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coming

春が ぐっ と身近にかんじられるようになりました。

いつの間にか、早咲きの桜が満開になっていたりします。
やっぱり太平洋沿岸の町は早いな、とおもっているところです。

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縮こまっていた身体もゆるんで、
急に動きたくてうずうずしてきます。

この週末は実家に滞在しています。
昨日は、東京フィルのコンサートを沼津の市民ホールまで聴きに行きました。
クトロヴァッツ兄弟の指揮とピアノ演奏、そしてフィルハーモニー、聴衆の一体感。
なんだか近年味わったことのないような興奮と感動に包まれてきました。
演目は軽騎兵やモーツアルトのピアノ協奏曲、ドヴォルザークのスラブ舞曲やリストのハンガリー狂詩曲。
ピアノのアンコールはリストの愛の夢。ほんとうに好きな曲だから幸せいっぱいでした。



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あとはおやつを拵えようと思い立って、
クッキーを焼いたりもしました。

ピーナツバターを使ったリッチテイストのクッキーや、
素朴なゆずクッキーなど。






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暖かくなって急に、にょきにょき ひらりん と
土から顔をたくさんのぞかせているばっけ(ふきのとう)を庭で摘み、ばっけ味噌をこしらえたり。

春の苦味は木の実との相性がよく、
刻んだ胡桃と合わせるほかに、今回のようにアーモンドプードルと合わせたりして、
いろいろ試しながら味わわせていただいています。

先ほど、千本浜の近くにあるモン ミュゼ沼津・庄司美術館で催されている絵画展を観に、
さっと車を走らせてきました。退職後絵を描くようになった父と。



半澤真人さんの絵が、とても綺麗。そしてかっこいい!
ハンディキャップを持っていらっしゃる方です。
絵に打ち込む姿の向こうにその絵がみえてくるような気がしました。
吸い込まれてしまいそう・・・綺麗。そしてかっこよかったです!


(旧睦月二十五日癸丑)
by raisinsand | 2011-02-27 16:01 | Comments(2)

live

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今朝のおだいどこです。

生のアーモンドはタテに割り鉄のフライパンへ。





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ローストして、アーモンドと葉っぱ(かぶとだいこん)のチャーハンに。

作り置きのきんぴらを添えてお昼のお弁当です。





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甘くておいしくて、つい丸のままかじってなくなってしまう小かぶを、
今朝はきんかんと合わせてサラダに。


秋に何回拵えたか分からないだいこんと柿のサラダよろしく、
柚子胡椒とオイルとビネガーのドレッシングで和えました。


これはあさごはんとお弁当、2回に分けていただきます。

(旧睦月二十二日庚戌)
by raisinsand | 2011-02-24 07:44 | Comments(0)

last-day

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かぐれでのワークショップの帰り、ナチュラルハウスに立ち寄ったらおいしそうな苺が。
1パック求めて、帰ってきました。
今朝、苺を食べてから仕事に向かいました。

とうとう明日が最終日なってしまいました。

いつも一緒に仕事をさせていただいていた方が、
来週から博多に。

だからといって、明日だけが特別な日だと想わないことにしよう

いつものように過ごそう


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これまでいつも隣で仕事をさせていただいたことに感謝しよう

昨日だって、おとといだって、その前の日だって、
何かしらを学び、何かしらを気づかせていただいた特別な日だったのだから、
明日だって明後日だって、その次の日だって、
その方がいてもいなくても、学び、気づきながら生きていく、それぞれが特別な日になるだろう

きっと明日も苺を食べてから、仕事に向かうのだろうとおもいます。


明日は満月夜です。

(睦月十五日癸卯)
by raisinsand | 2011-02-17 20:51 | Comments(0)

stars

シリウス、プロキオン、ポルックス、カペラ、アルデバラン、そしてリゲルが描く六角形

天空に煌めくおおきなおおきなダイヤモンド

その内側に紅くひかるベテルギウスと共に、

今宵は、きのうよりひときわあかるくなったお月さまの横。


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かぐれで開かれた、おじろ角物店の籠あみワークショップに
参加してまいりました。

