<   2008年 02月 ( 24 )   > この月の画像一覧

二月二十九日(旧 一月二十三日つちのとい)

c0038561_1121015.jpg
こんにちは。

うららかな昼下がりです。


自由が丘に行くとつい立ち寄ってしまうカフェに、昨日仕事の後行ってきました。
みかちゃんが、今月いっぱいでお店を卒業するというので、いる間に、と思って。

試作中という、雛祭りの色をした
桜の塩漬けとうぐいす豆のパウンドを、ひと切れいただいてきたので、
午前のお茶の時間にいただきました。


それから、封を開けたての珠屋小林商店の豆でコーヒーをいれ、
読書。


昨夜、白洲正子さんの木なまえかたちたくみを読み終えたところなので、
志村ふくみさんの語りかける花を開きました。

二つの本の間には、ふしぎな糸のつながりが、どうやらあるようです。

白洲正子さんの、木に関する解説や深い洞察と、
わたしなどには、とうてい感受し尽くせることのない、志村ふくみさんの自然・人間観。

2冊の文章の中を、行きつ戻りつしながら、
この島の、野山、
川のほとり、、、
自分の好きなように想いを馳せています。


午前の間に、ウクレレにも触れました。

いつも All of Me を弾くとき、特にそうなのですが、三井先生の絶妙な抑揚が耳の奥から身体全体にわたって蘇ります。

その記憶を頼りに、はたから聞けばつたない調子をとりながら、自分では結構気持ちよく弾いています。

楽譜でもなく、CDが再生する音でもない、
正真正銘かたちを持たない、記憶。

記憶を頼りに、なにかを表していくこと。


見つからなかったものの片鱗が、
ようやく見えてくる。


そういえば、料理にもあてはまりますね。

わたなべさんも言っていました。

レシピに分量は書きません。味を憶えていってくださいね、と。


追記:

数日前の夜、もう眠ろうと横になり、あたまの中がからっぽになりかかった頃、
ぽ っと「ひなまつり」の歌を憶いだしました。
正しくは、うれしいひなまつり。

ベッドの上で、天井を向いたまま、
頼りない記憶をたどりながら、思いつくままの歌詞で唄いました。

おおかた、2番まで憶いだして、
繰り返し唄いました。

くりかえしているうちに、その唄の調べがとても切なくかんじられて、身体の奥のほうが疼いてくるようでした。

翌朝、気になってインターネットで調べました。

4番までありました。

あらためて、、、いい唄だなあ。

シリーズ 日本のうたでは、他にもたくさんの童謡が、歌詞と共に解説されています。

その中からひとつ、子どもの頃好きだった歌「どじょっこ ふなっこ」を見つけて、
なつかしい想いで唄ってみました。
by raisinsand | 2008-02-29 11:59 | Comments(0)

二月二十八日(旧 一月二十二日つちのえいぬ)

夜空という、
おおきな黒板には、灰色の太い線が縦横にひかれていました。

飛行機が残した軌跡です。

雲の薄いベールの向こうは、冬のダイヤモンド
カペラ、ポルックス、プロキオン、シリウス、リゲル、そしてアルデバラン。

東から昇ってくるのは、獅子座のレグルス。


宝石箱、と呼ばれるに相応しい冬の夜空。


朝は朝で、金星、木星、月が美しいアーチを描いていました。


c0038561_20502898.jpg
ひよこまめ、チクピー、ガルバンゾー。

どう呼んでも、うれしくなる名前のお豆と炊いた玄米ご飯で、おむすび弁当にしました。
おぼろ昆布の衣をまとわせたり、海苔を巻いたり。

かみしめると、ほくほく、やさしい甘みが口いっぱいにひろがる、お豆入りのおむすびは、
手のひらの上で、不格好なくらい大きくなってしまいました。

昨日の空腹、だいぶ堪えたらしい(笑)
by raisinsand | 2008-02-28 21:02 | Comments(0)

二月二十七日(旧 一月二十一日 ひのととり)

