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五月二十九日(旧 四月十六日つちのとう) opportunity

幼なじみのまいちゃんとは、雪谷大塚駅で待ち合わせました。

駅を出て中原街道を渡り、裏道を歩いて数分。大きなヒマラヤ杉が見えてきたら、その大きな木と古墳の間の道に入ります。
wacocoro はその短い道の突き当たりにありました。

wacocoroのことは、久が原から引っ越して間もなくくらいに知り、それ以来気になっていたお店です。
不思議なことに、わたしが久が原を去って間もなく、まいちゃんが久が原で暮らしはじめました。
そのまいちゃんも、来月あらたな暮らしを始めるために久が原から引っ越します。

「なんでもっと早くに此処に来なかったのかな」
「やっぱり、今 だったんだよ」

そんな会話を交わしながら、もうすでにここはお互いのリビングとでも言うような寛いだ気持ちになって、お昼ごはんを一緒にいただきました。

芹としめじのおろし和え。春菊とにんじんの白和え。車麩と根菜のトマト煮、菜花の胡麻マスタードソース、
高きびハンバーグ、グリーンサラダ、ひたし豆、黒米入りの玄米ご飯、お豆腐とねぎのお味噌汁。
お野菜は、wacocoroを営まれてる方のご両親が長野で育てているものをお料理されているそうです。
美味しくいただいたものは、しばらくの間は鮮明に記憶に残ります。
デザートに生姜と黒糖の寒天、自家栽培小豆のあんこをのせて。
季節のハーブティとして、ルイボス・ネトルリーフ・オレンジピールをブレンドしたお茶をたっぷりといただきました。

大きな一枚板が二枚、二等辺三角形になるように繋ぎ合わせたと思われる大きなテーブルがひとつ。
テーブルセンターとして、水色地に鮮やかな花々が刺繍された着物帯が敷かれていました。
高い天井の所々の照明から、落ち着いたトーンの光。
作りつけの本棚にある様々な分野の本が、とりどりの背表紙で仄暗いリビングの壁を彩っていました。
そんな棚を眺めていたら、一冊の本に目が止まりました。妹尾河童さんのインドの旅の本です。
私は叫んで、すぐさまその本を手に取りました。
インドに行ったこともないのに、インドに行ったような気持ちにさせてくれた、
学生の頃、読みながら楽しくて楽しくて仕方がない、と思った一冊です。
まいちゃんも憶えていました。
今のこうやってまいちゃんと会う"波"がやってくる前は、わたしが学生だった頃。それは、まいちゃんが中学生だった頃。
きっとわたしは、まいちゃんに「こんな本があるんだよ!」と興奮気味に話していたのでしょう。
そんな懐かしい本のページを二人でめくりながら、ほんとうにお互いのリビングで寛いでいるような気持ちで、時間を過ごしました。

しばらく時が流れました。


それからお店を出て駅に戻り、二人で池上線にのり、私は旗の台で大井町線に乗り換えるために降りました。
品川に向かうまいちゃんに、いってらっしゃいを言って別れました。


