<   2007年 04月 ( 8 )   > この月の画像一覧

四月三十日

初夏がやって来たみたいです。
タンクトップでパソコンに向かいながら、薄雲がかかり始めた夕暮れ時の空に浮かぶ、白くてまあるい月を時折眺めています。

さて、ここ数日の出来事としては、、、

c0038561_1894091.jpg

おととい、駆け足で実家に帰り、クッキーを焼きました。
IIDのかわしまよう子さんの雑草教室でお茶と一緒に出すために考えたもの。

この時期実家では、蕗やら芹が庭で元気に育つのです。
実家の庭、じつはちょっと前までは好きではありませんでした。
おおよそ庭らしくない庭だと思っていたのです。


母は、ひろくもない庭で限りなく自然な状態で草花を生やしているのが好きなようで、
ちょっと前の私には、その庭がごちゃごちゃとしているようにしか見えませんでした。
この時期だと蕗や芹のほかにもアシタバやらイタリアンパセリやらが、エビネその他の草花と一緒にランダムに点在しています。
もうちょっとするとラズベリーが赤い実をつけて、それと同時にミョウガがぐんぐんはびこってきます。

今は、ちいさな庭がもたらしてくれる恵みにひたすら感謝です(笑)。

c0038561_1822954.jpg

クッキーは3種類です。

せり+胡麻、ふきの茎+お味噌、そしてふきの葉っぱ+お味噌。
それぞれの組み合わせは、お惣菜として好きな食材の組み合わせです。
おかずとして美味しいなら、お菓子にしてもおいしいだろうな、、、と思って。

こういう考え方でお菓子を作るのが、私にはとても新鮮。楽しかったです。



昨日は雑草教室のワークショップのお手伝いで、夜まで池尻のものづくり学校にいました。昨日のものづくり学校は、体育館でフリマが開かれていたり、学校に入っているオフィスもそれぞれオープンしていて、それを見に来る人たちでとても賑わっていて、学園祭さながらでした。
それにしても、よう子さんて、なんて強運なのでしょう!
前日は雷鳴が轟く嵐の日だったのに、当日はすっかり洗い流された青空がひろがる夏のような日。
前に招待してもらった日も、はっきりしない天気が続く中での晴れ日でした。
これはまったく、よう子さんのもつ力なんだろうな。

教室が終わり、ある程度片付いたところで私は先に帰らせてもらって向かったのは、、、新丸子の野中邸でした。
ものづくり学校まで来る時は池尻大橋から歩いて来たけれど、帰りは携帯電話経由のゆかりさんのガイドに従って祐天寺まで歩きました。
野中邸に着いたのは、8時近く。
あんまりお腹がすいたという感覚がそれまでなかったのに、野中さんの家に到着して、夫妻やヨシコさんの顔を見たらほっとしたのかな、、、きゅうに空腹感が襲って来て、次から次へと出してくれるお料理をスゴイ勢いで食べてしまった!
メインの卓上餃子、新タマネギサラダ、お豆腐と水菜のサラダ、ワカモレディップにスティック野菜、山芋とオクラ、カマンベールチーズとトマト。すごい種類。
おまけに餃子、わたしのことも考えてくれて(ですよね?)エビと野菜の具の餃子をつくってくれていました。ありがとうございます。

宮古島、厳密にいうと池間島がとりもつ縁。この仲間(というと、ちょっと私が生意気になってしまいそう、、、)と一緒に過ごす時間はほんとうに心地よいです。
そういえば、かわしまよう子さんと初めて出会ったのは小笠原の母島。
島、島、島、、、。

今日は七里ケ浜のウクレレの初日でした。
グループレッスンに入る前の、一回きりの個人レッスン。
ほんとうにしばらくウクレレから遠ざかっていたこともあって、最初はとても緊張してしまいました。その緊張感が、先生とウクレレを弾いているうちにすこしずつ解けてくれて、その解けていく感覚が全身を巡って、レッスンが終わる頃は気持ちよさに変わりました。
やっぱり教えてもらうと全然違いそうです。

それにしても、今日の江の電は混んでいました。

中断しながらこの文章を書いているうちに、いつの間にかすっかり日が暮れてしまいました。
月明かりとキャンドルの夜としましょう。
by raisinsand | 2007-04-30 19:25 | Comments(0)