竹で籠をあむ、ということに、すごく魅力をかんじました。
仕事はお休みをいただきました。


竹籠職人さんはたくさんいらっしゃるそうですが、
角物というと、ぐんとその数は少ないそうです。
大分からいらっしゃった小代さんご夫妻が先生。
角物について、わかりやすく説明してくださりました。


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自然から分けていただく素材でつくる暮らしの道具というものは、
素材からパーツをつくるところまでが8割、それらを編むとか組んでいく作業が2割。
それで出来上がっていくというお話でしたが、
思えば、そうですよね、、、
今日は、その残り2割を体験です。

竹林から竹を切って、油抜きして、切って裂いて、火曲げしていただいたものを使って、
あみました。

はじめは素材に慣れないおっかなびっくりな手つきで、
そろそろとあんでいましたが、


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繰り返していくうちに、
なんとなく手が感覚をおぼえてくれて、
竹であむ、ということが
とても楽しいものになっていきました。

いつまでもあんでいたいきもちになりました。

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希少な技術を、わかりやすく教えてくださった先生に感謝です。

はじめての竹籠あみ。
完成しました。

昔は、お豆腐屋さんにお豆腐を入れてもらったりする籠として
用いられていたそうです。

重さにも耐え、丸洗いOK、100年はもつ、という竹籠。
頼もしい暮らしの道具となってくれそうです。


(旧睦月十四日壬寅)
by raisinsand | 2011-02-16 23:22 | Comments(0)

snow

朝からとても寒い一日でした。

すっかり暗くなった道を、仕事の帰り、
ばらばらと音を立てて雨の降る中、傘を差しながら寒さから逃げてしまいたい気持ちで、
足早に、うつむきながら歩いていました。

雨粒のひとつひとつも大きかったのですが、
さらに大きなひとつが、コンクリートに吸い込まれていくのを見ました。

足はすたこらと動かしつつ、さらに目を凝らしていると、
湿った綿のようなものが、またコンクリートに吸い込まれていくのを見ました。

またひとつ、またひとつ、、、

ちょうど雨が雪に変わるときに行き逢ったのでした。

もう、隣の家の屋根は白くなっています。

今日は、ヴァレンタイン デー でしたね。

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この数日、流れの中でお会いすることになった方と
お互いにチョコレートをプレゼントしあったり、
また、思いもかけない方から、プレゼントしていただいたりしました。

商業的なイベントだ、なんて反抗的なきもちを抱いていた頃もありましたが・笑、
チョコレートにさりげなく想いを託せる、すてきな日だと最近はおもえるようになりました。


(旧睦月十二日庚子)
by raisinsand | 2011-02-14 21:15 | Comments(0)

evening

朝がやって来たと思えば、夜が来るのもあっという間なものです。
一日は実にみじかく、
活動できる時間はさらにみじかい。
でも睡眠も大切。

ジャーナリストであり、宇宙飛行士を経験した後、福島で無農薬の農業に従事されるようになった
秋山豊寛さんの文章にありました。
現代を生きる人は睡眠をおろそかにしすぎではないか。
睡眠によって疲労した肉体が修復され、また頭の中が整理される。
睡眠とはクリエイティブな行為なのです、と。

クリエイティブな分の睡眠は確保しないと、、、(それ以上にもならないように!笑)ですね。

今日は一日天気もよく、部屋の整理をしながら、ちょっとしたものの配置を変えました。
古い硝子戸のキャビネットに入れていた一冊の本も、置き場所を変えることにし、
ひさしぶりに手にとり、ページをめくりました。
ニイツテルミさんの "Angels Table 天使の食卓"。
モノクロームの繊細でやわらかなイラストが添えられた、ニイツテルミさんの言葉のひとつひとつが、
胸に響いてきます。忘れかけた頃にこの本の存在を憶い出し、手に取る度に。何度でも。

この本は、お豆腐料理のレシピ集 でもあります。
ニイツテルミさんのようにお豆腐料理をしたくなってきます。

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今夜はお豆腐の親戚、お揚げさんを炊いて、
おいなりさんにしました。

最近拵えたばかりのような気がするけれど、
おいなりさんをつくるのが好き、
たべるのも好き、です。
by raisinsand | 2011-02-13 21:51 | Comments(0)

morning

このところ、春眠暁をおぼえず、、、ベットからさっと抜け出て明けの明星をみるのが楽しみだった筈なのに、
今朝もおひさまのひだまりが部屋の片隅にできる時間まで、ぬくぬくとおふとんの中に留まってしまいました。

春近し、
春はもうここに?