今日は、まもなく6月になるとは全く思えないくらい、冷え冷えとしていました。
まいちゃんと別れて、途中自由が丘のF&Fで買い物をして、家に辿り着くとすぐ、あたたかい飲み物が飲みたくなりました。
ちょうど、飲み残しの赤ワインが少々と、甘くなったレモンのはちみつ漬けが冷蔵庫で待っていてくれていたことを思い出し、
シナモンもプラスしてヴァンショーを作りました。
夕飯にも、なにかとても身体をあたためてくれるもの、ということで、ホワイトシチューに決めました。
「にっぽんのパンと畑のスープ」の地粉のホワイトルウを米粉で作り、ずっと冷蔵庫のチルドルームに寝かせていたものの出番です。
ヴァンショーであたたまりながら、昆布と椎茸でとった出汁を使い、大根と新タマネギと椎茸で作りました。
ちょうど昨日買ってきたひまわりのパンをスライスし、軽くトーストしました。
このひまわりのパンは、キャラウェイシードも入っていて、シチューに合わせるとぴったりな気分です。
米粉のルウ、どうかしら・・・と思いながら味見をしてびっくり。
すごくおいしかったのです。
レシピには、「冷蔵庫で寝かせるほどに旨味が増すルウです」と書かれていますが、そのお言葉通り。
このレシピを開発された(ここでは「開発」という言葉が一番しっくりきます)白崎さん、ほんとうにすごいです。
実は、米粉バージョンがうまくいくかどうかを確かめる前に、次の目論みをもっていました。
それは、コーンフラワーでルウを作ってみること。
とうもろこし好きとしては、コーンクリームシチュウになったらもっと素敵になるのではないかしら、、、というわけです・笑。


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先日煮た紫花豆、
あつあつのお茶のお友に最適です。
by raisinsand | 2010-05-29 19:08 | Comments(0)

五月二十八日(旧 四月十五日つちのえとら) southern

今朝の勢いは、太陽のものでした。
目が覚めてすぐ、身体のスイッチが入って洗濯掃除お茶再び洗濯お手紙書き・・・。
ひと通りが済むと、今度は籠のバックに三省さんの「南の光のなかで」を入れてお出かけです。

特に日中の予定が入らなかった金曜日は、自動的(?)に逗子の日になります。
お昼近くのブランチをいただき、落ち着いて読書もできるカフェ。
一週間分のパンはここで、というパン屋さん。
食材補充はここ、という陰陽洞。
この三つがセットになって、場所から場所への移動も、海風を感じながらのほどよい散歩となります。

そのカフェでいただくお茶がまた、愉しみのひとつです。
今日は初めて、アールグレイミルクティにしてみました。
普段はヌワラエリアに生姜とミルクをつけてもらうか、豆乳チャイなのですが、
今朝もジンジャーソイミルクティはたっぷりと飲んできたので、違うものを。
これが、はっ とするくらい美味しいお茶でした。
形はマグカップでも、ぽってりした感じのない背の高いスマートな白磁のカップにたっぷりと。
そのカップは、少しだけいびつな感じのするシルバーの受け皿に乗せられています。このバランス感覚も素敵です。
お茶は温度、だと思うのですが、真夏でも冬でも、ミルクティは舌が完全に火傷するくらいの温度で出されるのがいいものです。
アールグレイミルクティは、そんな熱々の状態で香りよく目から鱗、といった感じです。
ひとり暮らしの生活のなかで、日々自分のお茶を淹れる、、、これがケ(日常)なのですが、こればかりが続くと、何かがずれていってしまうようです。
ある読み物にありましたが、ケというのは「けがれる」のケ、とか。
だから古来ひとびとは四季の折々に祭りを盛り込み、ハレとケを行き来しながら、自然と調和した暮らしを営んでいた・・・。
少々大げさに聞こえるかも知れないし、こじつけかもしれませんが、
私にとってはたまにお茶を他の方に淹れていただけるとき、祭りに近い高揚感と喜びを感じます。
それだけ、お茶 ということに日々を左右されているのかもしれません。
お茶、ということに関して自分の内側にある軸とは別に、信頼できる軸を、このカフェで確認させていただいているような気がしています。


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毎週金曜日、そのカフェには葉山で無農薬の野菜作りに取り組む方が、
お野菜を携えて現われます。

今日も 初めまして のお野菜に出会いました。

日野菜かぶという京野菜です。
これからぐんぐんと成長するのだそうですが、今日あったのは
畑で間引いたベビーたち。

色がうつくしいと思いました。

今夜のサラダに。
春キャベツと日野菜かぶを梅酢で軽くもんで、千切った梅干少々、
サラダたまねぎとわかめも合わせ、白すりごまをまぶしました。
いつの間にか、さっぱりとしたサラダの季節になりました。
by raisinsand | 2010-05-28 18:45 | Comments(0)

