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March

マーチ、、、今日で3月もおしまい、、、その 'March' ではありません・笑。

ジェラルディン・ブルックスの「マーチ家の父」
Geraldine Brooks, "March"

のことです。

震災の壮絶さを肌で、あるいは映像で目の当たりにしたこの時期、この本を読みながら
人類の辿ってきた壮絶な歴史に想いを馳せずにはいられない、壮大な物語に圧倒されています。

ジェラルディンはオーストラリア生まれのジャーナリスト、シドニー・モーニング・ヘラルド紙で環境担当を経てUSに渡り、
ウォールストリート・ジャーナル紙でボスニア、ソマリア、中東の特派員を経験しました。
2006年にピュリッツァー賞を受賞したこの作品、緻密な取材に基づいて描かれた、「若草物語」のもうひとつの物語です。

四姉妹とお母様のもとを離れ、戦地に赴いた父の視点で描かれたこの小説(後半には母の視点も)を読んで、
あらためて、深く自らを省みずにはいられません。
揺さぶられます。

揺さぶられ、揺さぶられて、これまで ”よし”としてきたところから、一歩抜け出す勇気を絞り出すしかないのかもしれません。


若草物語は、以前から何度も読み返してきました。
読み返しながら、自分の身の回りのことに照らし合わせるのを楽しんできました。

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あの四姉妹で、自分に一番近いのは誰だろう、、、
ジョーかな、とか・笑。

こんなこと書いたら、まゆちゃんは何て言うのだろうとも思うのですが、
まゆちゃんは、とってもベスみたいだなぁとおもうのです。
繊細でやさしくて、引っ込み思案で、手先が器用。
体力はあまりないけれど、いざというときに湧き出す勇気にかなう人は
なかなかいない、、、

そんなまゆちゃんが、つっかえぼうをさらにブラッシュアップさせていらっしゃるようです。
by raisinsand | 2011-03-31 08:02 | Comments(0)

awakening

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躍動する大地
たえまない息吹
わたしたちもめざめはじめます。

旬、季節は絶えず、巡っています。

春のめざめ。
冬の間内向きに働いていた力が、今度は外へ向かってはたらきはじめます。
身体はゆるんできます。

ゆるみはじめた身体のバランスを整えるのに、旬のたべものはよい働きをしてくれます。
特に春のこの時期、葉ものをたっぷりいただくとよいということを、マクロビオティックの勉強中にも学びました。排出すべきものを排出し、あらたな気を取り込むのにひと役買ってくれるのでしょう。


今朝は青菜のお粥。夜のうちにさっと湯がいてしっかりと水気をしぼっておいたほうれん草をたっぷり刻みいれました。


毎朝、目黒駅を降りて行人坂を下り、雅叙園の前の桜の並木道の下を歩くとき、
あるいは目黒川の橋を渡りながら川沿いの桜並木を眺めて、蕾の様子を確認しています。

今日もこれから桜パトロール、行ってまいります。

(旧如月二十六日甲申)
by raisinsand | 2011-03-30 07:57 | Comments(0)

vegetables

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週末のたのしみのひとつは、
マルシェジャポンで新鮮なお野菜を買いもとめることができることです。

昨日も、これでよし!という分のお野菜を仕入れてまいりました・笑。

そして週末がうれしいのは、
仕事に出かける時間、というものに追われることなく、
おちついて朝ごはんの支度ができるからです。

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ひさしぶりに全粒クスクスの登場です。
ひじきのタブレを拵えました。

サラダはさまざまなベビー(ベビーリーフやベビーキャロットなどなど)が
ミックスされています。
ひじきのタブレの上にちょこんとのせたのは、おかひじき。
海と陸のひじき、コラボレーションです。

これらのお野菜、茨城の農家さんのものです。
土の中の多様な微生物、ということに焦点を当て、丹精こめて育てていらっしゃるそうです。
グリーンリーフをたっぷりといただくことは、
身体がよろこんでくれます。

