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pickle

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おべんとう箱のはとむぎごはんに添えたのは、
新生姜の梅酢漬け、きゅうり漬け、梅干し。

おかずは、ピーマンと三つ葉の塩炒め、しらす入り卵焼き、つるむらさきのお浸し、アイコ。

子供の頃ニガテだったもののひとつが、お漬け物でした。
発酵による独特の匂いは堪え難いものがあり(苦笑)、たとえ口に運ぶことが出来たとしても、
今度は発酵特有の酸味が、、、とてもつらかったのでした・笑。
食べることが出来たのは、カレーライスに添える甘い福神漬けぐらいでした。
匂いのない梅干しも、別に食べなくともよい食べものの仲間に入っていました。

たしか高校生ぐらいの頃には、いつのまにか梅干しが好きになっていました。
それから、母が漬けてくれる白菜漬けを好きになりました。二十歳を超した頃だったかな・・・
さらに進化して(笑)ぬか漬けも好きになりました。
母が、「サラダ感覚の浅漬けよ」と言いながら出してくれた、まだ野菜の新鮮さと歯ごたえが残っている
漬かり過ぎていないぬか漬けが好きでした。
そしてとうとう、沢庵も好きになりました。
沢庵が好きになったのはほんとうに最近で、まだ沢庵歴1年くらいかも・・・。

この前、一緒に買い物をしながら、お漬け物コーナーを熱心に見て回る私を目の当たりにした母から、
「あなたも、歳を取ったのねぇ・・・」なんて風に言われてしまいました・笑。

お漬け物の世界は奥が深いですね。
地方によって漬けるお野菜や何に漬けるか、ということに、ものすごくバリエーションがあって、
まだまだ知らないお漬け物だらけなのだろうな。

お米のおいしい季節、さらにお漬け物の愉しみにはまってみたいと思うのであります。

(旧長月四日戊戌)
by raisinsand | 2011-09-30 07:35 | Comments(0)

jam

ほんのり雪化粧したような、クリームがかった緑色の皮の「白雪」、
形も栗みたいな「九重栗」や「栗坊主」、
ひょうたん型の「バターナッツ」もよく見かけるようになりました。
秋になると北海道の大地から届けられる「いかずち」や「エムセブン」も味は濃厚でほくほく。
かぼちゃにも、それぞれ個性や持ち味、佇まいの違いがたくさんあって、実に多種多様です。

秋は、かぼちゃ好きにはうれしい季節です。

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北海道の丸いかぼちゃと、実家でいつもお世話になっている武藤さんのひょうたんかぼちゃで、
ジャムを煮てみました。

皮をむき(あとできんぴらなどにします)、煮易い大きさに切り分けたかぼちゃを厚手の鍋にならべ、
かぼちゃが3分の1ほど隠れる程度の(適当な量の)水を加え、ことこと弱火にかけます。
やわらかくなってきたら、素精糖(これまた適当・笑。お好みで)を加え、木べらでつぶしながら混ぜていきます。
水分が足りなくなって焦げ付きそうだったら、水を足します。
私は自然な甘さを楽しみたいので、お砂糖はそこそこにしています。
お鍋の中がなめらかになってきたら、メイプルシロップも適当に加えます。
コクと香りが加わります。
仕上げにカルダモンパウダーを加えて混ぜ合わせます。

かぼちゃのジャムは、パンなどにつけて楽しむ他、ちょっと温かくて濃厚な飲み物が飲みたいと思う時に、
かぼちゃ・オレにします。
小鍋にこのかぼちゃジャムとミルク(あるいはソイミルク)をいれて、かき混ぜながら温めて出来上がり。
なかなかおすすめです。

(旧長月二日丙戌)
by raisinsand | 2011-09-28 07:50 | Comments(0)

shortbread

実は、あわてんぼうです。
若かった頃(笑)はあわてんぼうすぎて(?)、自分があわてんぼうだと言うことすら気づかず、、、
親友から教えられました。

それ以来意識するようになって、少しは落ち着けるようになってきましたが、
特に朝は、いくら時間があってもせわしない気持ちが優位になって、やっぱりあわてています・笑。

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朝からわさわさとあわてていると、胸が苦しくなったり、ひりひりしてきます・苦笑。

なによりもの鎮静剤は朝のお茶、というわけです。

まゆちゃんが、いちじくカシューココアショートブレッド という魅惑のお茶の友をこしらえて
送ってくださりました。
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ソイミルクティを淹れて、ほっ とひと息つきました。

今日は新月です。
by raisinsand | 2011-09-27 07:45 | Comments(0)

autumn-breeze

連休のもう一日は、富士宮・芝川町までドライブしてきました。

涼しさに身体がついていけず温泉が恋しかったこと、
そして、気になっていた松木一浩さんのレストラン・ビオスを訪ねよう、という機運がタイミングよく重なりました・笑。

久しぶりの富士宮でした。
向かう途中に見えていた富士山は、富士宮に着く頃にはすっぽりと雲に覆われていました。

実家のある清水町とおなじ静岡県の東部でも、富士宮まで来ると、また随分と空気や時の流れが違うように感じられます。
車を止めて、ぶらぶらとあるいている間にも、
雑音にかき消されることもなく、排ガスに曇ることもない、ありのままの自然の力のおおきさを感じてしまいました。