五月二十七日(旧 四月十四日ひのとうし) walk

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最近、いそぐ気がしません。
いそごうとすると、ほんとうに心がなくなってしまいそうな気がするのです。

今朝も、そんな調子で始まりました。

家から妙蓮寺の駅に向かう道でも、急に花の前で立ち止まりたくなったり、
匂いを確かめようとしたり、、、
そんなゆっくりの道すがら、ふと山尾三省さんの「南の光のなかで」にある一節を
憶い出しました。


今夜、本棚から久しぶりにこの一冊を引っぱり出しました。

読み返したかった一節には、お昼寝の散歩という、ちいさな題がついています。

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・・・・・・

ゆっくり歩くと、ゆっくりの世界が見えてくる。幼児と赤ちゃんと二人も小さなのがいれば、
とてもゆっくりなどできないのは仕方がないが、お昼寝の散歩が習慣になったおかげで、
そうでない限りは決してしないようなゆっくり歩きを、恵まれることになった。もともと島の
時間はゆっくりしているが、その中でも特別にゆっくりした時間を、恵まれることになった
のである。

ゆっくりすることは、アメリカ的産業文明の中では許されない価値観であるが、それはそのまま、
その文明が大きな欠陥を持った文明であることを示している。ヤマヨモギが生へのひとつの
回路であるのと同様、ゆっくりした親亀の上に子亀の時間も、より自由な生への、より根源的
な回路なのだと感じないわけにはいかない。

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(以上、「南の光のなかで」本文より)


後につづく章には 娘の出発 という題がつけられています。

そのまま読み続けて、、、

、、、屋久島から東京の大学へと進学することになった娘を送り出す淋しさから始まります。

(引用つづき)
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・・・・・・

淋しさから人生を見ると、人生は淋しいものにほかならない。これまでにもたくさんの淋しいことがあり、
何度かはもう立ち直れないのでは、と思うこともあったが、生きる衝動のほうがやはり深くて、そのつど
それを何とかしのいできた。振り返って見ると、それは逆に自分の生きる力であり、数々の淋しさをこそ
種子として自分は生きてきたのではないか、とも思う。

・・・・・・

夕日を眺めるチンパンジーと、満月の夜に踊るチンパンジーの姿を思い浮かべる時、僕には、なぜか
そこにぞくぞくするような自分の人生がある。それが淋しいものなのか、楽しいものなのか、はっきりと
判別はできず、淋しいかもしれないし、楽しいかも知れないとも思いつつ、それこそが生きることの原点
で、ほかのことは形容詞のように二次的な意味しかないのだ、と思わされてしまう。
チンパンジーになりたいというわけではない。チンパンジーに帰りたいというのでもむろんない。まだ実際
に会ったことのないその人達から、生きることの原点の原点とも呼ぶべきものを、直接に思い知らされる
ような気がするのである。
淋しい時には、夕日を見る。
楽しい時にも夕日を見る。
淋しい時には、海を見る。楽しい時にも海を見る。それがこれからどのように変わろうとも、いつまでも
できる地球でなくてはならないし、地域でなくてはならないと思う。

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明日は満月でしたね。

読み進んでいくほどに、共鳴できる一冊を憶い出しました。

明日はさらに続きに歩みを進めてみようと思います。
by raisinsand | 2010-05-27 23:22 | Comments(0)