些細なことから大きなことまで、バランスを考えて判断できるといいな、と思います。



(旧如月二十三日辛巳)
by raisinsand | 2011-03-27 09:20 | Comments(0)

something

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とっても、ちいさなちいさな、
ちょっとしたことの積み重ねなのだろう、
と、おもいます。

今の自分にとって確かなものを、
この手を動かし、
この手で感じること。

それが心を鎮め、
保ってくれるコツなのでは、と。




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切り干し大根を、もどした干しいたけとお揚げさんと一緒に炊き上げました。
スパイスミックス、ハーブミックスも効かせて、ちょっぴりエキゾチックな切り干し大根煮です。

切り干し大根を煮るとき、わたしはあまり煮すぎず、食感を残すのが好みです。

できたてはふっくらしていてほんとうにおいしいです。
常備しておくと、安心でもあります。


(旧如月二十二日庚辰)
by raisinsand | 2011-03-26 09:30 | Comments(0)

magnolia

今年は、あれよあれよという間にハクモクレンの盛りがすぎてしまったようです。
まっしろな花びらに埋め尽くされたハクモクレンを、見のがしてしまいました。
気がついたら、横浜のいえの近所でも、実家のある静岡のほうでも、
たしかに花びらは残っているのだけれど、まっしろではなくて、クリームだったり茶色だったりして。
花の盛りというのは、ほんの一時、一瞬、なのですね。

震災から2週間を迎えました。
あまりに大きなできごとでした。
その大きさゆえ、時の流れをもかわったのではないかとおもってしまいます。

濃い光と、濃い影が劇的に出逢った瞬間。
かなしみと痛みの火花が、きらきらと飛び散った。
そして、影を忘れていたわたしたちの頭の上に降りかかってきた。

その火花の痛みは、あたらしい光をうみだす痛みとして、わたしたちにもたらされているのかもしれない。

ふっ と、そんな想いが湧いてきました。

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支えあい、は、
そんな大事が起こらなくても、
ほんとうはいつだって、日々の中で、忘れてはならない心。

このことを、まゆちゃんが
あらためて想い起こさせてくれました。

つっかえぼうと名付けられたクッキーを、
このさなか、焼いて送ってくださりました。





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いつまでも、個 の視点にとらわれず、
それを引き上げて、
日々の実践につなげることをこころがけたい、
今はそう感じています。

すぐ個の視点でものを見てしまっている自分に気づく日々であります・笑。

支えられていることに感謝して、
わたしのできることをひとつでも見つけられるよう、
今日も前を向いて出発です。

いってまいります。

(旧如月二十一日己卯)
by raisinsand | 2011-03-25 07:49 | Comments(0)

alone

地震が起きる前から、これでいいのだろうか・・・と思いつづけてきたこと。

これまで続けてきた ひとり暮らし もそのひとつです。

省エネルギーという観点からかんがえると、ひとりの人間がひとつの家で暮らすことに、ハテナを感じることはいくらでもありました。

ひとりが一台の洗濯機を持つこと。

ひとり分の胃袋を満たすために一台の冷蔵庫を持つこと。

ひとりで過ごす部屋を暖めるために、エアコンを稼働させること、、、

どうなんだろう???

考え出すときりがないことを、思い巡らせてきました。

テレビはもう随分前に手放しました。そのとき一緒にオーブンレンジもひとに譲りました。

さほど部屋数もない家に掃除機は必要あるまいと、掃除機は持たず、
お風呂上がり、髪の毛はタオルで乾かしてそのまま。
ご飯は鍋で炊き、湯は必要な時にやかんで沸かし、
たべものを温める時は保温性の高い土鍋を活用してきました。

