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peach

わたしの家から駅まで、いろいろな道を選ぶことができます。
今日は郵便局に寄りたかったので、菊名池公園を通る道を行きました。

池の脇の小道に差し掛かると、いつも何羽もの鳩がうろうろしている所に、
鳩のはずが、違うものが動き回っています。
カルガモの親子でした。
ふわふわの羽毛に包まれたカルガモのこどもたち、5羽いました。
あまりのかわいさに、足を止めずにはいられませんでした。
背筋を正したおかあさんカモは、ゆったりとこどもたちを見守っている様子です。
しばらく、5羽のこどもたちとおかあさんの様子を眺めていると、
その親子は、列を組んで池のほとりへと歩き始めました。
こどもたちが、池にスライディングしていきます。
まるで駆けっこをするかのように、池のまん中に向かって泳いでいきました。
おかあさんも、こどもたちに囲まれながら、泳いでいきました。

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そろそろ桃も食べたくなってきました。

「イタリア料理の本 2」(米沢亜衣 著)の"Pesche al vino rosso 桃に赤ワイン"をやりたくなってきました。

レシピは"桃は、産毛をとるようにていねいに洗う。・・・"
というところから、はじまります。

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皮ごと食べやすい大きさに切って器に盛るはずなのですが、
皮ごと食べやすい大きさに切ってみると、皮が半分くらい自然と剥がれてくるのです。
今日は剥がして食べる日なのかもしれないと思い、レシピから脱線しました。

好みの量だけ砂糖とワインをかけて食べるはずなのですが、
そういえば、うちにある飲みかけのワインは白だった、、、ここでさらに道は外れ、
白ワインの場合は、砂糖よりも蜂蜜の方が合うかもしれない、、、なんて想い始めたものだから、
Pesche al vino bianco ・・・。


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桃で、もうひと品。

桃を買う時、つい調子に乗ってしまい、ドライになっている桃まで買ってしまいました。
これをりんご酢に漬けました。
この色から感じていただけると思いますが、いつもお世話になっている内堀醸造の有機りんご酢、
お砂糖も蜂蜜も必要としないくらいに濃厚です。

充分に漬かったら、このシロップをスパークリングウォーターで割って、ノン・アルコール カクテルみたいに、
楽しんでみようと思います。

(旧水無月二十九日乙酉)
by raisinsand | 2011-07-29 19:26 | Comments(0)

plum

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奄美に自生するすもも、ガラリ。

ここ数年、こちらのお店で見かけるようになりました。

よく冷やしたものを、旅した奄美の記憶をたぐり寄せるように、かぶりつきます。

しっとりとした果肉は薄い皮に包まれ、それが口の中ではじけるとジュースがしみ出してきます。
完熟したものは、仄かに巨峰の香りもしてきます。
美味です。

(旧水無月二十八日甲申)
by raisinsand | 2011-07-28 07:55 | Comments(0)

today

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小麦粉とベイキング・パウダーと塩。
よくふるったやつに、バターを切って入れて
指先で静かによく揉みこむんだ。

・・・

そして熱くしておいたオーヴンに入れる。

スコーンは自分の手でつくらなくちゃだめだ。
焼き上がったら、ひと呼吸おいて
指ではがすようにして横ふたつに割る。

割り口にバターとサワークリームをさっとぬる。
好みのジャムで食べる、どんな日にも
お茶の時間に熱いスコーンがあればいい。

一日にいい時間をつくるんだ。
とても単純なことだ。
とても単純なことが、単純にはできない。

                   「食卓一期一会」 長田 弘
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ヒトって、なにかを求めずにいられない生き物なのだな、
そんなことを本気で考えたりしています。

おぎゃあと産まれて、まずはお母さんの愛。
いつしかそれが、仲間や友情にひろがっていき、
あるいは、すてきな洋服やアクセサリーを身につける喜びに変わり、
音楽に身を委ねる心地好さだったり、
おいしいたべものに巡り合う高揚感を求めるようになります。

たくさんのことを求めながら、そのために働いていたりもします。

マザー・テレサのように、与える喜びを求める、洗練された生き方もあります。

強欲は、悲劇を産み出します。

ふだんの暮らしの中で見過ごしがちな、よく吟味されていない欲望が降り積もっていっても、
それもいつしか、わたしを幸せから遠ざけてしまいます。

それならば、今何を求めているのか、自分で分かっている方がいい。

それならば、そのうち何かが起きたって、それは自分の責任だと納得できる。

そんなことを本気で考えていたりもします。


あたりまえのことを大切にすること。

そんなあたりまえを、これまでも求めていたし、これからも求めていくのだろうと思います。

あと、楽しむこと。

楽しまなきゃ、いいものに巡りあわないということを、経験則で学んできた筈、、、
だから、楽しみます!