私は、田舎道や田んぼの畦道でそよ風にゆれるコスモスを見るのが、とても好きです。

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色づいた柿と青い柿のカップルに、目が止まりました。

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ビオスの食事は、すばらしかったです。
今の畑はきっと、夏のものが終わりを迎え、秋の根菜が始まりかけている、端境期にあたる時期です。
さらに、松木さんの農園も少なからず台風の被害を受けているのでは、とひそかに思いながら、レストランに予約を入れたのですが、
そんなことが頭をよぎったことはすっかり忘れてしまうほどの、ひと皿ひと皿でした。
"今日この日の旬"の愉しみを、存分に味わわせていただきました。
by raisinsand | 2011-09-26 20:02 | Comments(0)

family

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子供のころは、なんだか あちらの世界 の存在が、不意に地上に表れたしるしのように思われて、
目には不気味に映っていた彼岸花。

曼珠沙華、と呼ばれることを知ってから、自分にとってはその真新しい呼び名で呼ぶことによって、
この花の美しさをあらためて感じてみたいと思ったり、
リコリス、とも呼ばれることを知ってからは、何かかわいらしさを感じさせてくれるその名で呼んで、
もっと親しみを感じてみようと思ってみたり、、、

三連休中、いろいろな出掛け先で、この花をよく見かけました。

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このお彼岸は、祖父母の眠る冨士霊園へ。
高原の風は、秋の深まりをはっきりと感じさせてくれました。

親戚や家族と、お墓参りを済ませてから、お昼ごはんと、食後のお茶のために立ち寄る、ほとんどお決まりの場所があります。
どちらも、そこを訪れた人々を、自然な形を大切にしながら代々手を入れてきた、という感じの広々とした庭園で出迎えてくれます。
そこにも大きな嵐の形跡がそこ此処に見られ、木々がなぎ倒されたり、強風によって葉がちぎられ、実をもぎ取られた植物たちの姿も見られました。
一層の秋枯れ、といった風情です。

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親戚も家族も皆、お茶のために訪れるのを楽しみにしているのが、とらや工房さんです。

いつも目移りしてしまうお菓子の中から、先日は 水羊羹製の杏子 を選びました。
なんとかわいらしい佇まい。

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中にはほんのり甘酸っぱい杏子がかおる白餡が。

道行く先々、お彼岸でもあり、秋の行楽シーズンでもある三連休と言うことで、
おじいちゃまおばあちゃまを囲む大家族の姿も多くみられました。

今日は彼岸明け、
そして明日は新月です。

(旧葉月二十九日甲申)
by raisinsand | 2011-09-26 09:15 | Comments(0)

skin

ねぼけまなこのパジャマのまま、流しの前に立ちました。

葡萄をおよそひと房分、
ひたすら皮をむき、種をはずしました。

ねぼけまなこの頭には、少し気が遠くなりそうなほどのたくさんの葡萄たち、
すべて皮をむかれ、種をはずされました。

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勝沼に、すてきなワイナリーがあります。

原茂ワイナリーというところです。

以前、勝沼のワイナリー巡りをしていたとき、車の運転があったので、
お昼ごはんのワインをあきらめなければならない、ということがありました。
かわりに頼んだ葡萄ジュース。
ひとくち飲んで、心から驚きました。
爽やかで、なんと飲み心地の良いこと、、、
そのジュースは、確か2種類の葡萄をブレンドしたものでした。

今朝こしらえたジュースは、1種類の葡萄に敢えてゴーヤをブレンド。
フルーツ+ゴーヤは、私のお気に入りの方程式です。
よく沖縄に通っていた頃、那覇空港で乗り継ぎの飛行機を待っている間に、
ゴーヤとりんごのジュースが売られていることに気づいてから、
毎回のように飲んでいました。


2つの憶い出が出逢って、今朝のジュースが出来上がりました。

とても気に入りました。

もし気になるようでしたら、ぜひお試しを。

(旧葉月二十六日辛巳)
by raisinsand | 2011-09-23 08:22 | Comments(2)

assortment

丸なすとゴーヤのいためもの、
福光屋さんで衝動買いしてしまった昆布巻き(寒ブリ)、
はと麦を混ぜて炊いた新米、
白梅干、
いぶりがっこ、
きゅうり漬け。

アイコと、
週末のファーマーズマーケットで、葡萄農園の若い夫婦(?)から真剣な面持ちで試食を勧められ、
ほんとうにおいしかったので分けていただいてきたナガノパープル。