寒い時は歌を歌うとあたたかくなってくることを発見(?)しました。
レンジで温めるよりも、鍋であたためたほうが、たべものがおいしいということも発見しました。
ウクレレを弾いたり、編み物をしていると、退屈な時間はないことも発見しました。
不便で苦しむことはありませんでした。
むしろ、楽しんできました。
それでも、省エネルギーの観点から考えてみると、わたしのやっていることは、非常にちいさく狭いことで、
そんなひとり暮らしとはいかがなものかと想い巡らせてきました。

じゃあ木の花ファミリーのようなエコヴィレッジに、この人生のステージを移そうではないか。

そう問いかけてくる自分もいるけれど、それがこの私にとっての 今 なのかな?、と返してくる自分もいるのでした。

このことに関して、すぐに解答を与えられなくとも、日々を淡々と、できうることを、肩の力を抜いてひとつひとつこなしていくしかない。
そんな想いが、わたしの心の中の多数決で、優位となるのでした。

今は、その心を掘り下げるとき。

この心の核心に、近づきたい。

なにか違う景色がみえてくるかもしれない。


先週末も、実家で過ごしました。

家族と過ごしながら、あらためて、お台所に立つことのできるありがたさを噛みしめました。


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実家のお台所でも乾物活用キャンペーンメニューを拵えたりしました。

高野豆腐を戻して、しいたけと昆布のお出汁と酒・みりん・醤油で下煮したものに
衣をつけ、フライにしました。

河合真理さんのレシピでとても気に入っている、きのこの素もこしらえました。
ぶなしめじとしいたけをたくさん刻み(一時間はかかりました!)、
たっぷりめのオリーブオイルで炒め、鷹の爪とお塩で味をととのえます。
このきのこの素にレモン汁と粒マスタードを加え、
さっと霜降りした春キャベツを和えました。

じゃがいもとたまねぎのサブジもフライに添えました。


お野菜を洗うのに、煮炊きをするのに、お水は欠かせません。
火も欠かせません。

暗い手元を照らし出してくれる灯りも、もはや当たり前のものではなくなりました。


すべてが有り難いものでした。


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おとといは満月でした。
この月から、満月茶会をひらきたいと思ってきました。

あの方なら、声をかけたら来てくださるだろうか、
この方もどうだろうか、
そんな風に想っているうちに、地震の日がやって来て、
そのまま満月夜もすぎさりました。

かわりに、家族といざよい茶会のささやかな時間を持ちました。

茶菓子は苺のパウダーをまぶしたおこしと抹茶のおこしです。
このおこし、庄内の米で作られています。
山形のみなさんは、被災地の方々をうけいれてがんばっていらっしゃるそうですね。

今 に感謝しながら、

今の私にできること、よりよき道を、求めていく日々です。

ひとり暮らしだけど、
この世界は ひとり じゃなく、
みんなでひとつだから、

信じています。

これからもみなさま、どうぞよろしくお願いいたします。
by raisinsand | 2011-03-22 18:40 | Comments(0)

radio

以来、わたしは部屋のエアコンのコンセントを抜いています。
横浜ですもの・・・寒さのうちには入りません。
ひんやりとした部屋の中で、ラジオだけは起きている間かけっぱなしにさせていただいています。

ひとの声が、こんなに心をあたためてくれるなんて、
こうなるまで知りませんでした。

全国の(全世界の)ひとびとの、あたたかな心に、この心を射抜かれながら、
掃除をしながら、台所の事で手を動かしながら、耳を傾けています。

地震が発生してまもなく、Kushi Instit. で共にマクロビオティックを学んだJohn(今はイギリスに住んでいます)から、
お見舞いのメイルが届きました。
同じ島国・原発を沢山保有する国にすむ仲間として、彼からもアドバイスがありました。
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Sea vegetables and miso can be good but also you have to use compresses to remove it from the organs like the lungs and so on.
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すなわち、日本の伝統食がわたしたちを守ってくれるということです。
海藻や味噌など、代々食べ継がれてきたものを、これまでのようにいただいていきましょう。

