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九月二十九日(旧 九月朔日みずのえさる) new-new moon

毎日 が、あたらしく

29.5日毎に迎える新月 もまた、あたらしい。

今日、天秤座と出会う月と太陽は

新しい風を地球に送り込む。


常に新しく、

非常に小刻みに新しい。


新しさを恐れず、

信じ、

淡々と歩もう。



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久しぶりに、今日のお弁当を紹介。

玄米小豆ご飯、そうめんかぼちゃとわかめのマリネ、ゴーヤの塩揉み、

猪苗代で拾った山栗の渋皮煮。


新月を迎える瞬間は、17:13にやってくるそうです。

願いを、祈りを、

特別に込めてみようと思っています。
by raisinsand | 2008-09-29 07:35 | Comments(0)

九月二十七日(旧 八月二十八日かのえうま) MilkyWay 5

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(9/23)

朝5時起床。6時荒瀬を出発。

比立内の道の駅でトイレ休憩をして、朝の田沢湖を経由。

行きに立ち寄った時は、夏の名残りを強く感じられたけれど、

3日経っただけで、秋の色がぐんと濃くなっていました。

鏡石の神社の傍に車を止め、水面の奥を覗きたくて、

碧くて深い湖の岸辺を少し歩きました。

雫石の道の駅で朝ご飯休憩。

園子ちゃんが焼いてくれた胡桃とカレンズのライ麦パンとお茶。おいしかったなぁ。

この日の目的地は、福島の猪苗代。磐梯山の麓の宿です。

ドライブを満喫しながら、ちょうど午後3時頃宿に到着。

とても涼しい日で、さっそくひと風呂浴びることに。

大きな木々に囲まれ、間近に感じることができる露天風呂が、とても気持ちよかったです。

夕食の時間まで散策もしました。

道沿いには、山栗、鬼胡桃、栃の木が多く見られました。

山栗拾い第一弾(!)は、この時繰り広げられました 笑。

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眺めの良い傾斜地で猪苗代湖を一望できました。

すすきが揺れる向こうの夕焼けの空。

吸い込まれていくようです。



晩ご飯は、他の泊まり客と同じ囲炉裏を囲んでいただきました。

地元のお酒と、囲炉裏で炙った玉こんにゃくや岩魚など、美しい野菜料理、

新米ときのこ汁。そして締めは、「これから打ちますよー」という蕎麦。

冷水できりりと引き締まった蕎麦は、ほんとうに美味しかった。

囲炉裏を囲んで、すっかり打ち解けた他のお客さんたちと大絶賛でした。


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(9/24)

今回の旅の最終日。

宿に泊まればもちろん、温泉に浸かってから一日が始まります。

お湯につかりながら、いい木だなぁと眺めていた木は、

胡桃の木だと女将が教えてくれました。


ツリーハウスが似合いそうな、やさしくて頼れる雰囲気の、大きい木。


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確かに、よく見ると胡桃が生っていました。

食堂は3方が窓に囲まれており、木々の柔らかな緑を眺めながらの朝ごはんでした。

食事の後、今回のお泊まりのお客さん皆と、集合写真まで撮りました。

みなさん、旅慣れた素敵な方達ばかり。

出会いに感謝!

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囲炉裏端で親しくなった福島のお客さんに、

土津(はにつ)神社のことを教わりました。

宿から近いというので、宿を後にして、家路につく前に立ち寄ることにしました。

会津藩ゆかりの神社、ということですが、

石碑と社がたいへんに厳かで、周りを囲む木立も美しく、気持ちのよい神社でした。

神社の近くで車を止めた場所にも大きな栗の木。

山の恵みを分けていただくことに感謝し手を合わせ、せっせと拾ってきましたよ 笑。


--
旅を通じて、ずっと心に響いていること。

それは、

黄金(こがね)色の田圃が、

どこまでも広がっていたこと。

山間の棚田。

湖のほとりに広がる広大な田圃。

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あれからずっと、考えています。

あの美しい田園風景もそう。

私の心に生き続けている珊瑚の森もそう。

守りたい、と願うものに、

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実は私たちが守られている。


世界に心を開いて、

できることを精一杯やっていこう。
by raisinsand | 2008-09-27 08:45 | Comments(0)

九月二十六日(旧 八月二十七日つちのとみ) MilkyWay 4

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(9/22)