本日のおべんとうはこんな取り合わせですので、早々に出来上がりました。

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(旧葉月二十四日己卯)
by raisinsand | 2011-09-21 07:10 | Comments(0)

magic

嵐の前の静けさでしょうか。
ひんやりとした空気が窓の外から流れ込んできます。

こんな朝にはサンディさんの声だな、と思い、
"花びら (Kabira)"を聴いています。


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ここにいるのは偶然じゃない

ここにきたのは必然じゃない

あいだに見つけた magic

自然という名のおくりもの
--

一緒に口ずさんでいると、
身体の奥底から ぽっ と、あたたかくなってきます。

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(旧葉月二十三日戊寅)
by raisinsand | 2011-09-20 07:40 | Comments(0)

wonderful-place

今日は、ことのほか竹林の店日和でした。
このたびは、以前から一度訪れてみたいと言っていた母と、予定を合わせて行ってまいりました。

武蔵五日市駅まで、何本か電車を乗り継いで、
それから一本道をてくてく歩いて、懐かしい(一年ぶりくらいかな?)看板まで辿り着いて。

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心浮き立ちます。
そして、ここに立ち入っていくと、ささやかな不思議が始まります。
心浮き立つのと同時に、心が鎮まりゆくのを感じるのです。

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自然のうちに流れゆく時の経過だけを感じさせてくれるこの場所に、
またやって来ることのできた・・・そんな喜びに浸って立ち尽くしている間、
母は、こんな鈴ははじめて見た、と言わんばかりに、鈴を一つ一つ揺らして、その音色を確かめていました。
どこから響いてくるのやら、という深い音色が一瞬にして響き渡りました。

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嬉しかったのは、真木千秋さんが染めの仕事にとりかかっているところに行き逢えたこと。
竃に火をおこし、たっぷりと水をたたえた大きな鍋に、福木のかけらを入れているところをお邪魔して、
お話を伺ってきました。
真木さんは竃小屋のそばに立つ大きな欅の木に、コゲラがえさを求めてキツツキをしているのを教えてくださり、
一緒に眺めながらお話ししました。
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ぱるばさんも竃のそばまでやって来ました。
明日のことでなにやら真木さんと相談しています。
明日は晴れているうちに藍の生葉染めをすること、晴れている間に染めないと色が濁ってしまうこと、、、
そんなことも、聞き知りました。
真木さんはお話ししながらも、竃に気を配り、時折枝を火にくべては葉っぱのうちわで空気を送ります。
そうすると、ぱちぱちと音がきこえてきて、煙の太い流れがこちらに来たり、あちらを向いたり。

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ここにやってくる楽しみは、まず真木テキスタイルスタジオに関わる人々にお会いできることがあって、
あとはやっぱり大きな2本柱。
真木テキスタイルの衣と触れ合う時間、そして、竹林cafeのごはんです。

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本日のターリーは、
クミンライスに豆のカレー
ジャキアが効いたなすのサブジ
大根のピクル
同じく大根に胡麻やクミンを合わせたひと品
そしてチャイとインドの小菓子。

ラケッシュさんのカレーを頂くのもまた、およそ一年ぶりです。
ほんとうに幸せなカレーです。
冬瓜やほうれん草、トマトなどに豆を合わせたカレーで、しみじみおいしく、
この心地好いクリーミーさのもとは何だろう、、、ココナツミルクを少し加えているとか?、、、と不思議に思い、
ラケッシュさんに訊ねたら、それはムングダールの味だろうということを教えてくれました。
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インドの小菓子はひよこ豆を使った甘いお菓子。
このお菓子と、スパイスの香るチャイがまた、ほんとうに幸せ・笑。

明日までの竹林の店には、三谷龍二さんの木の器が並んでいます。
スクエア型で角に丸みをもたせた黒漆のお皿や、胡桃や桜のリム皿、鉢、神代楡の小皿、カトラリー、、、
一週間前からしてみると、だいぶその数は少なくなっているようにも見られました。
初日にはたいそうお客さんがいらっしゃって、たいへんに賑わっていたとか。
なるほどなぁ・・・興奮気味のお客さんたちが、器を前に眼を凝らしている様子が目に浮かんでくるようでもありました・笑。
ほんとうに素敵な木の器たちです。

今日は静かな竹林の店。

すっかり心満たされ、
帰り道の秋川沿いを歩きながら、やっぱり竹林の店日和だったねと母に声をかけずにいられませんでした。

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by raisinsand | 2011-09-18 23:21 | Comments(0)

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枝の上ですっかり熟したいちじく。
もいできました、、、というのをいただきました。

今年わたしにとっては初物です。
いちじくは、甘みの中に微かなほろ苦さが潜んでいて、
口の中で崩れていく感触とか、
やっぱり大人な果物だなぁと思ってしまうのですが、、、

すっかりそんな果物の虜になっています。

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いつもはお米の朝ごはんですが、
今朝はいちじくに加えてスムージーとビスケットの変則型の朝ごはんです。
連休のなか日、お出かけ前のエナジーチャージ。

スムージーは、バナナとゴーヤ、そしてブルーベリーと豆乳のミックス。
これだけでも充分なくらいなのですが、
さらに、非常食として蓄えていた、ちょっと前に賞味期限が切れてしまった(笑)ビスケット(navy biscuits)と、ハスカップジャムも。
ビスケットのために紅茶を淹れています。
食卓は紫色です。

(旧葉月二十一日丙子)
by raisinsand | 2011-09-18 07:33 | Comments(0)