四月二十七日

今夜の月も、薄紙を通してみるようにぼんやりとしています。
そんな月でも、明るさをひしひしと増しているのを感じます。

今夜は、IIDのオープニングレセプションに出かけてきました。
かわしまよう子さんの教室をちょこっと手伝わせてもらうだけでいいのかなぁと思いつつ。
駅でよう子さんと待ち合わせて、そしてレセプション会場に着いて、お花を生け始めたよう子さんの背中はかっこよい、、、などと思いつつ、会場にやってきた榊原さんと、写真の話、小笠原の話、はたまた佐治先生(物理学者!)の話、、、そしてここ最近見た月の話で盛り上がりました。折れてしまいそうなくらいほっそりとした月の傍に、金星が輝いていた日、それに見とれていたのは自分だけじゃなくって、目の前でお話ししている人もその月と星に見とれていたということが判明して、それでとっても盛り上がってしまいました。
いい時間が過ごせました。

c0038561_22445251.jpg
今日は仕事も忙しくなってしまって、お昼ごはんもとる時間は期待できなかったので、
昨日さちこさんからいただいた、RosemarinusクッキーとYOGIティーセットを
もって行きました。パプリカ入りのほうは、ざっくり感が良く、胡麻入りのほうは、
ほろりと解けて行く感じが良く、どっちもおいしかった。。。お茶も。

でも、やっぱりこういうのは、家のようなゆるりとした場所で味わいたいものです。
かなしいことに、こんなに美味しいものは、今の職場が似合わない。


いえいえ、悲しみに暮れず、こんな美味しいものを作り、わざわざもってきてくれたさちこさんに感謝です!
by raisinsand | 2007-04-27 22:51 | Comments(0)

四月二十五日

News from Paradise。
友達に貸していたということすら忘れていた本。
よしもとばななさんとパトリス・ジュリアンさんの往復書簡といえばよいのかな。
ひさしぶりにページをめくると、私が必要としていたヒントがたくさん散りばめられていて、
そのことを自分の中で処理することにとても忙しい数日間を送ることになりました。
ようやく、その一連のJobが収束してきたのを感じています。

表紙に銀色のシールが貼られていて、そこにはこう書かれています。
「愛をもって闘おう ― 自分のパラダイスを守るために」

以前読んだ時は、その言葉の重みを受け止められるだけの準備ができていなかった。
そして、この本と私が再び出会った今、その準備ができるようになったのだということを感じています。
たった1冊の本と共に過ごしたこの数日間を経て、今、自分は遠い旅をして帰って来たような心持ちでいます。

絶妙なタイミングでこの本を返してくれた友達の意味、仕事や生き方についての悩み、、、日々の生活で繰り広げられるカオス的なことが、一瞬、ほんの一瞬だけ、「何か」に集約されて、そして再びほどけていく。そんな感じです。
抽象的で、私の中だけで完結している物言いで、こんなところで書いても、これを読む人には何のことだかわからないことかもしれない。
でも、最近起こったことでもっとも重要な事件なので、ここに書いてみました。

c0038561_22141446.jpg
そう言えば、おいしい発見も。

ひさびさのcoyaさんに置いてあった、うづらやのクッキー。
これが、とぉーってもおいしかったのです。

朝食代わりに、三年番茶といただくシアワセよ、、、。
by raisinsand | 2007-04-25 22:18 | Comments(0)

四月十五日

この週末の二日間は、とても長く感じました。こころに決めて(?)、あちこちに出かけたせいでしょうか。

c0038561_19182455.jpg
昨日は、先日とうとう買ってしまったアンティークのキャビネットが昼過ぎに届くというので、
それまでお裁縫タイムでした。
ずっとやらなきゃと思っていた、シルクリネンのパンツの裾丈上げです。
ふだん針仕事はあんまりしない上、裾がかなり(ほんとにかなりです)ワイドな
デザインのものだったので、思いのほか時間がかかりました。
それでも、自分でお直しが出来たのはとてもうれしいことです。
昨日は、さっそくそのパンツをはいて出かけました。

そうそう、お直しの最中、待ちわびたキャビネットが届きました。
好きなものを入れて飾るようの棚です。
アジアのどっかの国から来たらしいのですが、どこからなのやら。
とにかく、家がまた一歩、家らしくなったような気がしてます。

お昼過ぎ、目指したのは鎌倉、、、その先の七里ケ浜です。
ウクレレスクールが七里ケ浜にあってよいらしいということを、今月初めJUN Koboさんに行ったときにサトウさんから聞いたことが、ずっと頭から離れないでいました。
七里ケ浜です。
ちょっと家から遠いけど、行けなくはないところ。
毎週末ちいさな旅が出来ると思えば、、、と思いながら、アポイントもなしにスクールを訪ねました。
ちょうどレッスンとレッスンの合間で、先生からおはなしを伺うことが出来ました。教室自体、海が眺められる高台にあり、とても気持ちよく感じられました。すっかり気に入ってしまいました。
今月末、一度個人レッスンを受けて、来月からクラスのメンバーに入れてもらうことになりました。