五月二十六日(旧 四月十三日ひのえね) recipe

昨夜の今頃、

窓の向こう、南のそら中空に浮かぶ、ピンクイエローのお月さまを眺めながら、

タマさんのパーティのお土産だったワインのうちの一本を開け、ちびちびとやりながら、

そのお月見をひたすら楽しんでいました。

今日は、仕事がもう少しでおしまいという頃から、雨が降り出しました。今宵のお月見はお預け。

雨の降りしきる中を足早に帰宅し、昨日開けたワインの続きを楽しみながら、

片付け、夕飯、そしてお豆を煮る支度。


「食と向き合う、ていねいな暮らし 11人の日々ごはん」

は、私にとってもっとも旬な(と言いますか、ずっと旬であり続けている)お料理本です。

佐藤初女さんのおむすびも載っているし、カノウユミコさんやcafe8の清野玲子さんも。

お豆、というのは、この本にある、陶芸家 島るり子さんの花豆のやわらか煮です。

去年一度、島るり子さんの作り方で煮て、実家の家族の好評を得ました。私もたいへん気に入りました。


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これから、雨の日や湿度の高い日が増えていくかもしれませんね。

そんなとき、わたしは 爽茶 で乗り切ります。
爽茶というのは、グリーンフラスコで出会ったハーブのブレンド。
ダンデライオン(たんぽぽの根っこ)、フェンネルシード、アーティチョーク、和薄荷の
組み合わせです。
この組み合わせ、きっと身体を温めつつ代謝を高め、身体の水分量の調整までしてくれるのだと
思いますが、飲んだときの香りとか感覚もとても気に入り、それぞれのハーブを単品で揃えて、
その日の感じでブレンドしています。
仕事のお茶として持って行くときは、紅茶も合わせます。

もう今から、女性は冷えの対策をするのが得策です・笑。
by raisinsand | 2010-05-26 20:07 | Comments(0)

五月二十五日(旧 四月十二日きのとい) position

日曜日。
それは雨の日でした。

マリコさんとケンジさんの風花草を訪ねる日。

見学させてくださいということを快く聞き入れて下さり、さっちゃんとふたり、雨に煙る函南の森へと向かったのでした。

玄関先には、大きな、ほんとうに大きなサボテンがゲストを迎え入れるような格好ですくすくと育っています。
大きな木の扉の取手は、アイアンで象った大きな木の枝。

扉の向こうに現われたマリコさん。その背景に広がる、あたたかく、ひろびろとした、リビングの景色と一体化したその姿に、
あぁ、、、マリコさんだ。と想いました。これがマリコさんなんだということを想いました。

ガラスと、様々な植物と、木のぬくもりが調和したリビングは、昨日と10℃違うからと、ケンジさんが薪ストーブであたためてくれています。

リビングと繋がっているテラスの大きな丸テーブルの上には、蒼い足付きグラスに庭の花々が活けられています。

ゲストルームの窓の向こうには、大きな朴の木。
青々とした大きな朴の葉と白い花が、しっとりと雨に濡れ、風に揺られていました。

窓を開け放すと、鶯の澄んだ声が聞こえてきます。

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見学 のつもりでお邪魔したのに、食事まで御馳走になりました。
4人で丸いテーブルを囲み、語らいながら。
そのなかでマリコさんのひとつのコトバが今もなお、こだまし続けています。


ポジション。

・・・・・・マリコさんは、意志の力で足場を開拓し、築き、そして改良し、進化させているかたなのかもしれない。
そんなことを想いながら、

どこで暮らすのか、
どんな風に暮らすのか。

の意味の大切さを、改めて想い巡らせています。


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その前日、土曜日の夕暮れ時。
山中湖畔にて。
by raisinsand | 2010-05-25 08:03 | Comments(2)

五月二十日(旧 四月七日かのえうま) amber

それから目覚ましが鳴らないように、携帯電話の電源も消し、
ただ眠ることだけを想って眠りにつきました。

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目覚めたら、それはとてもしずかな朝でした。
壁は明るく、ベージュのような、曇った土色の光に包まれていました。
無数の雨粒が、外界の音という音を吸収していたのか、
物音で目覚めたのでなく、その光で目覚めたのでした。