買いだめに走る前に、家にある乾物・保存食などのストックを整理させましょう。
まだ水もガスも時間も、使える分だけ使うことができるのです。

今与えられているものを、分かち合いましょう。


昨日も朝からずっと、オフィスでも空調はOFFになっていました。
重ね着や靴下の重ね履きでずいぶんと違ってきます。
ふだん会話をしない方との間でも、ちょっとした会話が身近に起こるようになりました。
それだけで ぽっ と心があたたまったりするものです。

今日も仕事に行ってまいります。

できることを淡々と、続けていきたいと思います。

(旧如月十四日壬申)
by raisinsand | 2011-03-18 07:56 | Comments(0)

shanti

おはようございます。

今朝も、おひるのためのおべんとうを準備しました。

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黒米小豆いり玄米ごはん。
おとうふあげとしいたけ昆布煮、春菊ごま和え、れんこん黒ごま炒め。
ドライフルーツコンポート。

おとうあげは、高橋徳治商店のもので、わたしはこのおとうふあげのファンです。
パッケージの住所を見ると、石巻市川口町とあります。
いつも楽しみなおべんとうのおかずをつくってくださっていた
加工所に関わる方々のご無事を信じたいとおもいます。

わたしたちはこれまで、被災した生産者の方々に、お台所をサポートしていただいてきました。
こんどは、わたしたちがサポートする番なのだろうとおもいます。
わたしには何ができるのだろう、、、


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おだやかで、
足ることを知り、むさぼらない心を保つこと。

慈しみの(それは友情の、ということ)心を、この胸にあたためながら、
できることを見つけていきたいです。

春菊のごま和えをトーストにのせてあさごはんにしました。
タヒニ(ごまバター)に梅酢と醤油をブレンドして、
昆布としいたけの出汁、あるいは野菜のゆで汁などで伸ばしたごまソースで和えると、
パンにもあうおかずになります。和えるのは菜花、青菜、ブロッコリーやカリフラワー、、、なんでも。
りんごのコンポートも添えました。
春菊とりんごも、よい相性です。


(旧如月十三日辛未)
by raisinsand | 2011-03-17 07:46 | Comments(0)

morning

おはようございます。

昨夜、静岡県東部を震源とするおおきな地震がありました。

ラジオで震源地を知るや、即実家(三島市と沼津市の中間にある清水町というまちにあります)に
電話をかけました。

ありがたいことに、すぐ通じ、とくに被害はないと言う母の声を聴くことが出来ました。

富士宮の知人からも、大丈夫だという連絡が入ってきて、すこし安心しています。

原発の惨事はなおも深刻化しているようです。

ただただ、祈りつづけています。
by raisinsand | 2011-03-16 07:37 | Comments(2)

spirit

今なお、被災地に居らっしゃる方々が置かれている、きびしい状況が、
すこしずつでもよくなりますように。
祈り続けます。

すさまじい災害に見舞われながらも、とりとめられた命も多数あることに、
助け合いが行われていることに、
感謝いたします。

わたしは、これから横浜に戻ります。

明日から、引っ越し先のあらたな仕事の場、目黒に通います。
仕事ができる場所があり、与えられた役割があることにも、とてもとても感謝しています。

とうとう起きてしまった原子力発電所の事故。
たった今ここでは、PCを起動し、ネットワークに接続していますが、このように節電を心がけつつも電気を使い続ける生活が続いています。
変わることを迫られ、またそれを喜んで受け入れる時なのかもしれません。


先ほどから、昆布の佃煮を煮ています。
ふだんから、出汁を取る際に、出汁殻となった昆布をジップロックに入れるようにして、ある程度たまったら佃煮にしています。
今回の事故があったからということではなく、でも昆布のような海の産物に含まれるヨードの浄化作用ということに、
あらためて意識を向けながら、くつくつと煮あがっていく鍋の中をのぞいています。
by raisinsand | 2011-03-15 10:37 | Comments(2)