マサチューセッツの片田舎、針葉樹林の美しいベケットにあるKushi Insutituteで
マクロビオティックを学んでいた時に知ったグレートノーザンビーンというお豆。
日本にある白インゲン豆よりも小粒で、かたちも白インゲン豆ほど平べったくはなく、
サラダにしてもスープにしてもおいしいなと思うお豆なのですが、
今朝はそのグレートノーザンビーンであさごはんにいたしました。

昨夜から戻していたお豆を戻していた水ごと、塩ひとつまみと共に火にかけて、
あくをていねいにとります。
沸騰してから15分ほど弱火で煮て、お豆の半量は固ゆで豆としてあとで使えるよう
ざるにあげ、汁気を切って白梅酢と和えました。
鍋に残る豆とゆで汁に、外皮を剥いた丸のままのたまねぎを加え、ふたたび弱火にかけます。
ことこと、ことこと、、、たまねぎが半透明になったら、たまねぎのてっぺんにちょこんとお塩をひとつまみ。
さらにふたをしてことこと、ことこと、、、たまねぎがすっかりやわらかくなったら出来上がり。
そうそう、言い忘れてしまいましたが、丸ごとたまねぎを鍋に入れるとき、
別の料理で出汁をとるのに使った干し椎茸の軸の部分だけ、細かく切って加えました。

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スープが仕上がったら、器にいれて黒こしょうを挽き、
さらにスパイスのオイル漬けもトッピング。
先日マルシェで買い求めたしげくに屋55のライ麦パンを蒸しあたため、
夏のうちに漬けていたピクルスも小皿にのせて、本日のあさごはんとなりました。





(旧睦月十一日己亥)
by raisinsand | 2011-02-13 10:35 | Comments(0)

traveling

イスキア島からはじまりました。

けんじさんが「まずはイスキア島から、、、」と言ったとき、
おおげさに言えば耳を疑うほどおどろいて、それから嬉しい気持ちが湧き起こりました。

おむすびや母の心で知られる佐藤初女さんは、活動の場を「森のイスキア」と命名していらっしゃいます。
その名の由来である大富豪の青年の伝説がにわかに甦ってきて、そのはなしをお二人に聴いてもらいました。

最初の訪問地、イスキア島を堪能してから、イタリアのかかと、プーリア州へ。

燦々とふりそそぐおひさまの光を感じ、おおらかな土地柄をおおいに楽しんでから、トスカーナへと移りました。

「イタリアにあるのはイタリア料理ではなく郷土料理だ、、、」という言葉が甦ってきます。
お正月休み中、アルケッチャーノの奥田シェフがイタリアを訪れるという番組を観て、その中でイタリア人が語っていた言葉です。
ワインを醸す葡萄も、イタリアの各地には、それぞれの土着の葡萄というものがあって、
それこそワインは、郷土を色濃くあらわしているものなのですね。

そうそう、トスカーナの話に戻りますと、
トスカーナをはずしては、やっぱりイタリアワインは語れないからね、、、とのことばに頷ける一本でした。

最後に訪れたのはピエモンテ州。

ピエモンテ州で選んだ一本は、イタリア語で野うさぎ。LA LEPRE。
これは、とーっても気に入ってしまいました。名前からして・・・笑。
繊細でインテリジェンスを感じる(?)ふくよかな味わい。

かがさんご夫妻は心得たもので、
「酔っぱらってしまわないように、まずは軽くグラスに一杯ずつで、それぞれをたのしんでから、
また好きなワインに戻ればいいからね。」
とのご指南をくださいました。