今日のあたりまえのひとつ、おべんとう作り。

"ピーマンをおいしくたべよう"がテーマのおべんとうです。
いたってカンタン。
ピーマンとじゃこの炒め物をごはんの上にのっけました。

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(旧水無月二十六日壬午)
by raisinsand | 2011-07-26 07:40 | Comments(0)

glass

台風以来、空は曇りがちです。

ぎらぎらした陽射しがない分、暑さもマイルド。
暑さでのびきることのない身体は、ヨーガだけだと物足りない様子。
歩きたくなって、買い物がてら午後のお散歩にでかけてきました。

立ち寄った雑貨店で、フランスの業務用と言うワイングラスに目が止まりました。
どこかのカフェでお茶を頂くのと変わらないくらい、、、衝動買いしてもいいかな。

試しにひとつ、買い求めてきました。

家に戻り、さっそく冷えたワインを注いでみると、ますます気に入りました。
こじんまりとしたサイズとなめらかな曲線、、、

ワインはニュージーランドのソーヴィニヨンブラン。

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by raisinsand | 2011-07-24 17:41 | Comments(0)

wild

野生 というものに心惹かれます。

いわば野に生まれ、野にて、ありのままに育ったもの、ということでしょうか。

贅肉などない野生の生き物たち、
野生の苺に野生のすもも、お茶にできる野草など、、、

人だってそうです。
でも人の場合はこんなぐあいにです。
普段は表情も物腰もおだやか、、、そんな人が、ふっ とした瞬間に見せてくれる、
何か野性的な眼差しとか、
さりげない仕草だったり、あとは勘の鋭さとか、、、
そんな瞬間に弱いのです・笑。

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あいちゃんが、熊笹茶を送ってくださいました。

袋から出し、手にとってみると、カサカサと乾いた笹が、指にやさしく触れ合ってくれました。
この緑色、どこかで見たことあるな・・・と思っていたら、
それはちょうど去年の今頃、サンディ・フラスタジオでの真夏の果実を踊るワークショップに参加しにいった時、
誘ってくれたあいちゃんが着ていたTシャツの色でした。

あいちゃんは、この熊笹茶を送ってくれてすぐ、旅立ちました。
暑い国、あいちゃんに元気をくれる国、タイへ。

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これぞ野生のお茶です。

淹れたてのお茶を口に含むと、なんとも言いようのない、やさしい香りが口に広がり、
そして鼻腔を抜けていきました。

朝食にもいただき、常温で日中も頂けるようにと、たっぷりこの熊笹茶を淹れておきました。

ちょうどババグーリのマフィンがあります。
このお茶と、おやつにしてみます。

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(旧水無月二十四日庚辰)
by raisinsand | 2011-07-24 11:22 | Comments(4)

eel

昨日は土用の丑の日でした。
土用の丑の日、といえばやっぱり鰻。
鰻は好物のひとつですが、夏休みに実家に帰ったときの楽しみにとっておきます。
実家のある三島近郊は、鰻がおいしいということで知られているのです。

それにしても、台風が去り、涼しさを残していきました。
なんと台所に立ち易いことか!笑

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気分だけは土用の丑の日を楽しみたかったので、
鰻のかわりに、冷蔵庫にあったよもぎ麩を蒲焼きにし、
ちいさな丼に仕立てました。

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鰻をいただく時、うざくとも言いますが、塩で揉んだきゅうりをたっぷり添えて食べるのが好きです。
鰻でなくとも、やっぱりきゅうりのものを添えたいところですので、
きゅうりと板麩の酢の物を拵えました。

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トマトピュレーでパンチを効かせた切り干し大根とお揚げさんのトマト煮です。
だしがら昆布を刻んで一緒に煮ました。
つい、暑さでからだが火照り、生の野菜ばかり食べてしまいますが、
やっぱりそればかりだと、胃などの消化器官が弱ってくるような気がします。
こういう涼しい時に、せっせと煮物をつくろうかしら・笑。