またぎの森のほとりで目覚めると、外は大快晴。

出発の日は台風が接近していたのだけれど、天気は一日一日と晴れ渡っていきます。


朝ごはんの前にも温泉に浸かり、近所を散策しました。

ゼンマイの畑まであるのですね。

もう時期も終わり枯れかけていたのですが、地元の方に確認してびっくりしました。


この日、親戚そろってお墓参りをしました。

お団子を練って茹でて、小豆を絡めてお重箱に詰めて。それから、林檎を切って、駄菓子も添えて。

お供えする花を持ち、家のすぐ側の道を入り、坂をしばらく登ると、荒瀬の墓地があります。


皆が順番に手を合わせてお墓参りを済ませ、墓地を後にしてからも、

私は其処を去るのがたいへんに名残惜しくて、

一人残り空を眺めたり、森の向こうに見える山を眺めたりしていました。

ひとっこ一人いない墓地は、明るい陽射しの中で静まりかえり、とても落ち着いた気分になりました。

あらためて祖父さんにご挨拶をしてから、坂をのんびりと下りました。


荒瀬滞在最後の夜。

とうとう対面することが出来ました。

田圃の畦道にたたずむと、夜空を天の川が大きく横たわっていました。

白鳥座が悠々と羽を広げる、秋の天の川。

ただ息をのんで、空を仰ぎました。

流れ星が現れて、消えてゆきました。


今回の旅で、祖父さんとの想い出が、たくさんたくさん蘇ってきましたが、

やっぱり祖父さんは、田圃の畦道から望むことが出来る天の川です。

心の底から望んでいたことが、この旅で叶えられました。


ありがとう。
by raisinsand | 2008-09-26 20:12 | Comments(0)

九月二十五日 追記 milkyway 3

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みちのくの道は疲れ知らず。

朝の4時半頃に沼津を出て、

田沢湖に着いたのは夕方の4時近く。


田沢湖よ、久しぶり!


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だいぶ日が傾いていましたが、

日本一の深さ(およそ470m)を誇る田沢湖の碧さは、

湖岸から覗いても十分に伺い知れるものでした。

内陸部のおへそのような場所に位置する湖。

観光地でもあるし、様々な人が訪れる場所でもあるのですが、

田沢湖は、子供のときに感じたままにピュアで明るいイメージ。

記憶の底の映像が、次々と湧き出してくるようです。

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水辺のほとりに、栃の木が立っていました。

はちきれんばかりの実がたくさん落ちていました。

うちの家族は、すぐ木の実拾いに夢中になります。

ちなみに、帰りに福島の猪苗代では、山栗をどっさりと拾ってきました 笑。

田沢湖を出発すると、いよいよ山深い道を走り抜けてゆきます。

阿仁 荒瀬に到着したのは、夕方6時。

ああ、懐かしの荒瀬!

変わっていないようで、変わってる。

数少ない商店が店を畳んでいるし、

夏休み、ひんやりと冷えた空気に、いつも鳥肌で通ったラジオ体操の広場には、地区センターが建っていました。

家々の庭先や道端には花が咲き乱れ、稲刈りが始まった田圃には、天日干しのハサ掛けも見られます。

変わっているようで、変わっていない!


母の実家に到着して晩ご飯。

いとこが、鰰(ハタハタ)の煮付け(とても上品な味付け!)、ミズの実の漬け物、採りたてのトマトや茄子の味噌炒めなどでもてなしてくれました。

伯父さんは、昔の写真を引っ張り出してきたり、祖父さんの昔話をいろいろと聴かせてくれました。

山菜採りのこと、森のことも。


(9/21)

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親戚巡り。

小渕、浦田、そして阿仁の親戚の家へ。

お料理上手の合川の伯母さんは、

このお彼岸に太巻きとすまし餅を沢山作っていました。

夜は、義則伯父さん夫婦のプレゼントで、打当(うっとう)の温泉宿、マタギの湯に泊まりました。

「マタギ」の湯、です。たいへんに山深いところにあります。

まだ小学校にあがって間もない、というような頃に一度、打当を訪れたことがあります。

祖父さんのバイクに乗って。

あの頃はまだ砂利道で、必死に祖父さんの背中にしがみついて。

ものすごくお尻が痛くなって、、、笑。


いつのまにやら新しくなった宿の露天風呂から、黄金色の田圃が望めます。

そうやって、行きの東北道から黄金色に、密かに圧倒され続けています(旅を終えてもそれは、持続している)。


宿では山菜やきのこいろいろ、岩魚料理、そしてどぶろくの晩ご飯でした。

(つづく...)
by raisinsand | 2008-09-25 22:23 | Comments(2)