今日の夜道のナンバーは、丸木舟でした。


家から駅まで、あるいは駅から家まで、
歩きながら、気づくと歌を口ずさんでいることがよくあります。

こんな風の冷たい夜道に、なぜか丸木舟。

小笠原で覚えた、おおらかなメロディと歌詞、、、丸木舟。


短い歌を何度も繰り返しているうちに、
池間でよしこさんと一緒に、
野中夫妻のお祝いバーベキューパーティーで唄ったときの感覚がよみがえって来ました。

すごく楽しくて、あたたかかったから。


冷たい風のことなど、どうでもよくなって。
今夜は星を見よう。


家に着いたら、ポストに待ちわびていた一枚の葉書が入っていました。
一緒に、真木テキスタイルからのお便りも。

ほくほくしながら、暗い部屋に灯りをつけると、
葉書の絵が速水御舟の「豆花」で、
さらに、身体の内側が熱くなりました。


c0038561_1910585.jpg
パンらしきものが食べたくなり、
今日は蒸しパンをつくって持っていきました。

家にあった地粉が少しだったので、煮てあった福白金時豆とりんごで増量。

手前はじゃがいもとセロリ、胡桃のサラダ。

私にしては、軽いお昼でした(笑)。
夕方にはおなかぺこぺこ。


これから晩ご飯にします。
by raisinsand | 2008-02-27 19:14 | Comments(0)

二月二十六日(旧 一月二十日ひのえさる)

c0038561_7452641.jpg
黒米玄米ご飯、切り干し大根とアラメ、豆の煮物、人参と小松菜の蒸したもの、ばっけ味噌。


ゆらゆら、そわそわ、

もやもや・・・。

春ですね。

追記:

ただいま。

暗くなった道、星空は分厚い雲のむこうでしたが、
風 がありました。

頬に、かみの毛に、まとわりつく
湿気をたっぷりと含んだ風。

つめたいとか、あたたかいとかいうことを忘れて、
池間の風に吹かれている気持ちになりました。

アスファルトの匂い、、、

レベッカの真夏の雨。
気がついたら口ずさんでいました。

春をこえて、夏。


わたしの中のアンプは、いつも狂い気味。

すこしの兆しが、幾千倍にも増幅されてしまうのです。
by raisinsand | 2008-02-26 07:48 | Comments(0)

二月二十五日(旧 一月十九日きのとひつじ)

おはようございます。

昨日一日、止むことがなかった、たいそうな風が、
大空を掃き掃除してくれたようです。

明け方の木星・金星の輝き、ひときわ、でした。


c0038561_746514.jpg
黒米玄米ご飯、ばっけ味噌、しいたけとセロリのオイル蒸し。デザートはりんご煮。

しいたけは、おととい青梅の森の中、原木から摘みながら、手渡ししていただいたものです。

鍋を火にかけ、中でちりちりと音を立て始めてからしばらくすると、
きのこのにおいがたちこめてきました。

さっそく朝ごはんにも味見しましたが、
新鮮なきのこの、ふくらむようなやわらかな甘みと香り。うーん、おいしい!


よい一週間を。
by raisinsand | 2008-02-25 07:54 | Comments(2)

二月二十四日(旧 一月十八日きのえうま)

c0038561_10125761.jpg
目覚めたら、まず鍋を火にかける。

あつあつの味噌汁をすすり、

いちばんおいしい瞬間のご飯をほおばる。


ウクレレを手にとり、

弾ける曲のメドレー。

強風におあられ、うなる電線との共演。


日曜日のたのしみ。


これから、葉ものを仕入れに行ってきます。


追記:

ただいま。

このところ、雨も降らず乾燥しているからなのかな。
いつものお店で元気そうに見えたのは、小松菜、セロリくらいでした。
実家でムトウさんの新鮮野菜を見ているため、結構野菜を見る目はキビシイのです。


c0038561_13583984.jpg
嵐の中の買い物からもどって、まずはひと息入れたいところ。

朝ごはんの次にすきなのは、お茶の時間です。

SFIZIO ITALIAのピスタチオとチョコのカントゥッチ、
Bio-Frucht- und Getreidekafee、
つまり穀物(ライ麦、大麦、麦芽)といちじく、チコリのノンカフェインコーヒー。
by raisinsand | 2008-02-24 10:20 | Comments(0)