時計に目を遣ると、あと15分ほどで7時になるということが解りました。
慌てる必要はない、と自分に言い聞かせ、
まずはゆっくりお茶を入れてから、今日はどうするのか、、、それは仕事に向かうのか、
それとも休暇を取るのか、、、を考えることにしました。
新鮮なうちに冷凍しておいた生姜を小鍋にいれ、次いで水を注ぎ、火にかけます。
沸騰する手前で茶葉を鉄の木の匙に2杯。
沸騰した鍋の中をしばし見守り、豆乳を注ぎ入れます。
火を弱くして、ゆっくりゆっくり、お茶がふつふつと煮立ってくるのを待ち、ポットに濾し入れました。
グラスに山桜のはちみつをひとさじ。そこにポットからミルクティを注ぎ入れます。

その動きの中で、
(あまりお腹は空いていないから、朝ごはんのことは考えずとも良い。お弁当だけありあわせで詰めてゆこう。
確かに今着手していること(仕事のこと)は、纏めづらいことだけれど、今日もそれに挑んでいけるよね・・・)
そんな思考が働きました。
自身にちょっとした負荷をかけることは、生活のどんな場面においても必要だという、大切なことを憶い出して、
それからは、昨日のCDの続きを、すこし音量を大きくして聴くことにしました。

時間のことを気にせずに、お茶を飲みながらの朝支度。
音楽に合わせてテンポよく。

魔法瓶に詰めるお茶は、水車むらの五月を少しと、レモングラス、ヴェルヴェンヌをたっぷりのブレンドティにしました。
この琥珀色の液体に、この一日どれほど元気をもらったことか。


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気持ちの上ではゼロから始めた一日。

身体が どよん と疲れていたのは、憑かれていたのか?
ふと、そんなコトバ遊びをしながら、
昨日までとは見違えるほど、軽快な一日が過ぎゆきました。
by raisinsand | 2010-05-20 20:10 | Comments(0)

五月十九日(旧 四月六日つちのとみ) DJ

ついこの間まで、おひさまのの提灯のような、橙色でまん丸の果実をたわわにつけていたように思えるみかんの木。
今は青々とした葉を茂らせ、白い花をたくさんつけています。
季節は巡ります。

この前フラを踊った後、代々木公園の横を一緒に歩きながら、あいちゃんに言われました。

DJみたいですね。

このブログのことです。
確かに・・・ひとりでいる時間の相棒は音楽。ひとりでいる時間に比例して、音楽のことを書いているようです。


季節巡り、初夏の勢いに調子づいてしまっていたのでしょうか。
ここ数日は、寿命が来たバッテリーのような状態になっています・苦笑。
ちょっと休養をとって元気が戻ったと思っても、すぐにパワーダウン。
昨日も、身体がどよんと重たくて、なかなか仕事にも集中できなくてまいりました。
朝いちばんの抹茶も、魔法瓶に入れたダージリンティも効きません。
普段カフェインが効き過ぎるため控えている珈琲を、今朝はコーヒーショップで一杯ひっかけてから(笑)、仕事に向かいました。
午前中は効果テキメンでしたが、午後にはまた 'どよん'が戻ってきてしまいました。

午後から雨も降り出し、、、梅雨の走りのようです。
こんなときは、この現象に抗わないのがいいのだ、と思い直すことにして・・・

帰宅して、お弁当箱を洗うことくらいは済ませて、あとは自由時間(笑)にしました。

自由時間にすること?