これに、アーサのお味噌汁も添えて、
土用の丑の日、菜食ヴァージョンです・笑。

なかなか満足できるような気がします。

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(旧水無月二十二日戊寅)
by raisinsand | 2011-07-22 07:50 | Comments(0)

therapy

「ミツバチの羽音と地球の回転」は、靄のむこうの新たな展望のような映画でした。
この映画のパンフレットを、見終わった後に求めてきました。
シーンごとの音声を、映画のシナリオとしてしっかりおさめられています。
環境を巡って、日本や世界を舞台にリードして活動されている方々のメッセージや、
アーティスト、ミュージシャン、ファーマー、、、様々な人たちの言葉を発見することができます。

映画を想い返し、パンフレットを読むたびに、揺さぶり を、心に感じます。
これは、新たなものが始まる前の 振動 なのでしょうか? 鼓動 なのでしょうか?

ap bank監事/環境活動家である田中優さんのメッセージの中に、
私も映画を見ながら同じように感じたことを見つけました。
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祝島の多くの人たちは、船を繰り出しテントを張り、そのブイの設置を中止させようとする。
しかし中国電力の担当者は船の上からこう説得するのだ。
「みなさん、いまさらこんな一次産業を続けていて、未来がありますか?
食べられるようにしていくには産業の活性化が必要です。原子力発電は地域の雇用を増やします」と。
これまで原発を受け入れた自治体で、その後に人口が増えて地域が活性化した地域はひとつもない。
なぜ地域経済の活性化などと言えるのだろう。あり得るとしたら、カネを受け取って故郷を忘れ、
関係ない地域で生き延びることだけだ。
気になるのは「一次産業で食べられるわけがない」という考え方だ。
いったい彼らは何を食べて暮らしているのだろうか?
食べられるものはすべて一次産業で作っている。
なのになぜ彼らは「一次産業では食べられない」というのだろうか。
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あの映画の中で、私にとって、もっとも気になったシーンだったかもしれません。
いちばん基本の、いちばん大切で、いちばん感謝すべきところが、
あの発言からはすっぽり抜けてしまっているように思えました。
飯田哲也さんのメッセージにあるように、
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向かい合っている祝島島民の姿を見ようとせず、言葉を聞こうとせず、
自分たちがしていることの意味を考えようとしない、
そういう思考停止した無表情の男・男・男・・・。
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なんだか、、、
これらのメッセージに共感するあまり、そのまま頭の中がトラップされてしまいました。
これでは私が思考停止になってしまう!

昨日も今日も、あまり仕事に集中できませんでした(告白・苦笑)。
仕事のPCに向かうと同時に、罪悪感と無力感に打ちのめされる感じでした。

なんとか意識を転換しないと、、、と思いながら、仕事帰りの重たい足を引きずって、
たまに立ち寄るところではなく(笑)、それより大きめの書店に立ち寄りました。
さまざまな本に触れてきました。
雑誌、料理本から、ちょっとした占い、著名人のエッセー、アートの本、絵本、、、
自由な気持ちを取り戻しながら、本の積まれている島から島へ飛び移っているうちに、
気持ちがすこしずつほぐれてきました。
最後に、文庫本コーナーで、表紙のイラストがキュートで心惹かれる一冊を見つけました。
カワムラタマミ「からだはみんな知っている  はじめてのクラニアルセイクラル・セラピー」
です。
クラニアルセイクラル、という難しい言葉は、
Becket の Kushi Instituteでマクロビオティックを勉強していた時に知りました。
Abrahamという先生がいました。
たしか気象学関係の研究者だったと言うAbrahamは、その頃すっかり美しい白髪になっていましたが、
姿勢が整っていて、瞳にはいつも、もの静かで柔らかな光をたたえていらっしゃいました。
彼はMacrobiotic Shiatsuを教えていました。
クラニアルセイクラルは、Shiatsuの講義内容そのものではなかったと思いますが、
先生はクラニアルセイクラルのセラピストでもあったようで、講義の中で教えてくれたのでした。
と言っても、あんまりよく理解できないまま、今日まできていました・笑。

カワムラタマミさんの「からだはみんな知っている」の冒頭には、
--
クラニアルセイクラル(頭蓋仙骨療法)とは、19世紀末に、ウイリアム・サザランドによって開発されたもので、
脳と脊髄を覆っている硬膜の中の脳脊髄液の循環をうながし、全身の呼吸を整えるというものです。
--
と説明されています。
Abrahamがデモンストレーションをしてくれたときのことが甦ってきました。