c0038561_1930696.jpg
せっかくここまで来たし、ということで、coyaさんのokuがどんな感じか見てみたくて逗子にも足をのばしました。okuにあるものをぐるり一周みてから、coyaでお茶をしていくことに。ソイチャイをいただきながら、傍にあった棚に目をやると、長倉洋海さんの本と目が合いました。マスードのことを綴った本でした。私はマスードのことをほとんど知りませんでした。でも、長倉さんの視点からの文章・写真に、自分がとても惹き付けられることは知っていたので、その本を早速読み始めると、、、やっぱりその中に吸い込まれました。チャイを早々に飲み干して、夢中になって、少し斜め読みをしながら、一冊の文庫本の最後のページまでざっと目を通しました。そして、マスードのことをもっとしりたいとも思うようになりました。


coyaを後にして、よくばりな私はもう一度鎌倉で下車をしました。なると屋さんのごはんを食べたいなぁと思って。
なると屋さんに入る前に、ぶらぶらと鎌倉の裏道を散歩しました。夕暮れ時の道ばたや人家の庭に咲く花の色は、朝よりも落ち着いて見えるような気がしました。
なると屋さんのごはんは、タケノコ、ふき、ウド、たらの芽、山椒と春の香りいっぱいでした。


昨日一日だけでも、行きたいところには行き尽くした感がありましたが、今日も負けずにあちこちと。
もうひとつ始めようと思っている習い事のために目指したのは三鷹です。
Manipuri Dance。インドのマニプール州の踊りを教えてくれるサワコさんとは、竹林の店で出会いました。
見たことも聞いたこともなかったマニプリダンス。今日、スタジオでカンタンな振り付けを教わったり、サワコさんの踊りを見て、これも決まりです。
レッスンのあと、さわこさんにお茶をごちそうになりました。
マニプリのこと、インドのこと、だんぜん興味がわいています。

その後、サワコさんと三鷹駅で別れてからも、今日は吉祥寺は通り過ぎて渋谷経由で二子玉川へ、そして自由が丘に寄って帰りました。ざるを買い足したり、野田琺瑯のパン皿を買ったりしました。最近朝ご飯にパンを食べることが多いので、気分によってざるをお皿がわりにしたり、琺瑯の真っ白なお皿に乗っけるのもよいだろうというところです。
ああだこうだ、書いているうちに疲れて来てしまいました(苦笑)。いろいろ書き過ぎ。
ということで、今日はここまでです。
by raisinsand | 2007-04-15 20:09 | Comments(0)

四月十二日

c0038561_2142691.jpg
今日までの3日間、外部のセミナーに参加していましたが、その会場はLoop-X。
レインボーブリッジが目の前のビルでした。
窓越しの景色が気持ちよく、休憩時間に気分転換がしやすい所でした。

お昼休みは、家から持って来たお茶とパンをささっと食べて、外を歩きました。
レインボーブリッジを支える大きな柱の周りを歩いて、
大きな建造物を見上げたり、人口の島や、その向こうで離発着している飛行機を眺めたりしました。
あの辺りはとても人工的な所だけれど、
海で繋がっているというのは、どこか気持ちのよいところがあるようです。

今日から少しだけ過去にさかのぼっていくと、、、
昨夜は太田さんとひさしぶりに会いました。
松濤のマヌエル・コジーニャ・ポルトゲーザを予約してくれていて、そのお店がとてもアットホームな感じで、ワインもお料理もまず香りが繊細で複雑で、そしてとてもおいしかったです。
太田さんは、いつも私が興味を抱いていることを、絶妙なタイミングで一歩(もっとかな?)進んでいる方です。昨夜の会話の中で、私が最近なんとなく心に秘めていること全て、後押しされたような思いです。

c0038561_21221254.jpg
おとといだかもっと前の朝なのか、はっきり思い出せないけれど
Rosmarinusさん謹製の和三盆のクッキーをかじって家を出たのも、
今週の幸せな記憶の一つです。

うさぎの形をしたクッキーは、口に運ぶのがためらわれて、
(私が兎年だから、とか、そう言うこと以前に、見ての通りのうつくしさに、です)
朝のひと時を逡巡してしまいましたっけ。
by raisinsand | 2007-04-12 21:27 | Comments(0)

四月九日

今夜の帰り道はひんやり冷たい雨降りに見舞われました。
静かな夜、昨日うちに寄ってくれたサチコさんがくれたCD、CAETANO SINGSを音量を上げ気味にして聞いています。

昨日のこと。

c0038561_2050402.jpg
はるばるやって来たサチコさんは、うちでごはんを食べていきました。
三吉野のかんぴょう巻きがメインなのだけど、ほかにお稲荷さんと、お赤飯も。
それに、チンゲンサイと蕪とホタテのスープとブロッコリのサラダを用意しました。

