from the ocean breeze, to the forest wind 3/3

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**26. July, 2017 (wed.)**

3日目にしてようやく、雲間から青空を望むことができました。
前日よりゆっくりとした朝のスタート。
志摩市磯部町にある伊雑宮へは、鳥羽から近鉄の各駅電車で向かいました。
20分強で上之郷に到着。ここも静かな無人駅でした。

なぜ伊雑宮(いざわのみや)に行こうと思ったのか。
それは先月読んだ鶴田真由さん著の「神社めぐりをしていたら
エルサレムに立っていた」に感化されてのことでした笑。
鶴田真由さんが数人のお仲間さんたちと「古事記」を紐解きながら
旅をしていたというのは、以前から何かで知っていたのですが、
それがやがて、ユダヤへと通じる超古代の世界にまで遡る、
壮大な旅へと進展していたのですね。

その「神社めぐりをしていたら・・・」に伊雑宮が登場します。
なにかと曰く付きの神社で、古くから伊雑宮の神職が、
「伊雑宮が日神(太陽神)を祀る社であり、
内宮・外宮は星神・月神を祀るものである」と言われていたのだとか。
さらに色々な仮説もあるそうで、
伊雑宮(イザワの宮)は「イザヤの宮」ではないか。
その昔、イスラエル王国がシリアによって侵略されたとき、
遙々シルクロードを渡り、日本に辿り着いた人々がいたということを
意味しているのかもしれない、とも言われているそうなのです。

歴史についても土地についても、ほぼ何も知らないに等しい私ですが、
そんな超古代のルーツを、想像をふくらませながら遡り、
ワクワクせずにはいられなくなっていました。

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はたして、伊雑宮は上之郷駅からも徒歩ですぐの所にありました。
そして、伊雑宮の鳥居の向かいに対となって立っている石灯籠には、
それぞれ六芒星が彫られていました。
これですか!?と、背の高い石灯籠を拝見いたしました笑。

伊雑宮は"元伊勢"とよばれる特別な神社で、
今伊勢神宮にいる神様が伊勢に定住するまで、仮に住まわれていた場所です。
そして毎年6月、この伊雑宮の御神田では、
御田植式と呼ばれる古式ゆかしい御田植えの神事が執り行われているそうです。
この伊雑宮の森も田んぼも、格別の気持ちよさがありました。

後から友人にメールで教えられたのですが、
ちょうどここを訪れた日は、マヤの暦の元旦にあたる日でした。
マヤといえば確か、太陽神ではなかったでしょうか。
伊雑宮の日神にご挨拶できた日が、マヤの元旦だった。
そんなことを後から知り、さらに嬉しくなりました。
またこの前日は、つまりはマヤ暦の"時間をはずした日"。
その日に外宮内宮や月讀宮をお参りできたのも、
何かのご縁だったのかもしれません。

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伊雑宮をひと巡りして時計を見ると、まだ正午前。
ふと、帰る前にもう一度、外宮に寄ってみようという気になりました。

前日と変わらず、やはり外宮の参道から人出は少なめで、穏やかな雰囲気。
気持ち新たに御正宮へ。
ちょうどお昼の時間帯だったせいか、真っ白な絹の御幌の前に立ったのは、
私ひとりでした。
その御幌の向こうからさーっと風が立ち、
純白の美しい織物がひらひらと手前に舞い上がりました。
そのまま風は吹き止まず、御幌の扉の向こうがよく見え、
心もまた、その向こうに釘付けになりました。
爽やかさと共に胸が一杯になりながら、
改めましてのご挨拶をし、正宮を後にしたのでした。

この3日間、最後はふくらはぎに筋肉痛を覚えるほどよく歩き、
またよく汗もかいたなぁと思うのですが、
すっかりデトックスできたのか、気づけば身体の内からすっきり。
心も軽く、明るくなったような気がしました。

夏の伊勢、よかったです。好きになりました。
またいつか、どんな季節に参ることができるでしょう。

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by raisinsand | 2017-07-28 08:57 | Comments(0)
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