二月二十三日(旧 一月十七日みずのとみ)

c0038561_9331527.jpg
あたたかいですね。

来週の今日は3がつですね。


よしこさんが持たせてくれたりんごを煮て、黒豆パンは金網で焼いて、
朝ご飯を食べながら思いました。

陽の光から、命を得ているんだなぁと。
c0038561_9352964.jpg


昨日家に着いたら、
もうひとつのサボテンが、とうとう花開いていることを発見。

とてもうれしいです。


節分の日に買った豆の花は、すっかり豆をつけています。
透き通るようなみどりの豆は、はなびらのかんむりをつけています。


今日は青梅のほうまででかけてきます。

みなさまも、よい週末を。
by raisinsand | 2008-02-23 09:39 | Comments(0)

二月二十二日(旧 一月十六日みずのえたつ)

きのうは、日が暮れて間もない頃の、昇りゆく満月、みましたか。

私は、東横線で渋谷に向かう途中見ました。

ビルの森、すれすれのところを
ゆらりゆらりと密やかに燃える炎の色をして、
惑星、地球の
かけがえのない衛星、月が
宇宙を語っていました。

荻窪に住むもとちゃんの素敵な一軒家で、満月fikaにおよばれしてきました。
fikaとは、スウェーデン語でのんびりと珈琲やお茶を飲みながら語らうことを指す、名詞あるいは動詞ということを教わりました。
ほとんどが初対面の乙女たち(笑)は、満月の夜おおいに盛り上がりました。

ほぼ真夜中にお開き。
三鷹台の寛&よしこさん宅に泊めていただきました。


それは、私のちいさな夢でもありました。

梅林に囲まれた友人宅。花咲く時期に、居させてもらうこと。

早朝、梅の木々が重なる向こうに、
さらには、竹やら雑木林がかさなる向こうに、
ゆったりとしずみゆく満月をみました。

この上ない幸せな気分。

c0038561_1844276.jpg
福白金時豆をもってゆき、
ストーブでことこと煮させていただきました。

もちろん、それは寛さんの働くルヴァンのパンのお供に。

ヌチマースのやわらかな塩気をなじませて、
黒こしょうをひき、オリーブオイルをたっぷりまぶしたお豆と、
せいろで蒸した、ほかほかの黒豆入りのパンが朝ごはん。

それから、香りがよいハーブティーも。







この友人宅は、本がとても充実しています。
もしかして、わたしにとって、八雲図書館を上回るかもしれません。
たくさんあるなか、
この本が呼んでいる・・・
という1冊にめぐりあいます。

カムイブロートの食卓。

ケネス・ブラウアー以来の面白さ。


いつも、その友人宅を後にすると、自分の状態がとても安らかであることに気がつきます。


麦の穂も、見にゆきます。
by raisinsand | 2008-02-22 18:58 | Comments(0)

二月二十一日(旧 一月十五日かのとう)満月

星形が、
すーっと点にかわり、
ゆっくり、ゆっくりと
大気の中に溶けてゆきました。

木星と金星。

c0038561_7551246.jpg

ゆかりとくるみ、小豆と炊いたもの。
2種類の玄米おむすび。


空の中で、のんびりしすぎたため、
朝ごはんは立ったままぱくぱく、、、でした。

行ってきます。
by raisinsand | 2008-02-21 07:57 | Comments(2)

二月二十日(旧 一月十四日かのえとら)

お早うございます。

晴れがこんなにも続くと、空の透明感がうすらいで、ぼんやりと靄がかかってきます。
日が昇るころ、モネの世界。

昨日は雨水でした。
雨水にお雛様を飾るということを、初めて知りました。
今の暮らしに、雛人形はないけれど、それらしいものを飾りたくなってきます。

それと、十三夜でしたね。
帰り道、東の空を昇りゆく月は、橙がかって大きく見えます。
池間島で、よしこさんとみた特大の月のことを憶い出しました。
ほんとうに大きかったですよねえ・・・。

そうそう、朝はこんな光景を見て、結構驚いたりしました。
家を出て駅へと向かう途中、
ヒヨドリがものすごい勢いで、音を立ててフェンスにぶつかりました。
落ちたのかと思ったら、すぐそばに舞い降りて、静かにとまっていました。
呆然とした様子で。

小鳥も、春の到来にうかれているのかな。

c0038561_7225643.jpg

甘夏をむいていても、春を感じます。

玄米ご飯、王隠堂農園さんの梅干し、ばっけ味噌。
しいたけとお豆腐揚げの煮物。人参胡麻和え、ブロッコリーの蒸したもの。
by raisinsand | 2008-02-20 07:28 | Comments(2)