。

はぁ〜〜しあわせーー、となります。
おまじないみたいなものです。

盛夏でもなく、秋でもなく、冬でも春でもなく、この季節に薔薇の香りが似合うような気もするのですが。。。

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(旧 皐月二日癸丑 夏至)
by raisinsand | 2012-06-21 21:30 | Comments(0)

deep blue

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昨夜は嵐がひどく、家までゆさゆさと揺られていたような気がします。
夜が明け嵐が去っても、風の止まぬ一日でした。

朝の空は、これ以上ないのではというくらい澄んで、深い青をたたえていました。
この青に思わず吸い込まれました。
吸い込まれて、 しん と、鎮まってしまいました。

静かに過ごしたい一日でした。


仕事帰りにも、もう一度、空に吸い込まれました。

西の空一面に広がっていた雲が、夕陽を受けて独特の文様を浮かび上がらせていました。
文様というか、この地上に対して逆さに相対する、もうひとつの土地の地形が浮かび上がっているように見えました。
金色に縁取られたその土地は、ヒトの住めるような土地ではなく、完成されたもうひとつの世界、、、という風に眺めました。
その土地は、暮れゆく空を、この地上から遠ざかるようにして消えていきました。

どうしても、今日は鎮まってしまうというか、しーん、、、としてしまいます・笑。

(旧 皐月朔日壬子)
by raisinsand | 2012-06-20 20:00 | Comments(0)

vinegared rice

つい一ヶ月ほど前のことでしょうか。
熱海行きの東海道線に乗っていたときのこと。

ボックス型のシートの窓際にぽつんと座り、眠気がとても重たくてうつらうつらしていたのですが、
小田原を過ぎて車内がすっきり空いてしまうと、
混んでいたためにばらばらに座っていた旅仲間とみえるおばさまがたが、
私のいるボックスとその隣のボックスに集まり、それからおしゃべりとおやつ(?)タイムが始まりました。
お饅頭やら助六寿司やらをつまみながら、ペットボトルのお茶を回して飲んだりして、愉しそうにやっているので、
その頃には私も眠気がすっかり覚めて、そのおばさまたちを密かに観察していました。

おばさまたちは助六寿司の箱を回しながら、このすし飯は酢がちゃんと効いてていいわねぇ、とか、
そうよね、最近はあまり酢が効いていないお寿司が多いのよね、とか言っていました。

それを聞き、うんうん、、、と私も心密かに頷いていたのですが、、、

久しぶりにおいなりさんをおべんとうに詰めました。
すし飯の酢の効き具合を、そのおばさまたちの話していたことを思い出しながら決めました・笑。

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(旧 卯月三十日辛亥)
by raisinsand | 2012-06-19 08:45 | Comments(0)

just corn

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午前中、宅急便が届きました。
箱いっぱいの、武藤さんのお野菜が入っていました。

武藤さんは、実家でもうずーっと長いことお世話になっている農家さんです。
実家と同じく清水町にいらっしゃる方ですが、函南の平井というところにも広い(たぶん・笑)畑を持っていらして、無農薬有機の野菜作りをなさっています。
実家では、いつも大量に野菜を分けていただいています。
家族でいただく上に、母はいつもお世話になっている知人にもお裾分けしているそうです。

来る年も来る年も、武藤さんの野菜が家で食卓に上る野菜、ということになると、季節ごとの野菜を提供してくださる武藤さんはどんな野菜が好きで、その野菜にはひときわ愛情を注いで育てていらっしゃるか、ということも、なんとなく解ってきます。

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とうもろこしは、間違いなく武藤さんも大好きな作物なのでしょう。

いつも新しい品種に挑戦しているような感じだし、旬ともなれば、沢山のとうもろこしを収穫してきてくださります。

今年の初物、驚いてしまうほど素晴らしいです。
瑞々しい実が、穂先までびっしりと詰まっています。

このとうもろこしには、ミルキースイートというラベルが貼られていました。

普段は、実家から武藤さんの野菜をわざわざクール宅急便を使ってまで送ってくれるということは、あまりないことなのですが、私が武藤さんの初物のとうもろこしをどれだけ喜ぶか、知っているようです。
この数年来、とうもろこしの初物は必ずいただくことが出来ているような気がします。
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ブランチに、とうもろこしだけの、フレッシュコーンスープを拵えました。

生のとうもろこしを、甘いその実を味見しながら、包丁で削るようにして実を外します。
お鍋にその実と水、そして塩麹をひと匙加えて、さっと火を通します。
実が柔らかくなり、黄色が鮮やかになったら、バーミックスで実を砕きます。
ミルクを加えて味を整えるつもりで味見をしたら、もう何も加える必要のない完成品になっていました。
お皿に移してオリーブオイルを少々回し、黒胡椒を軽く挽きました。

私は、どんな野菜も、その走りが好きです。
瑞々しく、若々しい青さを感じさせてくれるからです。
そういえば、果物も完熟したものより、完熟前の青みがかった感じのものを好みます。