それは、音楽をかけること。そして飲み物を用意することくらいです。
とてもポップで陽気なCDをかけてみました。
一枚目はIRMAの"LA DOUCE PARTY"。その次に"IRMA COCKTAIL LOUNGE & DISCO"。
どちらも、たぶん10年近く前に買ったものでしょう。
なんとなくその頃のことを憶い出します。ちょうど社会人になった頃、、、。



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あいちゃんと代々木公園のまわりを歩きながら、次から次へ、さまざまのことを話し合いました。
あいちゃんとは、次々と、様々のことを、自由自在に話し合うことが出来ます。
湧き出てくるものを、そのままポンと渡せるし、向こうもそのままポンと投げてくれます。

あいちゃんも今はひとり暮らしをしています。
ひとりの時間が増えて、より ”たべるということ”、”住まうということ”に正面から向き合う時間が増えた
というような話になり、
部屋のテーマは?というような話題に移って、とっさにあいちゃんから会話のボールをポンと渡された時、
私は答えました。
テーマ? それはやっぱりお茶、かな。
by raisinsand | 2010-05-19 20:46 | Comments(0)

五月十七日(旧 四月四日ひのとう) chain

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光が濃くなり、朝のそよ風が肌に心地よくなってくると、
一日のはじまりのお茶の器も、
あたたかみのあるものから涼しげなものに変えたくなってきます。

昨日の出来事を振り返りながら、ティ ポットからお茶を注ぎ足し注ぎ足し、、、



下町のイタリア食堂の女主人、タマさんがお店を開いて10周年の記念パーティー
に参加させていただきました。
タマさんは、おおたさんから聞いた話によると確か、50歳(近く?)になってから、
イタリアに料理の修業に行き、マンマの味を習得してお店を開かれたとか。


タマさんのお店に初めてお邪魔した時、お店の席はカウンターだけで構成されているのですが、
そのカウンター越しに、ダイナミックに火を操りながら次々とお料理を仕上げていくタマさんの姿を見て、
心から、かっこいいな、素敵だな、と思ったものです。


そんなタマさんが昨日はきりりとした着物姿で、140名ほど集まったタマさんファンを歓待して下さいました。
パーティーの会場は山の上ホテルの別館にあるレストランで、どこか昭和の空気が漂うような、そんな雰囲気の中、
ヒト、ヒト、ヒトの熱気と、愉しげなお喋りと笑い声のさざめき、バンドの演奏、、、
あのような場に自分がいることがとても不思議になりました。
そもそも、おおたさんが誘って下さらなければ、その場に居合わすこともなかったのですが・笑。おおたさんには感謝です。

お店を開き、日々お店を切り盛りしていくことを通じて、あれだけの様々な人と繋がり、人と人を繋げてくれるタマさんのパワー、情熱が、
着物姿でしゃきしゃきとパーティーを取り仕切るタマさんの、あの瞳の奥の奥できらっと光っていたように想えます。

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山の上ホテルのチャペルに、函南に住むマリコさんのステンドグラスの作品があるということで、
パーティーの前に、おおたさんとさっちゃんと、見に行きました。

ガラスの天井になっていて、太陽の光を吸収して輝く若葉が頭上を覆う、
こじんまりとした素敵なチャペル。

マリコさんの作品は、参列者が宙を仰ぐ目線の先の中心に、
清楚で控えめながらも堂々と、埋め込まれていました。
by raisinsand | 2010-05-17 08:31 | Comments(0)

五月十五日(旧 四月二日きのとうし) honey

この頃、外を歩いていると、あの軽やかな風に乗って燕がぴゅんと頭すれすれを飛び交う、
ということに出会います。
かわいらしく鳴きながら、羽をぱたぱたさせている燕。
やっぱり五月っていい季節だなぁと思います。

今日はフラを踊りに出かけてきます。
あいちゃんが誘ってくれました。
フラは初体験ですが、半日のレッスンで真夏の果実が踊れるようになるとのこと。
実は、昨日の夜から楽しみで、わくわくして、
あまりよく眠れませんでした・笑。
これから出かける先は、渋谷にあるサンディーさんのスタジオです。
今の場所に移る前だったのだと思いますが、以前サンディーさんのスタジオがあった場所に、
AINAという、素敵なカフェがありました。
とにかく、あの空間が好きでした。
夜によく行きました。
そして、開放的で、落ち着いていて、ハワイっぽくて大人っぽい空間に酔っていました・笑。