5グラムタッチと呼ばれる、10玉枚分のごくごく軽い圧で、頭、首、背中、仙骨、足にふれて、
その人自身の脳脊髄液の水圧システムのリズムを感じ取り、
上下左右が均等ではない場合は、障壁を作って左右上下が対象になるように働きかけるもので、
あくまでもからだを整えるのは、本人 ということです。

今では、からだと心は、"わたし"という生命体を表す 対 の両側面だと思っています。
からだが整わないと、心のピントもずれてくるし、
心が整わないと、からだの調子も悪くなってきます。
この本は文庫本で買い易いこともあったので、ありがたく手に入れてきました・笑。
自分でからだと向き合いながら、自然治癒力を目ざめさせるさまざまなヒントが書かれています。
新しい展望を前に揺さぶられる毎日、すこしずつ自分の力で、必要なだけ、
整えながら、よき明日のために暮らしを続けていきたいものです。

(旧水無月二十日丙子)
by raisinsand | 2011-07-20 21:31 | Comments(2)

watermelon

台風のおかげでものすごい湿度です。

近所の軒先の風鈴が、時折壊れてしまわないものかと心配になるほどの音を鳴らしています。

風鈴とくると、うちわ、と言いたくなります・笑。

うちわと言えば浴衣かな? 

となると、花火。それから蚊取り線香、、、

みなさまの 夏、と言えば何でしょう?

ビールに枝豆?

とうもろこしもマストですね・笑。

でもやっぱり、、、すいかです。

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(水無月十九日乙亥)
by raisinsand | 2011-07-19 20:14 | Comments(0)

Dance!

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お昼を過ぎて、暑さを逃れるために、御殿場まで車を走らせました。

道を挟む田んぼの稲も、かんかんに陽を浴びる木立の樹々も、黒々と見えるほどに緑を濃くしていました。


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目的地に辿り着き、ひんやりとした水ようかんとお茶で涼んでいたら、
今日は特別に、東北に伝わる伝統の舞が披露される、という日だったよう。
しばし暑さのことを忘れ、懐かしいような笛の音色と太鼓の調子、
機敏な舞に心奪われるひとときを過ごすことができました。

岩手県は北上に伝わる、鬼剣舞(おにけんばい)という舞です。 

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舞を披露してくださる方が、舞の合間にいろいろと解説をしてくださいました。

ひとつの舞を舞うのに、マラソン5キロを疾走するのと同じくらいのエネルギーを使うことや、
白、黒、赤、青の鬼のうち、白鬼がリーダー的な存在であること、
代々、舞い手が朴の木から手彫りでお面をつくっていた(今回待っていらっしゃる方々は、そんな風にして作られたお面を引き継いでいらっしゃるとのこと)など。


すばらしい舞を拝見させていただきました。

"身体"を感じ、"身体"を使うよろこびが、古来から受け継がれている舞に刻まれているのだと想いました。
わたしも踊りたくなってきます・笑。

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すっかり雨不足のぱさぱさの土に根付く山百合たち、
木陰にあっても暑さに耐えかね、うなだれがちでありました。

そろそろ大地は冷やされないと・・・

台風がやってくるようですね。
by raisinsand | 2011-07-17 21:06 | Comments(4)

glance

蝉が勢いよく鳴いているのが聞こえてくる朝、
冷えたきゅうりやトマトのお皿の手前に、かぼちゃやいんげんのおみそ汁、
納豆にはオクラや紫蘇をたっぷりと刻んで、、、
これらはすべて夏のお野菜。

炊きたてのお米を囲むこれらのおかずが並んでいるのを前にしていると、
夏だなぁ、夏休み気分だなぁ、としみじみしてしまいます・笑。


昨夜、「ミツバチの羽音と地球の回転」を沼津の電気堂さんで観てきました。

鎌仲ひとみ監督のまなざしに、すっかり惹きこまれてしまいました。
29年間もの歳月を、自分たちに偽ることなく真摯に闘い続けた島の人々が愛おしく感じられました。
スウェーデンの進んだ環境行政には驚嘆いたしました。

ドキュメンタリーとは、それを制作した人のまなざしなのだと、感じています。
たくさんの伝えたいことが、その作品の中に詰まっていて、観る側はそれをどれだけ受け取ることができるか、、、
やっぱり真剣勝負です。

新たな視点・発想が吹きこまれるということは、希望・活力の源です。


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草むらに浮遊する不可思議な物体・・・
これは桔梗の蕾です。


(旧水無月十七日癸酉)
by raisinsand | 2011-07-17 09:29 | Comments(0)