武藤さんの畑で、とうもろこしがもう採れるということは、南瓜の収穫も近いのかな。
皮が青々としているあっさりとした走りの南瓜も、初夏の楽しみのひとつです。

(旧 卯月二十八日己酉)
by raisinsand | 2012-06-17 13:50 | Comments(0)

pastel sky

夏至もまもなくですね。
日がいちばん長いこの時期、夕暮れの空の下で名残惜しいようなしんみりとした気分を、いつも密かに味わっています・笑。

今日の夕暮れは、雲がなく、薄まっていく光の余韻がとてもやさしい空でした。

ふとカレンダーに目を遣りながら気がついたのですが、職場を変えてから2ヶ月が経とうとしています。
仕事の分野は同じとは言え、環境も、ここまでが仕事という範囲も、ずいぶんと変わりました。
始めの数週間は、毎日遭遇する”新しい何か”から刺激を受けて、ちょっとしたハイテンションでした。
そのような状態がいつまでも続くわけはなく、ある時ふっつりと張りつめていたものが緩み、
今度は、これまで経験したことのないようなものに、ひとり立ち向かわなければならない、という重荷を感じるようになりました。
以来数週間、明けても暮れても沈みがちな気分を、どうやって持ち上げて日々に向き合っていけばいいのか、もがいていたように思います。
大きな負荷を与えられる時期だな、と思いながら、何とかしのいできました・苦笑。

ある時気づいたことがあります。
自分が沈んでいくのを感じたら、それはいけない、這い上がらなきゃと思うのではなく、むしろ、しずしずと己を沈ませていくと、なにか鎮まり落ち着いてくることに気づきました。

それからは、だいたい仕事帰りの電車の中で、しずしずと沈み込んで、深みにすっぽりとおさまる落ち着きを体感してました・笑。

日々ままならないと感じるからこそ、順調にモノゴトが運んでいるときよりも内省的になり、ほんとうに自分が求めているものは何かに気づける、ということもあります。

今ふたたび、気づき始めていることを感じています。

今年は、年明け早々にも一度、深い窪みに入っていかなければならない時期がありました。
その窪みを抜け出した時には、舞い上がっていくような喜びを味わうような瞬間もありました。

どうやら振幅の大きい年のようです。

淡々と過ごしたい、、、と口にしながらも、どっぷりと浸かりきって勝手にもがいてしまう自分を否めませんが、
俯瞰できる視点を意識することの大切さを、今あらためてかみしめています。


昨日はおべんとうが出来上がってから、赤みに欠けていることに気がつきました。
かならず必要ということではないのですが、物足りなさを感じたのですね。

今朝は赤を意識しながら支度しました。
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(旧 卯月二十五日丙午)
by raisinsand | 2012-06-14 21:16 | Comments(2)

whole cooking

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昨日の帰り道、立ち寄ったお店に、まだ土まみれの、葉っぱがフワフワとした新鮮なかぶがありました。
家に帰ってお夕飯の支度をしながら、そのかぶを葉っぱと白い身の部分と適当に切って塩麹に漬けました。
今日のおべんとう用です。

ひとつはライスサラダにしました。
温かいごはんにオリーブオイルとアップルビネガーをまぶし、茹でたひよこ豆、じゃこ、かぶの塩麹漬けを混ぜ込みます。
じゃこたっぷり、塩麹漬の塩気も効いているので、そのままにしてみました。

もうひとつは、茹でたスナップエンドウ、戻した板麩も加え、アリサンのクランチタイプのピーナツバターで漬け汁をのばしてナッツソースに。
無農薬で土作りから考えられたお野菜の栄養を逃したくないなぁ、、、そんなもったいない的発想です・笑。
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(旧 卯月二十四日乙巳)
by raisinsand | 2012-06-13 07:20 | Comments(0)

weekend

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青い空が夏で、ちぎれ雲は真っ白。
そんな眩しかった空はいつの間にか梅雨らしい雲模様に変わってます。
それでもまだ、風は重たさを感じさせるほどの湿気を含まず、さらりと部屋を吹き抜けていきます。

この一日、ラジオをかけたり消したりしながら、家で気侭にのんびりしてました。
日曜日の午前中はクラシックがいつの間にか民謡の番組に変わっています。
その間部屋を片付けたり洗濯物を干したり、、、しばらく部屋をうろうろしてからラジオは小休止。
昼寝から覚めておもむろにやり足りないと感じていた掃除を済ませ、2度目の食事の支度をしながら今度はラジオの局を変えボサノバの夕べ。だいたいいつものコースです。

まだお夕飯というには早すぎるけれど、、、

茹でた新じゃが
スナップエンドウ
チキンのソテー・茸ソース


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(旧 卯月二十一日壬寅)
by raisinsand | 2012-06-10 17:26 | Comments(0)

KHADI

昨日からはじまった真木テキスタイルスタジオのKHADI展。

今日でかけてきました。

インドで手紡ぎ手織りされた木綿の布をカディと言います。

しなやかでさらっとした着心地がとても好いので、わたしも夏着に数枚持っています。

最近すでに、電車も都会のビルも冷房が効き過ぎではないかと思うのですが、身に着けるもの次第で、空調に頼らなくてももっと快適になれるんじゃないかなぁとも思います。

真木テキスタイルスタジオの「竹林の店」に来ると、心地好さをたくさん見つけることが出来ます。

「衣」にとどまらず、「食」「住」、、、それらは別々の要素なのではなく、お互いが関わり合い、調和しながら暮らしを快適にしてくれる。
そういうことがごく自然に表現されている場なのかもしれません。

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お店の入り口にそっと飾られた花の色は、
お店を囲む庭の木々の、雨の滴る深い緑と鮮やかなコントラストを織りなしていました。

(旧 卯月二十日辛丑)
by raisinsand | 2012-06-09 20:13 | Comments(0)