今日はすごく久しぶりに会うあいちゃんと、真夏の果実を踊ってきます。

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今朝は珍しく、朝ごはんに玄米を炊いたので、
今、出掛ける前に、2回目の朝ごはんのようなハラゴシラエを
軽く済ませました。

ライ麦パンのトーストに、ライチーのはちみつ、ダージリン・セカンドフラッシュ。
トースト・はちみつ・紅茶のセットは、私にとってパーフェクトなパワーフードです。
ライチーのはちみつはタイを旅した方からいただきました。
ライチーの上品な香りがして、クリーミーさを感じるはちみつです。
by raisinsand | 2010-05-15 11:47 | Comments(0)

五月十四日(旧 卯月朔日きのえね) liquor

「あの、すみません。弥生は試飲できますか?」
「弥生ですか? ごめんなさい。本数が限られているもので、試飲に回す分がないんです。」
「最近そんなに注目されているのですか?」
「以前から奄美の黒糖焼酎と言えば、というくらい、香りも良くて人気なんですよ。」
「そうだったのですね。2年ほど前、奄美大島に行ったときは、高倉とか浜千鳥とかまんこいなんかが美味しいなって思っていたんですけど、
弥生には出会いませんでした。」
「あら、私もまんこいが一番好きよ。」
「私もです! まんこいは飲み易くて美味しいですよね」
「弥生はまんこいに近い感じですよ。アルコールがよりしっかりしている感じですが。」
「そうですか!じゃあちょうどいいかも。先日鬼胡桃が手に入ったので、黒糖焼酎に漬けてみたいと思っていたんです。」
「きっと合いますよ。」

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逗子に出かけた帰り、なんとなく立ち寄った横浜そごうB1の
お酒売り場のおばさんとの会話です。


そんなわけで、いいものに出会えたな、とほくほくしながら帰宅し、
さっそく、くるみ酒を漬けました。


石井由起子さんの「季節をビンに詰め込んで 果実酒のはなし」を
読んでからずっと気になっていたくるみ酒。
図書館から借りた本だったので、どうやって、なんのお酒で漬けるのかは
すっかり忘れてしまっていたのですが、

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くるみをさっと洗ってから、すぐ乾くように熱湯を回しかけ、
しっかりと乾いたのを見計らって弥生に漬け込みました。


ところでこの弥生と言う黒糖焼酎、さっそく味見をしてみました。
黒糖の香りと甘みがふくよかで、アルコールっぽさを感じさせない
とてもおいしいお酒です。

びんの中の液体がくるみ色に染まるまで、ますます楽しみになりました。





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勢いづいて、干しいちじくのしょうゆ漬けも仕込みました。
参考書は、「ガラスびんで作る、おすそわけの保存食の本」です。
プルーンのしょうゆ漬けの"プルーン"を"いちじく"に置き換えて。
干しいちじく、醤油の他に、昆布パウダーが入っています。

これはまもなく味わえるお楽しみです。


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金曜日は、わたしにとっては食料の買い出しの日になることが多いです。

パンもまとめて一週間分。
切り分けて冷凍庫にいれておきます。

ほんとうはこまめに買いたいお野菜も、まとめて買うことが多いです。
洗って、すぐ使える状態で冷蔵庫に待機させておくと、
それだけで安心して仕事にも出かけられるというものです。



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今日はめずらしいお野菜に出会いました。
大根の種、だそうです。

この時期出回る、絹莢やスナップエンドウなどの鮮やかな緑の豆科のお野菜たち。
塩を効かせたお湯で色よく湯がき、オリーブオイルをたらしてたっぷりいただくのが
最高の贅沢(のひとつ)だと本気で思っているのですが・笑。
大根の種も、そうやって楽しんでみようと思います。
by raisinsand | 2010-05-14 16:41 | Comments(4)