from the ocean breeze, to the forest wind 2/3

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**25. July, 2017 (tue.)**

前日の疲れは温泉でさっぱりと洗い流すことができたので、
気持ちよく朝を迎えました。
早々に宿で朝食を済ませ、まずは鳥羽から伊勢市に引き返し、
外宮参りからスタート。

相変わらず曇り空でも、紫外線の容赦のなさと言ったら。
帽子をかぶり、さらに日傘。
そして全方位から迫りくる蒸し暑さ。
ところが参道を突き当たり、火除橋を渡って鳥居まで来ると、
その先に続くは緑濃い聖域。
帽子も日傘も必要がなくなりました。

参拝者もさほど多くはなく、ゆったりと落ち着いた空気。
手水舎に立ち寄り、清々とした気持ちで御正宮へ向かいました。
ところが、いざ正宮の純白の絹の御幌を前に立ってみると、
戸惑いというのか、ぎこちなさというべきか。
恥ずかしくも、そのような参拝となりました。
その後、多賀宮への階段を上りながら、ようやく落ち着きを回復し、
さらに土宮、風宮と参りました。
そうやって巡りながら、
もう一度、豊受大御神さまにご挨拶"し直したい"気持ちが、
ふっと湧いてくるのを感じたのですが、
それもしつこいかもしれないと、
そのまま外宮を後にし、内宮へと向かうことにしました。

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それにしても、この緑濃い聖域内を歩けば歩くほど、
そして歩みをゆっくりにすればするほど、
汗のことも忘れ、気持ちよくなっていきました。
若い木も、年老いてどっしりとした樹も、
大地からすっくと立ち居並び、
それらがすべて、地球が立てた生命の柱のように思われてきました。
原生林なのですものね。
太古から受け継がれたエネルギーが巡り巡るこの地なればこそ、
それを頭の先からも感じたくて、
自然と帽子も日傘も、バッグに仕舞い込んでしまったのかもしれません。

そして日本人にとっての伊勢ということが、
少しだけ、分かってきたような気がしました。

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外宮を出たところで、ちょうどバス停に内宮行きのバスが見え、
飛び乗るような感じで乗車させてもらいました。
宇治橋を渡る前に、五十鈴川沿いのカフェで休憩。
真夏の平日にも関わらず、内宮への参拝者の数は、
外宮への参拝者を遙かに上回るようでした。
人々はぞろぞろと宇治橋を渡り、神苑を抜け、
手水舎や五十鈴川の御手洗場で清め、
揃って御正宮へ、という感じでした。
ところがなぜだか、内宮のお参りのことは、
後から思い出そうにも、
夢のおぼろげな記憶のように断片的で、
なんとも不思議です。
最後に参集殿でお茶をいただいて、
池の鯉を見て、
それから木華開耶姫命をおまつりしている神社と、
その隣にある、木華開耶姫命の父であり、
山の守護神という大山祇神をおまつりしている神社もお参りして、
参拝を終えたと言うことはできるのですが。

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by raisinsand | 2017-07-27 21:31 | Comments(0)
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