九月二十五日(旧 八月二十六日つちのえたつ) milkyway 2

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(9/20)

十七年ぶりに目指すは、秋田の阿仁町。

東名高速から首都高を抜け、東北道へ。

長い道のり、休み休み行きました。

蓮田SA、那須高原SA、国見SA、長者ヶ原SA、紫波SAで休憩。

蓮田では、木の花ファミリーでフラメンコを披露してくれた石井さんファミリーにばったり会いました。

このところ、行く先々でこのような遭遇を経験します。


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まだ夏の名残りの朝顔が、涼しい顔で花を咲かせていました。

この写真は、長者ヶ原あたりで撮ったかな。

東北道を走っていると、

右も左も、黄金色の田圃が広がっているのが、

ずうっと続いています。

ずうっと、ずううっっ と!

だんだんと、みちのくの空気が濃くなって、

なつかしい秋田の匂い(それはわらの甘い匂いなのだろうか)の記憶が、蘇ってくるのでした。

東北道は盛岡ICで降りて、秋田街道で田沢湖を目指します。

途中通過する雫石の周辺は、昔の頃から好きでした。「雫」の「石」なんて、素敵な地名ではないですか!

(続く...)
by raisinsand | 2008-09-25 07:57 | Comments(0)

九月二十四日(旧 八月二十五日ひのとう) milkyway

ただいま。

4日間の秋田と、帰り1泊の福島・猪苗代の旅から帰ってきました。


家に帰ってすぐ、浦田の伯父さんからいただいた沢山の枝豆をゆでたり、

小渕の親戚が持たせてくれた新米の玄米を炊いたりして、

晩ご飯と、いろいろの片付けも済ませたら、

急に、ずん と眠たくなりました。


写真や、たくさんのことを書きたいのだけれど、

、、、

今夜のところはおやすみなさい。
by raisinsand | 2008-09-24 22:44 | Comments(0)

九月十八日(旧 八月十九日かのととり) harvest


秋、

それは収穫の時季。


喜びに満ちあふれるとき。


果実にも、

外身と中身があって、

どちらにも、それぞれの意味や役割があるのだけれど

どっちがどっちなのか


見誤らないように!



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by raisinsand | 2008-09-18 23:01 | Comments(0)

九月十七日(旧 八月十八日かのえさる) practice

週末にお彼岸がやってきます。

十五年ぶりぐらいになるかな。とおい北の国の親戚を訪ねることになっています。

私がちいさな子供だった頃、

母親の里帰りで毎夏過ごした場所。

いちばん宇宙(そら)に近かった土地です。

祖母も祖父も亡くなりましたが、

祖父母の兄弟がまだ暮らしています。

心臓を患ったり、視力を失ったりしているおじさまおばさまのお見舞いと、

何年も忘れていた、お墓参りをしてきます。


ウクレレを持って行きます。

おじさまおばさまに聴いてもらえるかな、と思って。

今週は、食後のちょっとした時間にウクレレの練習をすることにしています。


おじいちゃんと蛍を捕りながら散歩した、田圃の畦道で

天の川を仰いだ想い出。

胸の真ん中から滲み出てきました。

秋の夜空との再会は、おじいちゃんとの再会です。
by raisinsand | 2008-09-17 08:03 | Comments(0)

九月十六日(旧 八月十七日つちのとひつじ) sound

雨粒ひとつが地上に降りてきて、

木の葉のいちまいに触れると、

ぽつん と音を立てる。

音は波となり、

世界へと伝搬してゆく。


地上に降り立ったひとつの命もまた、

何かと出会う度に

その想いを

その波を、

発するのだ。


見えないもので、

この世界は満たされている。
by raisinsand | 2008-09-16 07:37 | Comments(0)

九月十一日(旧 八月十二日きのえとら) reminder

道ばたの、どくだみの茂みも、

枯れてきました。

涼しい風に身体が慣れてくると、

内側の内側まで、しん と鎮まって、

暑い間、はかどらなかった針仕事が、すいすい進んだり、

見過ごしがちだった、ちいさなものごとが、

じん と染みてくるようになります。


土に還ってゆく

安らかさが

大気を満たし。


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郵便受けに入っていた、

ひとひらの葉書。


すべてが、懐かしく感じるのは。
by raisinsand | 2008-09-11 07:56 | Comments(0)