たしかに、です。はじまりから終わりまでが"楽しみながら、ワインにも意識を向けて集中できる"時間だったように思います。


ワインでイタリアを旅する一日。

それは朝から雪が降りしきる一日でした。

かがさんのお宅へは初めて。笑顔で出迎えてくださったお二人と囲む、あたたかなダイニングテーブルが出発ゲート。

旅で迷ってしまわないように、イタリアの地図も用意されていました。

旅の途中でお腹もすいてしまわないように、あたたかなパンや春野菜のサラダ、キッシュ、アジアンな炒め物など、
拵えてくださったり買ってきたりしてテーブルに並べ、旅は快適に進行していきました。

旅の途中、話が尽きることはありませんでした。ワインの話も、ワインのことでない話も。


すごーく楽しかったです。

帰りの電車で、その楽しかったことに浸りながらぼーっとし過ぎて、乗り換えの駅を通り越してしまうくらいに。


今もこうやって昨日を振り返りながら、
 家 というのが何よりありがたく、あたたかく、感謝だなぁと思うのでした。


(追記)
イスキア(白)→プーリア(赤)→トスカーナ(赤)→ピエモンテ(赤)の順で旅し、
ピエモンテまで辿り着いてから、またイスキアに舞い戻ったのですが、
正直な所、最初に受けた印象よりもはるかにいろいろなものを、舞い戻ったイスキアに感じ、
かおりや味わいを楽しむことができました。
白→赤とは限らないのですね。
自由な気持ちと自由なペースで、その旅の仲間と一緒ならではの、楽しい発見に巡りあうことができました。


(旧睦月十日己戌)
by raisinsand | 2011-02-12 17:48 | Comments(0)

spring-bitter

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先週末、実家に帰ったとき
猫の額ほどの庭で、ふきのとうを摘みました。

ふきのとうは、母の田舎(秋田・阿仁)ではばっけと呼ぶそうです。

今年は雨がずっと降らずに、気温の低い日が続いていたためか、
ばっけたちは、それぞれの蕾をぎゅっと閉じて、
寒さや乾燥から身を守っていたのかな、という気がするほど、
蕾がしっかりとしていました。

庭のばっけでばっけ味噌を拵えるのが、
ここ数年の楽しみの一つになっています。

この春(?笑)は、ばっけとくるみの味噌を拵えました。


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今日は旧い暦で七草です。

七草とまではいきませんが、だいこんとかぶのお粥さんを炊き、
このばっけ味噌を添えて朝ごはんにいただきました。



ようやく横浜にも雨が降りました。

昨日一日、雨乞いのつもりで長い傘をもちあるいていたのですが・笑。

よかった。

(旧睦月七日乙未)
by raisinsand | 2011-02-09 08:10 | Comments(0)

practice

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さっそく、今あるものたちを組み合わせて、
旅持ちのお茶道具ということにしてみました。

昨日それらを鞄につめ、実家までやってきました。
到着してすぐ、お湯をわかして魔法瓶に詰めました。

一日遅れになりましたが、心の中に立春の茶会というイメージがありました。

ちょうど、それにふさわしいお菓子もいただいていたのです。
かがさんの博多出張のお土産で、たいへんにめずらしいものを。




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ちょうどタイミングよくお会いできることになったさっちゃんに、
「旅持ちでお茶をいただく愉しみ」、の演習(笑)を、実家のテーブルで、
つきあっていただきました。







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お茶会にもちいたお菓子は、鶏卵素麺といいます。

330有余年の昔、ポルトガル伝来の南蛮菓子にさらに研究工夫を重ねて完成され、
日本三大銘菓に数えられるに至ったという、博多の伝統菓子です。

テーブルの上で、魔法瓶のお湯でお茶を点てました。
さっちゃんの目の前で、あまりの緊張に手首がカクカクしてしまいました。
ひとりではへっちゃらなことも、親しい方の前ですら、こんな風にあがってしまうものなのか、
と、ひとつ勉強になりました。

でも、やっぱり愉しいということがはっきりとわかりました。

その後、両親にも同じようにお茶で一服してもらいました。

やっぱり旅持ち、というのはとても善いような気がしています。




(旧睦月四日壬辰)
by raisinsand | 2011-02-06 07:30 | Comments(2)