サチコさんは朝早く出て来たし、私も朝はヨガをしていたので二人とも朝ご飯は抜き。
だから(?)、この後しっかり同じく三吉野の京味噌の柏餅もいただきました。

昨日はもりだくさんの一日でした。
お昼ごはんを食べてから、サチコさんと一緒に東横線に乗り込み、私は多摩川で下車。彼女は中目黒へ。
午後は、かわしまよう子さんの雑草教室でした。
教室は田園調布・富士見会館で。富士見会館は久が原に住んでいた頃から知っている所。何の建物なのだろうといつも思っていたけれど、まさかその富士見会館でよう子さんの教室に参加できるとは、、、。なんとなく不思議なご縁です。

教室では、途中外に出て、多摩川沿いの広々とした公園や川原を歩きながらたくさんの草花に出会いました。公園の階段を降りたり上ったり、草花が敷き詰められているかのように地面に根付いている広場を歩いたり、自然に出来た溝をまたいだり、急な土手を下ったり登ったり。だんだん身体も、草花のような自然に馴染んでいって、とても気持ちがよくなっていきました。よう子さんは、たくさんの草花のことを教えてくれて、なつかしい感じの楽しさを憶えました。

c0038561_218791.jpg
きれいだったり、かわいかったりする草花を摘んで、
富士見会館のお座敷の部屋に戻って、参加者おのおの
持って来た器に生けました。


つまるところ、お金では得られないもの、、、なのだなぁ。


昨日はまだ終わっていません。
教室の後、急ぎ足で茅ヶ崎へ。
小笠原から来た人が開いているお店に、小笠原繋がりのひとたちが集まりました。私は素子さんが誘ってくれたおかげでその中へ。
キューバから帰って来たばかりと言うあやちゃんが、ピアニカでJazzyでCoolでおおらかで明るくって熱い演奏をしてくれました。ウクレレあり、歌あり、もちろんおいしいごはんありで、楽しいひとときでした。


今、私の部屋の一輪挿しのヒメオドリコソウは、たくさんの種を落としています。
by raisinsand | 2007-04-09 21:26 | Comments(2)

四月五日

ここ2、3日のこと、いろいろ。

c0038561_2045073.jpg
ツダさんのクッキー、益子でみつけた虹が描かれた大皿にのっけて、
食べるまでの間、眺めてはにんまりしていました。

ツダさんも、新しくなってるよ。
お菓子をいただいて、そう思いました。
ありがとう。



手帳の走り書きより
桜坂。

おとといは雨がしとしとと降りしきる。
雨水を含んだ桜の花びらがアスファルトの上一面に広がる。
その上を歩くと、それはまるで雪解けのぬかるんでいる道のような感じがした。

昨日の朝。
もう花の時期が過ぎ去ろうとしている桜の木々は、突然の寒さの中、
凛と立ち並んでいてそれもまたきれいだと思った。


もうひとつ、お菓子の話。
c0038561_205409.jpg
おとといはRosmarinusさんの、ローズマリーとごまのクッキーが朝ご飯だったこと。

今週はてづくりのものに恵まれていて、そして、てづくりのものをいただいて
じんと、心にしみてばかりです。
それらを受け取る自分の心が、このところ乾燥気味なのを感じます。
どうすればよいか、考えています。

最近読んでいる本に、こんなことが書かれていました。

ここから引用---
真暗な空間の中で眼を開けたままにしていると、われわれはある種の欠乏を感ずるようになる。視覚器官は自分だけにされてしまい、自分自身の中に後退してしまう。眼がそれによって外界と結ばれ全体となる、あの充足した刺激の接触が欠けているためである。
----------------
日中にあっても、人が沢山居る中にあっても、その中の自分自身が「眼」と重なるように感じてしまうのは、どうしたことでしょう、、、。
by raisinsand | 2007-04-05 21:16 | Comments(0)

四月二日

c0038561_22205273.jpg

週末、軽く野山をあるいてきました。
うぐいすの声に耳をすませながら
桜の咲き具合を確かめたり、
ヤマブドウ(?)なのか、何なのか、とにかく可憐な花を見つけたり。




今朝のこと。
この頃週末が終わると少しブルーになってしまう。
朝ご飯代わりに、JUN Koboさんのパウンドケーキをカフェオレとともにいただいて家を出る。
雨は止んだばかり、他に誰もいない桜坂は花吹雪。

夜、帰宅してからのこと。
ツダさんが緑茶とクルミのクッキーを焼いて送ってくれたのが届いていました。
クッキーも、ツダさんからのメッセージも、じーんと心にしみる。
by raisinsand | 2007-04-02 22:29 | Comments(1)